若者の半数が恋愛は面倒。独身女性の7割が彼氏いなく、3割が3年以上いないらしいが、先週末のNHK教育のクエスタで「恋愛とは何か」というテーマで興味深い内容を考えていたので、その要点(あくまでも自分の印象でのまとめ)のみ書いておくことにする。
対談は、光浦靖子氏(女優)と泉谷閑示氏(精神科医)。
1 恋愛は、必ずすべきというものではないが、自分の打算とは別に落ちるもの。人間の経験として、最も深い部分での心の通い合いであり、できるだけする方が望ましい。
2 自分を好きになれない人は、人に好きになってもらってもその気持ちを受け入れることができない。
3 自分を好きになれない理由は、親や好きな人の言葉による自信喪失が大きい。自分と他人を比較してハードルを自分に設けてしまい、そのハードルを超えられない自分が好きになれないケースが多い。無条件で自分を好きになることが必要。そうこうしているうちに、だんだん臆病になり、そうした状況で満足するようになる。
4 自分とは何かを考える中で、自分の心を満たしてくれる人を見つけることができやすくなる。
5 恋愛は自分をさらけだし、相手を受け入れることにより、自分の恥ずかしい面も出さなければいけないリスクを伴うが、それゆえに、他では得られない貴重な体験を得られる。失恋することも大きな経験。