【ストリートピアノ #6】F.ショパン / 英雄ポロネーズ Op.53【神戸駅地下街デュオこうべ】
(youtubeでご覧下さい。共有させてもらっています)
昨日、youtubeを見ていたら、偶然この動画にぶちあたった。
いててて!
なんという迫力!
ストリートピアノという音響の良くない場所でのこの雄大な音の広がり!
それは、この曲を作曲したショパンとこの曲を演奏されている難波大(なんばまさるさん)の素晴らしさだろう。
それにしても、繊細かつ豪快な指の動き。
前に、辻井伸行さんのこの曲の動画を見たことがあるが、それよりも迫力があると思う。
ああ、この7分ほどの曲の最初の2分だけでも弾けたらどんなに素敵だろう!
と思わずにいられない。
それと裏腹に、観客の少ないことよ。
なんで、立ち止まらずに行きすぎるのか?
そんなにも、忙しいのだろうか?
この曲は、どうもショパンの生まれ故郷であるポーランドを征服されても立ち上がってくる「英雄」と称えた曲のようだが、「英雄」という呼び方はショパンの弟子がつけたものだとか?
1810年~1849年という短い年月をピアノに捧げた生涯。
その魂は時代を超えて人々の心に響いている。
追申
さて、この曲前に聞いたことがあると思っていたら、思い出した。
実は、この曲は水谷豊さん主演の夜のドラマで主人公が弾くピアノ曲だったのである。
ドラマのタイトルは『赤い激流』
宇津井健さんがピアノの先生。
そのドラマに流れていた曲を今頃、また、聞くのも嬉しいものだ。
そして、ドラマではこの曲以外に、リストの「ラ・カンパネラ」とベートーベンの「テンペスト」も弾かれていたようである。
いずれも、名曲。
選んだ人は素晴らしい。