昨日が投開票だった衆議院議員選挙。
投票率は約57%と過去3番目に低い数字だったらしい。(大雨でなく、快晴でもなく選挙日和だったのに)これは、選挙の争点がなく、これまでの自民党政治への信任投票的な性格だったからだろう。
さて、結果であるが、大方の予想とは違って、自民党の減が少ない。そして、立憲民主党の減が大きい。
これらの減の受け皿が「維新の会」だったということ。(国民民主党や公明党も微増ではあるが)
これは、あらゆる政党がバラマキ的な政策を訴える中で、「維新の会」だけが、ばらまく前に議員定数の見直しなどの削減的なことを訴えた影響が大きいと思う。(吉村知事の影響も大きいと思うが)
なお、自民党の幹事長が小選挙区で敗れるという大波乱があった。国民の審判は厳しい。
これら、すべては、私には国民のすばらしいバランス感覚だとしかいいようがない。
そして、これから、いよいよ第二次岸田政権の始まりである。
コロナが収束しつつあるように見えるが、そこが一番の問題。
経済の立て直しは今までの企業経営だけでなく、世界で通用するものづくり・技術力に力を注いでほしいと思う。そうでないと、日本は生き残れない。