徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

リチウムイオン電池を開発した人が日本人(吉野彰氏)だったなんて!でも、そこには苦難の連続が(NHKクロ現+を見て)

2019-10-11 20:44:53 | ひと

昨日からこのニュースだらけである。

どこにでもいるようなおっちゃん風で、ニコニコ笑顔である。

奥さんは「サラリーマンと結婚したと思っていたからびっくり」なんて、言っている。

それにしても、ふだん毎日お世話になっているリチウムイオン電池。

その主たる開発者が日本人だったとはびっくり。

パソコン、カメラ、スマホその他少し大型の道具はほとんどがこの電池を使っている。

それも、全世界で。この電池がなかったら、Windowsも広まらなかったかも?

吉野さんはマイナス極を開発しプラス極はアメリカ人が開発したというが、

どうも吉野さんが電池のトータルコーディネートをされたみたいだ。

 

ラグビーといいこのニュースといい良いニュースが続いているのは嬉しい。

でも、台風19号が心配だ。

ところで、ノーベル文学賞は?

 

と書いた後でテレビを見るとクローズアップ現代+に吉野さんが生出演されていた。

番組では、リチウムイオン電池が開発され、現在のように広まるまでを詳しく伝えていた。

ブログ作者のうろ覚えで書かせていただくと、

1 京大の大学院を出て旭化成に入社してから基礎研究をしたが、3つのテーマで失敗。

  「リチウムイオン電池の開発」というテーマにたどり着くまでが「悪魔の川」と呼んでいた

2 リチウムイオン電池の試作品を作ったものの、発火などのリスクを除去するのが2番目の苦労「〇〇の山」と呼んでいた

3 試作品を完成させても、なかなか使ってくれる会社が出てこない。そこへ1995年にWindows95が出てきて売れるようになったようだが、売れるようになるまでがまた苦労「△△の海」と呼んでいた

とにかく、基礎研究は1人か2人で行う孤独な仕事。それが会社に認めてもらって研究を続けるだけでもかなりの苦労。

世界で初めての物を作るというのは並大抵のことではないことがよくわかった。

吉野さんが別の機会に言っていたが、「ひらめき」ができる柔軟な頭と「継続」できる精神力・体力の両方が必要ということらしい。

また、小さいころに『ローソクの科学』という本を読んで感動したことが一つのきっかけになったようである。

 

なお、村上春樹氏はまたしても受賞できなかったようである。世界の壁は厚いなあ。

台風19号接近で水や食料品や乾電池が店頭からなくなりつつあるらしい。

 

 


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