レジェンド葛西紀明さんはなぜ強い？！（プロフェッショナルを見て）

つい先日も、ジャンプのワールドカップに出場し、３位となり、自身が持つ最高齢記録を塗り替えた葛西さん、４３歳。
ふつうのジャンパーは１０代後半から２０代がピーク。
にも関わらず、葛西さんは今でもトップレベルを維持し続けている。
それを世間ではレジェンドと言う。

その秘密は？

それは、いくつもの要因があるが、

１　フォームの改良

２　亡くなった母や妹さんへの熱い思い

３　精神の鍛錬


その中でも、私が特に注目するが、３番目だ。

勝つためには、飛ぶ瞬間、いかに「無心」になれるかということらしい。
よけいなこと（こうしたらいいとかいう計算や雑念）を考えると、わずかだが、０．１秒程度踏切が遅れたりするらしい。

だから、いつも、飛ぶ前には体をほぐしてリラックス。

葛西さんはリレハンメルオリンピックで転倒して４９位という屈辱を味わったが、前回のソチオリンピックでは見事個人銀、団体銅というメダルを獲得した。

それからは、かなり表彰台に立っているが、一度つかんだ「無心」の境地がなかなか身にはつかないらしい。


さて、この「無心」の境地こそ、わたしのブログの般若心経のところで書いた何回も唱えることによる境地に通じるものがあるのでは？

そしてそれは、努力に努力を重ね、後は天に任せるという気持ちではないのか？

そこまで、すっきりすることの大切さを改めて学んだ気がした。