徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

映画『蜜蜂と遠雷』を観ました。「血のにじむような努力」の果てにある万雷の拍手!

2019-10-25 18:02:58 | 映画

映画『蜜蜂と遠雷』予告【10月4日(金)公開】

(youtubeでご覧ください)

本日、とある映画館でこの映画を観ました。

この映画はこの予告編にもあるように、恩田陸という方の著書が原作です。(直木賞と本屋大賞をダブル受賞したという素晴らしい作品ですが、上と下に分かれている大作で、私はまだ読んでいません)

話は、ある国際ピアノコンクールで1次予選、2時予選、本選を戦うピアニストの対決的な話ですが、主人公の亜夜(松岡茉優)の幼い頃からのエピソードを中心に、他のライバル明石(松坂桃李)、マサル(森崎ウィン)、塵(鈴鹿央士)たちの心の交流を通じてピアニストの世界を壮大に描いています。

余計な話は書きません。

とにかく、音楽、ピアノ、クラシックに関心のある方なら一度ご覧ください。

決して、損はしないと思います。(泣けるというタイプの映画ではありませんが)

 

原作のタイトルの「蜜蜂と遠雷」について

映画に「遠雷」は登場しますが、「蜜蜂」は登場しなかったように思いますが、私流に勝手に解釈させていただくと、

「蜜蜂」はその勤勉さで蜜を集めてくるのだと思いますので、いくら、親譲りの天才でも毎日、毎日本当に血のにじむような練習がなければ上達しませんということを表しているのだと思います。

そして、「遠雷」は遠くで鳴る雷ですが、そうした「蜜蜂」状態の練習の後に、遥か遠く(外国)にまでその人の努力が伝わって、万雷の拍手で称賛されるのだと思いました。

 

と書いた後に、ネットで見てみると、

「蜜蜂」は「世界を祝福する音符」を意味するような記述がありました。

映画にも出てきますが、雨の音、やかんの沸騰した音、などなど「世界は音楽で満ち溢れている」のです。

 

私たちは、そうした楽しい世界を日々生きている。

しかし、ピアニストになれる人は本当に少ない。非常に厳しい現実!

 

また、プロコフィエフという人の曲がたくさん登場しますが、新しいクラシックをもう一度創らなければいけないという作者の思いも感じました。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「縁もゆかりもない」の「ゆ... | トップ | SUPER JAZZ LIVE IGA(伊賀)... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画」カテゴリの最新記事