徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

奈良県立美術館の「奈良礼賛」展を見て

2015-05-14 11:09:25 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、時間があったので、友人に勧められていた標記展示を見た。
もらったリーフレットから引用すると、
正倉院宝物や仏像彫刻など、今日では文化財の宝庫として知られる奈良県ですが、このようなイメージが形づくられたのは明治時代のことでした。
 廃仏毀釈の風潮や欧化政策の影響により、寺社などの伝世品が相次いで流出した明治初頭、窮状を危惧した政府はこれら宝物類の調査に乗り出しまし た。
 中でも、奈良を訪れたアーネスト・フェノロサと岡倉天心は、飛鳥・天平仏に深い感動を覚え、この邂逅を「一生の最快事なり」と語ったように、奈良での美の発見は、近代日本美術の牽引役を務めた二人の原動力ともなったのでした。
本展では、こうした奈良での文化財の再発見を起点に、狩野芳崖や横山大観らによる奈良の歴史や文化財に着想を得た日本画、彫刻、美術工芸品をご鑑賞いただきます。天心やフェノロサらによって見出され、近代美術の原点ともなった「奈良の美」の魅力を、改めて感じて頂ける機会となれば幸いです。」

 とのことで、かなりの美術品が展示されていたが、
やはり、すごいと思ったのは、模造品とはいえ、広目天等の彫刻の数々と横山大観や菱田春草ら当時の最先端の画家たちのハイレベルの絵画である。

 5月24日(日)まで展示されているので、時間があれば、是非見に行ってほしい。

www.pref.nara.jp/11842.htm
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