徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

「逃げ恥」と「生き恥」の2つのドラマが終わった!

2016-12-21 14:11:05 | 日記・エッセイ・コラム
昨晩、星野源と新垣結衣が主演する「逃げるは恥だが役に立つ」が終わった。
また、その2日前にNHK大河ドラマ「真田丸」も終わった。

私は真田丸はほぼ欠かさず真剣に見た。大河ドラマをそのような姿勢で見るのは久しぶりな気がする。
一方「逃げ恥」もほとんど見たが、あまり真剣には見ていなかった。
というのも、「逃げ恥」の設定が「契約結婚」ということで、なんとなく現実味がなく、面白いと思えなかったためである。

しかし、世間ではこの「逃げ恥」が星野源の歌とダンスと共に大ヒットし、「逃げ恥」ロスなる現象まで引き起こしているらしい。
「逃げ恥」に関して言えば、最近の若者の就職難と草食系が組み合わさり、どうしていいかわからない2人の人間模様を出している点では評価できると思う。ただ、さきほども言ったが、同じ家に暮らしながら、新垣結衣と冷静にいられる方がおかしいと思うし、せっかく「恋愛搾取」なるマルクスの資本論的な考察を加えながら、家事の労働対価を詰め切れなかった所が残念である。
まあ、新垣結衣のかわいさで許しましょう。

ところで、このドラマのタイトルがなんでこうなの?と思って、ウィキペディアを見たら、どうもハンガリーのことわざから来ているらしくて、
「逃げるような恥ずかしい生き方でも生きなさい」という教訓のようである。

一方、真田丸は最初から最後まで堺雅人演じる真田信繁(途中から幸村)の生き様に焦点を当てた大作で、見所だらけだった。
特に、あの時代の中で、真田が果たした役割は諸大名に優るとも劣らないものであることを改めて知ることができた。
しいていえば、最終回で本当に徳川家康はあんなにもろかったの?馬上筒を打つ瞬間に手を打たれるなんてあり得ないと思った次第である。
(まあ、これも三谷脚本のなせる技でしょう)
「逃げ恥」との関係で言えば、武士の生き方「生き恥をさらすくらいなら死んだ方がまし」をつい想起した。

真田幸村のような最初から最後まで筋を通して死んでいく人生はもうありえないだろう。
だから、今を生き抜くには、多少笑われて、筋が少々曲がっても仕方ない。

理屈ばかりで小賢しい生き方よりも、「ただ好きだ。抱きしめたい」という行動こそが次の幸せへのステップへ運ぶのだと思う
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