徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

ブラック企業と若者の自殺

2013-09-12 23:33:37 | 社会・経済

 今日、自殺の資料を見ていると、(記憶が定かでないが)、日本での自殺者は昨年度約2万8千人で15年ぶりに3万人を割ったそうである。

 この数字を多いと見るか少ないと見るかだが、明らかに多い。20分に1人が自殺でなくなっている計算になる。

 そして、特に20代~30代の死因の1位は自殺。10代後半と40代でも2位。10代前半と50代でも3位だったはず。

 そして、自殺の原因は、①健康②経済③家庭④忘れたがKで始まる言葉だった。しめて、「4K」が原因だ。

 普通なら、生きていたい。長生きしたいと思うのに両親や兄弟に「さようなら」のメッセージを残して亡くなる若者の多いこと。

 これで、日本はいいのだろうか?

 夜、NHKのEテレを見ていると、ブラック企業のことを取り上げていた。

 なんでも、「みなし労働」といって、営業マンのような人が自由に活動できるように設けた制度を悪用して、基本給に一定の超過勤務手当を上乗せしておき、何時間働いても同じ給料かそれが達成できなければ、減額することが法的に可能であるという現実。

 毎日、残業してもねぎらいの言葉もなく、して当たり前。そのことに苦情を言えば、辞めてもらってかまわないとおどされる。そうして、毎月100時間以上残業したあげくに自殺。

 親としてやりきれないこの現実。

 「東京オリンピック招致万歳!」と騒いでいる裏で、福島の過酷な現場、若者の過酷な労働実態。

 知ってもどうなるものでもないが、やるせない気持ちだけは持っておきたい。

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