井頭山人のgooブログ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

風姿花伝ー世阿弥元清

2025年01月12日 06時48分50秒 | 日本文明と文化

 能演目は随分前か関心があったが、実際に演舞を見たことは無い、近くに能楽堂が無かったこともある。それで生の舞いを見たかったが果たせなかかった。ただ元清が著した演目と奥義を書いた書がこの風姿花伝である。時は室町時代、観阿弥・世阿弥の親子がどんな理由で猿楽や能楽を始めたのか、もちろん世阿弥以前にも白拍子など、この手の演目があった。ただ、風姿花伝の様に、猿楽・能楽を一つの芸の基本哲学として世阿弥以前には書かれた本は無かった。この薄い本を読んでみると、世阿弥元清は一種の霊媒の資質を備えていた様に思えてならない。実際、能楽のそこに出て来るのは普通の人間もあるが、大抵は幽霊か生霊と称する物だ。幽霊という物が何なのかをよく知らないが、肉体を持たない精神と言ってよいのだろうか、

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 光とはなにか。 | トップ | 大自然学ー2025・1・11 »

コメントを投稿

日本文明と文化」カテゴリの最新記事