昨日の朝のNHKの番組だったと思うが、この生物のことが取り上げられていた。
(ネットより)
名前は、モンカゲロウ。漢字で書くと紋蜉蝣。
幼虫の時はきれいな川の中で1年以上?藻を食べて暮らして、水面で羽化する。
その羽化するとき、魚に食べられる危険性が大きい。
その難を逃れて、空中へとふらふら舞い上がる。
オスはそれから空中を上下してメスにアピール。
アピールが成功してめでたくカップルになった2羽のモンカゲロウはさっそく交尾する。
そして、オスは短ければ数時間、長くても2日間くらいでなくなるのだとか。
メスがどうなるのかは教えてくれなかったが、たぶんどこかの葉に卵を産み付けてなくなるのだろう。
本当に儚い命だ。
そうしたことで延々とつないできた命。種の保存。
人類よりはるか昔から続いている。
モンカゲロウにとっては短い命だが、完全燃焼の一生なのだろう。
ここから、何を学ぶかは各人、それぞれだと思う。
この、モンカゲロウ。ネット記事によると近年の地球温暖化で幼虫の期間がかなり短縮しているらしい。
トンボやセミ類は本当に成虫でいる期間が短くてかわいそうだ。
さて、同じカゲロウという名前のウスバカゲロウという昆虫がいるが、あれは、
アリジゴクが成虫になったもので、もっとトンボに近く、陸で生活する肉食動物らしい。