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神道とはなんだろうね。

2021年12月27日 15時52分13秒 | 日本文化の多様性

今年も押し詰まりました。あと数日で令和4年を迎えます。そろそろ年末の掃除をして、新しい年を迎える準備をします。今年は飼い猫のトラが破いた障子を張り替えようと思います。庭の北の隅には我が家の氏神の祠があり、そこは朝一番に朝日の射す、暖かい日当たりの好い所です。用事が無い限り私は朝起きて、60メートルほど離れたところに在る氏神にご挨拶をします。大谷石の参道を歩き二礼二拍手一拝をしますが、トラは必ず付いて来て祠に飛び乗り中の幣束をのぞき込み下手をすると手を入れて、神様の印である幣束を倒してしまいます。今年の秋には自分の尻尾を祠に入れて幣束を揺らしていました。駄目よ、と注意しますが平気です。神様も猫がやることですから許して下さるでしょう。

さて、我が家の氏神も神道の神でもあります。そこで神道の神に付いて少し思いを書いてみたい。神道の起源はたしかに古く、それはこの日本列島に人間が住むように成って以来の事蹟でしょう。ですから10万年以上は経つと思われる。ただ神道という名称で描かれるのはたぶん縄文時代からでしょう。神道の起源は「太陽崇拝」と「自然崇拝」と「祖先崇拝」であろうかと思います。人々は生きて行く為には物を食わねば成りません。植物であれ動物であれ殺めて食って居る訳です。植物はお日様の光で実り、動物は森林の恵みで生きています。このような世界の生きている事は大自然への感謝の気持ちが自然に起こります。自然の動物である、熊や猪、鹿などを捕って暮らしを立て居たわけです。また植物では木の実の、クリ、クルミ、ドングリ、穀物では、ひえ、あわ、そば、など、根菜類では、タロ芋、長芋、葛、など、果実では、柿、桃、柑子、梨?、林檎?、アケビ、などがあったろう。川や海辺では魚が取れました。縄文の遺跡には鯛の骨などが出るそうです。

日本の気候はここ数万年で変化は有りましたが、極寒のツンドラでもなく、熱帯でもないので、春夏秋冬の四季が明確で変化の多い国です。その四季の変化は日本人の美的感受性(二十四節気)を生んだ。その為に日本人は季節の変化に敏感なのです。神道は、そんな中から生まれてきたものです。自然を司るお天道様に感謝し、大自然の恵みに感謝し、自分を生んだ祖先の魂に感謝する、それが神道の枠組みです。

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2 コメント

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Unknown (take)
2021-12-31 14:58:37
井頭山人さん、穏やかな年末を迎えられたようですね。今年も一年、ブログを通じて交流いただきありがとうございました。それでは良い年をお迎えください。
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Unknown (井頭山人(魯鈍斎))
2022-01-01 00:08:56
takeさま
コメントありがとうございます。
この一年大変な期間でした。
来年こそはいい年で有りますように
祈ります。
また、山行のお写真を楽しみにして居ります。
どうぞ安全にご活躍ください。
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