連日、新型コロナの感染状況のニュースばかりだ。
そこへ、時々、地震や突風や悪いニュースが増えることがある。
旅行も食事会もカラオケもできなくて、家族で会うことさえできない状況である。
さて、タイトルのことは少し前から浮かんでいたのだが、今日書いてみることにした。
どういうことかというと、
ふだん我々は神社仏閣でこの写真のようにお祈りをするが、
今までは、受験祈願とか良縁祈願とかプラスになることをお願いすることが多かったと思うが、
ここ1年以上は「コロナに感染しませんように」というような、マイナスにならないようにの祈願が増えていると思う。
つまり、幸福はプラスになることばかりが幸福じゃなくて、今と同じ状態でいられることが幸福だと気付き始めたのではないかということだ。
確かに宝くじで億万長者になることは夢だが、命を失くしてしまえば、健康でなくなれば、お金がたくさんあってもどうしようもない。
だからどうだというわけでないが、昔から言われている「厄除け」というのは本当は意味があったということだ。
前に、奈良県の桜井市にある安倍文珠院(ここの快慶作の文殊菩薩は本当にビューティフル!)へ行ったときに、「〇〇しませんように」とお願いして浮御堂の周りを回ったことがあるが、病気やケガというマイナスから身を守ることは何よりも優先だ。
そのためには、生活を規則正しく、健康に留意し、安全に心がけるしかない。
そのうえでのプラス思考は持ち続けたい。