Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

秋の休暇@ エルツ地方2017 ~ 途中寄り道をしてJenaへ ~

2017-10-22 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~


6日間の秋休暇は、1年半ぶりのエルツ地方へ。
途中に大学時代の知り合いの住むJenaに寄りました。

彼女とは、学生時代友人を通して知り合ったのですが、
お互い会ったのは友だちに紹介をされた一度だけ。
それもずいぶん昔のことなので、何処であったのかもお互い記憶があいまいだし(笑)

ただ、当時、彼女が日本へ旅行へ行きたいのだけれど、
知り合いが少ないので日本人の知り合いを探しているっていうのは最近思い出した私。
そして、私の実家の連絡先を教えたのが縁で、両親とは何度か会っている彼女。
2年前には彼女は家族で日本旅行をして、京都にも来ているんです。(笑)

当時は、知り合いの友人などが京都に来るという事があれば
連絡先をよく教えていたんだよね~
(若かったな~今はそんなことは怖くてしませんが。)

父親がこっちに来ているので、ぜひJenaに来てほしいという事で
ザイフェンへ行く途中でもあるので、少し立ち寄ることにしたというわけです。

彼女の家族と一緒においしいレストランへ行って、
街中を案内してもらって・・・あっという間の2時間半でした。

Jenaは、19年前に一度行ったきりの街で当時と随分印象が違います。
可愛いお店が沢山あるし~むしろ今住んでいる町より素敵なところあるわ~。

とっても素敵な家族だったので、初めて会ったのにいろいろな話ができた相方君はとっても楽しくて、
また来たいね~と言っています。(笑)


その後、ナビを使ってザイフェンへ。
いつもと違う村を通りながら進みます。

  

明日からお天気があまり良くないので、ハイキングとかは出来そうにないけれど
ゆっくり近郊の町(村)を探索したり、お買い物をして楽しむ予定です。


春の旅行@エルツ地方2016 ~ Olbernhau ~

2016-05-06 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~
ザイフェンから車で10分の町Olbernhauへ午後から行ってきました。
ドレスデンから、ザイフェンへ行く電車の最終駅でもある町です。


電車の駅のすぐ近くにある、Saigerhütte(ザイガーヒェッテ)が今回の目的地。

外の駐車場に車を停めて門を入ると建物が幾つもあって、
中世の映画のセット、テーマパークみたいな感じです。




その建物は今は博物館だったりホテル、レストランとして使われています。



ここグリューンタル・ザイガー製錬所跡はドイツで唯一現存するものだです。
この町は、銅の産地でありその加工技術で栄え、
1537年には銅の精錬所が建設されたという記録があります。


エルツ山地地方で産出する銅鉱から銅と銀を精錬する作業場跡。 



グリューンタル・ザイガー製錬所という名前は。
銀を含有する銅鉱石からの銀採取方法であるザイガー(採鉱冶金?)という名称が由来です。

ここは、独自の司法権を保持した自立共同体だったので、(城壁に囲まれて作り方が盗まれないようにもされていました。)
生産工場と事務棟ばかりでなく、住宅、機械管理棟、職人養育のための学校も建設されていました。



鍛冶屋小屋で説明付き案内の参加者も私たち3名(笑)







ここで作られた銅板はドレスデンの聖母教会、
ハンブルクの聖ミヒャエル教会をはじめとした有名な建物の屋根葺きに使われたそうです。

春の旅行@エルツ地方2016 ~野外博物館~

2016-05-06 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~

いい天気に恵まれた休暇4日目です。

昨日が祝日という事で、ホテルも満室なので朝食の時間も早めにして
朝食後、去年の夏に行ったホテルの反対側の山にハイキングへ行きました。

 
昨日のような急な坂がない分歩いてもそんなに疲れない。


マスの養殖場で休憩をして戻ってくるという前回と同じコース。

2時間半くらいでしたが、心地よく疲れるという感じです。


Kayaももちろん一緒です。
とっても長い距離にもかかわらず、元気に歩いていました。

散歩の後、Kayaはホテルで休憩。(笑)




私たちはホテルの前の野外博物館へ行ってきました。
去年の記事はこちら☆





もちろんすべて木で作ってあります。

今週末は半年に一度行われる、職人さんが博物館の建物の中で実演してくれる日でした。




今日は、人もたくさんです!!!



どれも、エルツ地方の伝統工芸です。

 
丁寧に説明もしてくださるので、みているだけでも楽しい。


おなじみの木のおもちゃ



 
ボビンレース


毛糸を紡いだり


飾りバターを作る木の型。立体的な模様ができます。

 
籠を編んだり


 



ザイフェンといえば、これライフェンドレーンです!!(笑)


 

ライフェンドレーンというのは、
鉱石を砕くのに使っていた水車を利用して「ろくろ」を動かして、
木を削り出す製法です。

 

そして、偶然今回ホテルの近所にあるオーナメントを作っておられる方にも会う事ができました。
1年半前から気になりながら、行けずにいたところだったのです。
今日、行ってみようと思っていたので本当に偶然です。


ザイフェンのお店では見かけたことがないオーナメント。


おばさんに聞くと、全て手仕事でやっているので
工業的に作られたものと一緒に並べておきたくないとのこと。
お仕事をしながら、副業的にやっているそうです。
今回、名刺をもらったので今度来るときには連絡したら、作品を買う事ができるようになりました。
こうやって、作っている人と話しながら・・・っていうのがここに来る楽しみの一つです。


彼女の作るオーナメントは、母親から貰った古いクリスマスのオーナメントと同じ構造。

組み合わせ次第でいろいろなモチーフができるというもの。
今回は、自分で作るセットを購入したので、
旅行から戻ったら、父親と一緒につくる予定です(作ってもらうと言った方が正しいかも??笑)







春の旅行@エルツ地方2016 ~Seiffen近郊の軽いハイキング~

2016-05-05 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~
午前中の博物館めぐりは僕ちゃんは、ホテルでお留守番。
お昼からは、Kayaを連れて山へ散歩にいきました。




 

ここ数日歩きまくって、私はかなり疲れております。。。


Hotelから見える山の上の方まで登ってみました。
結構急な斜面ですが、やっぱり見晴らしは最高です。

 

Kayaは嬉しいのか山の上ではゴロゴロしたり。


ホテルの前の芝生を思いっきり走り回ったり~。
休暇を満喫しているKayaです。


夕食は、お米が食べたくなった私が無理を言って、車で3-4分のチェコのベトナム人経営のレストランへ。

アジア料理が食べたかったのですが、メニューはほとんどヨーロッパ系(笑)
そんな中、焼き飯を頼んだ私。

運ばれてきたのは3人前ですか??っていうくらいの量!
半分以上はお持ち帰りにしてもらいました。でも、お値段は3人で18ユーロと格安です。
タバコ、ガソリンだけでなく、お米が恋しくなったらチェコへ行けばいいんだ~(笑)


明日は、野外博物館で特別な催しがあるようなので行く予定です。
また明日も早起きだな~(笑)


今日はとっても綺麗な夕焼けがみられました。


おまけ


実は僕ちゃんたれ目だったんだ!!!(笑)

春の旅行@エルツ地方2016 ~Neuhausenとその近郊~

2016-05-05 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~

昨日までのお天気が嘘のようにいい天気になった休暇3日目。

朝目が早く覚めたので、6時にKayaと一緒に森へ散歩に行きました。
霧の残っている朝の森の中は、鳥のさえずりしか聞こえません。

ゆっくり美味しい朝ごはんを食べた後、隣り村のNeuhausenへ行ってきました。

16,7年くらい前に来た時には、確か電車に乗って終点の駅のNeuhausenのくるみ割り人形博物館へ
行った写真は残っているのですが、さっぱり記憶が残っていない私。


街の小高い丘に建っているSchloss Purschensteinも修復されて今は4☆ホテルになっています。
前に来た時は、廃墟でもったいないね~ホテルとかにすればいいのにと友だちと話していたんです。

今回はErzgebirgeカードもあるので、使わないに越したことはないという事で行ってきました。(笑)

博物館お前には、世界一大きなくるみ割り人形が。


 
博物館に中には、世界中から集められた4000体以上のくるみ割り人形があります。


多すぎて逆にゆっくり見られない・・・(笑)


今日は祝日という事で、特別にSchnitzerさん(動物を削る職人さん)が実演販売をされていました。


とっても小さなクルミ割り人形は、さくらんぼの種で作られています。



隣りの工房では、クリスマスツリーを削っていく工程を観る事ができました。

 

 

 

 

 

こうやってつくられていくのですね~。

おじいさんが、目の前で作ってくださったモミの木とコマはもちろん買いました。(笑)

その後、隣り村にあるダムへ。



いい天気なので、ツーリングをする人で沢山です。
なだらかな山と青い空とのコントラストが綺麗です。


歩いて対岸?へ渡りますよ、高いところが苦手な私にはダメだな~


その後、相方君の行きたいところまで結構な距離を歩いていきます。
相方君がいってみたかった博物館?は・・・・


さてこれはどこの内部でしょう??(笑)





相方君がいってみたかった飛行機博物館。



一般民家のお庭に古いソビエトのヘリコプター、戦闘機、旧東ドイツの航空会社の飛行機が展示されています。
見学料を払うと、中まで見せてくれます。

 



50年代の飛行機って電車のような内装なんですね。
シートベルトはない、座席は向い合せ、荷物置きは網棚だし、テーブルは固定されているし・・・
落ちてきたら怪我しないか??
当時の飛行機はみんなそういう感じだったのか気になるところです。




その後、Neuhausenに戻り、お城の近くにあるガラス博物館へ

 
この地域のガラス産業は昔はとても有名だったようですが、
今では後継者がなかなかいないと案内してくれたおじいさんがいっていました。


クリスマスのオーナメントも綺麗です。一回り小さなのがあれば欲しかったのにな~残念です。


春の旅行@エルツ地方2016  ~ Kalkwerk Lengefeld ~

2016-05-04 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~
あいにくの雨になった2日目、朝ごはんのあと毎回恒例になっているハイキングコースの山へ。



山奥からはイノシシの鳴き声が聞こえたりしている、雨雲の中にすっぽりと包まれている山の中を歩きました。
 

Kayaはもちろんリードフリー、知っている山道なので大ハッスルしています(笑)



Kayaを散歩で疲れさせたあとはPockau近郊の Kalkwerk Lengefeld


 



鉱夫さんがお出迎え。


使われていたドリル。重さが40Kgあり、
しんどい仕事の為、昔は働いている人たちの平均寿命は35-40歳だったそうです。



石灰岩の採掘場跡




レンゲフェルト石灰工場では、とても体力的にもしんどい石灰の採掘、加工、精錬
といった仕事が春先から秋まで行われていました。


石灰鉱山がお休みの冬の間は、鉱夫たちは、織物業をして生計を立てていました。
前回行った、Seiffen近郊の鉱夫は、木工業をしていたのと同じような感じです。


当時の家の中の様子。


冬の間はコウモリの冬眠のため、人の出入りが禁止されています。
ここ一面に6-7月には野生の蘭が咲きます。


終戦前にはドレスデンの有名な絵画をここの窯に隠して、連合軍から没収されないようにしたようですが、
残念ながら戦後、ソビエト軍に持って行かれてしまい、
中には50年代に戻ってきたものもあったようですが、未だに返却されていないものもたくさんあるそうです。

ここは、工場が閉鎖された後も文化遺産として今年のユネスコ世界遺産の候補に入っています。
今年の6月に正式にユネスコの世界遺産リストにエルツ鉱山文化と風習が選ばれますように。

建物の歴史が好きな相方君は、受付のおじさんに見学後に
自分の職業やレンゲフェルト石灰工場の事をいろいろ話していました。
そうすると、1995年に創設されたこの地域の人たちの同好会 Die Knappschaft Lengefeldが保存している
坑道跡に特別に連れて行ってもらえることに。


石灰工場から出る水を流すために掘られたのですが、道路の向かいの森の中にあります。


この坑道もすべて、ボランティアで地域に住んでいる人たちで修復していったのだとか。
エルツ山地の山の中には、地域の人たちによって保存されている鉱山跡がたくさんあります。

小さな入口から、同好会のお兄さんの説明を聞きながら3人で入っていきます。
昔は、すべて手作業で掘っていったそうです。本当に気が遠くなる話です。

開通した年が刻まれています。


手で掘り続けても本当にまっすぐな道。

いつものことですが、この地域の人は本当に親切です。
ここの地域の文化、仕事に誇りを持っているという事が伝わってきます。
ただ、お年寄りは方言がきつかったりするので理解するのに苦労するのですが(笑)

お天気はいまひとつでしたが、充実した一日でした。

春の旅行@エルツ地方2016 ~Scharfenstein ~

2016-05-03 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~


バタバタしてちゃんと予定通り出発できるか不安でしたが、
1時間半遅れで無事出発できました。

Kayaも一緒の旅行。
トランクルームに荷物がたくさん詰め込まれていると旅行だと分かるのか、
喜んでケージに入った僕ちゃんです。


 
途中の休憩はいつものEisenachとChemnitz近郊。
東に行くとやっぱり寒いので、まだ桜の花が咲いていました。
家の近所より2,3週間は遅い感じです。

 

途中また工事で村の道が通れなく、迂回したりしながら山道を走っていきます。

 
今回は菜の花畑が綺麗な景色を見ながらの旅です。







途中Scharfensteinというお城に寄りました。

前回途中で寄ったJagdschloss Augustusburgの南にあるお城です。
去年記事はこちら☆

  






お城からの眺め。本当にいいお天気で暑いくらいです。




一番最初のお城は1250年に造られましたが、誰が建てたかははっきりわかっていないそうです。
今分かっている最初の主は、マイセン・チューリンゲンの貴族Waldenburugという事です。
その後、持ち主は何度か変わり、第二次世界大戦後の一時期は養護施設として使われたりもしたようです。
1993年にザクセン州の所有になり、1995年以降おもちゃ博物館や様々な催しもの会場として使われています。




 
お城には、塔もあり登っていけます。


今回は、おとなしくしているのならという事でKaya!!も博物館の中へ。

 

古い階段や廊下のきしむ音にビビリながらの見学となりました。(笑)
Kayaがいたのでゆっくりと見学できなかったのが残念。。。。




その後は、車に乗って目的地ザイフェンのホテルへ。
今回は、父親は本館のお部屋、私たちはアップグレードしてもらえ2部屋のキッチン付きアパートメントに泊まることに。
ここなら2週間とか余裕で滞在できるな、という広さです。

オーナーのご両親が下に住んでいらっしやるのですが、オーナーと同じようにとっても親切。
このホテルが気に入っているのは、本当に親切なオーナーがいる、おいしいレストランがあるっていう事です。


初日の夕食はもちろんドイツ料理です。
  
やっぱり量が多い!!!(笑)

土曜日までの滞在、ゆっくり近郊の村・町を訪ねたりハイキングしたり、お買い物したりと楽しむ予定です。



おまけ

東の町の信号と言えば・・・・アンペルマン!

初夏の旅行@2015 ~マリエンブルク~

2015-06-26 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~

誕生日の日に出かけたのは、ザイフェンから35Km西にある町Marienburgは、
16世紀のシルバー・ラッシュにより生まれて、栄えた町です。


















ここは、アルプスより北で唯一現存するイタリアのルネッサンス式の町だそうです。
確かに、町の雰囲気(建物)が少し他の町と違っていました。




Heinrich der Frommeにより都市計画されて町が出来たそうです。

日中太陽を見られない鉱夫たちの為に住宅は大きな窓が設けられ、
子どもを学校に通わせない鉱夫には給料を全額払わない、
親を失った子どもたちのための施設を作ったりと社会事業にも力を入れたようです。



 






町の散策の後、修復されたPferdegöpel とよばれる馬の牽引力を利用して
作動させる巻き上げ装置がある鉱山を見学しました。

 
この装置の形が、クリスマスのキャンドルでくるくる回るピラミッドの原型だとか。







 

  

私の好きな木のおもちゃを作った地域には、いろんな歴史と風習があることを知り、
ますますこ詳しく知りたくなりました。
相方君にとっても、鉱山を掘った時に出てきた石で作られた古い建物、鉱山のなかの坑道・・・・
興味を引くものが沢山。(笑)

今回の休暇だけでは、とてもまわれそうにないくらい広範囲なのでこれから、
少しずつ色々な町をまた休暇で訪ねたいと思っています。

山の谷あいの村には、廃墟になったお城も・・・
 


ちゃんとお城の説明のプレートがあります。


この地域のいろいろな施設を無料で周れる、カードもあります。
4日間カードを思い存分使いました。(笑)

今回滞在したエルツ山地には銀街道とよばれる全長約140kmの観光街道があるのを
前回車で村々を走っていて知りました。

このエルツ山地の「エルツ」はドイツ語で「鉱石」を意味します。

ヨーロッパ最大の野外博物館といわれている、ザクセン=ボヘミア銀街道には、
30以上の見学用鉱山と郷土博物館、壮麗な教会、
歴史的な鉱山町がたくさん集まっているそうです。

来年にユネスコの世界遺産に登録されるか、と少し期待していたりする私です。

おまけ

リスを発見!!(笑)

初夏の旅行@2015 ~ぼくのりょこう~

2015-06-25 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~


ぼく、Kaya。

5じかんの アウトーバン、やまみちを がまんして 
ぼくのすきなもりがたくさんある むらにいってきたよ。

ここでは リードフリーで さんぽにいけるし おもいっきり はしりまわれるし
くさは とってもおいしいし とっても たのしくて おなかがへる。

こんかいは やまのハイキングにもいったよ。

3じかんもやまをのぼったり おりたり とってもたのしかった。
(もちろん リードなんて つけてないよ。)

くるまに にもつをつめて かえるのが わかったときには ほてるのへやに
ひきかえそうとして とめられたよ。

また あそびにくるから っていわれたから しかたがなく またくるまにのってかえってきたよ。
ぼくは ずっと もりのむらにいたいなあ・・・・。


ってKayaの気持ちで書いてみました。(笑)



前回同様、Kayaは長い車の旅、山道ではゴツンゴツンと頭を打ちながらも
本当におとなしくすごしていました。


向こうでは、基本的に散歩はリードなし。それでも、数メーター先、隣りを一緒に歩いてくれています。

4日目の午後は、山へハイキングに行ってきました。

 

 
山道は、ちゃんと整備されているので歩きやすく、あっという間に時間がたちます。




小川の流れているところでは、地元の人が水を少し塞き止めニジマスを養殖?していました。
相方君がいけすの中を覗いていると、ちゃんと真似しています(笑)


そして、そこにはたくさんのオタマジャクシ!!!
これだけたくさん見たのは、短大時代下宿していた愛知県の田舎以来かも??(笑)




おいしい空気を吸って、たくさん歩いて、ゆっくり寝られて、おいしいごはんを食べて本当に
Kaya同様、私たちもリフレッシュできました。



長いかな?って思っていた5泊6日の旅行でしたが、短かった~(笑)
あと1週間休暇が残っているので、家でゆっくり過ごす予定です。
今週は、いい天気になりそうだしね~

こんなにたくさん!!!

初夏の旅行@2015 ~ザイフェン近郊~

2015-06-23 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~


2日目も初日と同じで、本当に雨が降ったりやんだりの1日でした。

前回、見学することの出来なかった炭鉱内の見学をしました。
 

朝一番に行ったので、見学者は私たち3人だけ。(笑)
おじさんの案内で、カッパとヘルメットを着用しての見学です。
 

1882年に閉山されるまで、銀・銅・鉛・錫・亜鉛・ヒ素が採取されていました。
近郊の他の鉱山では、ウランも採取されたそうです。
40分ほどの見学が終わり、真っ暗なところから出てきたら、
外の景色がとっても明るくきれいに見えました。




炭鉱夫さんは、毎日6時間仕事をして、往復4時間かけて地下の仕事場まで行っていたというのですから、
本当に当時は大変な仕事だったようですが、
この地方では他に産業があったわけでもないので、他の職業の選択ができなかったんだとか・・・。


午後は、母親と村のお店、工房をまわりお買い物をして、
その後つかの間の晴れた時間に、森へ散歩に行きました。

 

 





今日は、本当にたくさん歩いてヘトヘトな私です・・・。

初夏の旅行@2015 ~エルツ地方へ~

2015-06-22 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~


2年ぶりに母親と一緒にやってきました、エルツ地方。

朝、5時半に出発して、500Kmの車の旅。


今回はケムニッツから東に12Km行ったところにある
Jagdschloss Augustusburgにも寄ってみました。

20年前に友だちのお父さんいつれてきてもらったことがあり、小高い丘の上に立っている
狩りのためのお城という説明を聞いた記憶はあったのですが、
地理的な位置は全く覚えていなかった私。

1年半前くらいにテレビの番組で、ザクセン州のお城が特集されていたことがあり、
それを見て綺麗なお城のことを思いだし、ネットで調べてやっと見つけたのです。




お城の下には、旧市街が広がっています。






古い建物も、教会もとっても綺麗に修復されていました。

 
お城の中庭には、カフェもあります。


Kayaも元気に歩いてお城を散策しました。(笑)

そのあと、3月に行って気に入ったザイフェンのホテルに向かいました。
お天気はいまひとつなのがとっても残念ですが、6日間の休暇ゆっくりと過ごしたいと思っています。

おまけ

途中の街Eisenachのパーキングエリアは東ドイツ時代の建物が使われています。
何だか、昔に戻ったような錯覚に陥ります。(笑)



雪のSeiffen 3 ~野外博物館へ~

2015-03-15 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~


2日目の散歩の後は、時間がない、村の中心から少し離れている
という理由で今まで行きたくても行けなかった、野外博物館へやっと行くことができました。

 

ここでは、ザイフェンが有名になったライフェンドレーンを今でも見ることができます。
 

ライフェンドレーンというのは、
鉱石を砕くのに使っていた水車を利用して「ろくろ」を動かして、
木を削り出す製法です。(冬場は電気を使っているという事です)

 


丸太をバ-ムク-ヘン状に削り込んで、
それを輪切りにすると金太郎あめの様に、
その断面が動物や人形の姿になっているのです。


同じ形状のものを一度にたくさん作り出すことができます。
この技法ができる職人さんの数は、今は約数十人とか。

モチーフを作るのに10分くらいかかるよって職人さんが教えてくれました。
まだ輪切りにされていない、ハリネズミを持って帰ることにしました。

ザイフェンの民家、エルツ地方の家がそのまま展示されています。
水車の建物だけが、もともとここに建っていたそうです。


 

 
家の中も、ガラス越しに見る事が出来ます。



おうちで家族で内職仕事していた様子などが展示されています。

冬の厳しい村での生活、炭鉱夫の仕事だけでは生計を立てるのが苦しいので、
家族みんなで木のおもちゃを作るようになったので、暖炉のある部屋には
小さなおもちゃ、絵の具などがありました。

    

お昼は、身体を温めたくて久しぶりにSolyankaを頼みました。


東ベルリンに住んでいた頃は、いろんなレストランにあったメニュー。
Solyankaはトマトベースのスープです。
ソーセージ、ビーツ、などの根野菜などが煮込まれていて
上にクリームがのっています。寒いときにのお昼ごはんにピッタリです。

その後、いつか買い足したい
Schwibbogen・煙だし人形・くるみ割り人形を見てまわりました。


   


ゴシックの教会大好きです!!


村の教会の近くあった、木彫りの作品。

午後のKayaとの散歩は、車で少し行ったところにある
チェコとの国境の村まで行ってきました。
 

炭鉱を見学したくて行ったのですが時間外で閉まっていました。 
初夏に来た時のお楽しみという事になりました。

 
少し歩いて小川を渡るともう違う国!(笑)


一応国境に表示がされていますが、誰もいない村・・・ちょっとさみしい感じです。

2泊3日の旅行、あっという間に過ぎてしまいました。

行ってみたい小さな村がまだまだあるので、
初夏は少し長めに滞在する予定です。

そう、今年はKayaも一緒に行ける休暇を楽しむつもりです。


雪のSeiffen 2

2015-03-14 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~



今回が7回目のザイフェンです。
どんなに来ているんだ??って感じですが、
学生時代は1年に1,2回は来ていたんですよね。

ただ毎回、6時間くらいの滞在で、
村の中心部を見るだけで終わっていたので、
次回は絶対に泊まるぞ!!
と1年半前に母親と一緒に来た時から決めていたのです。(笑)


着いた日の夜から、しんしんと雪が降り始め朝起きたら一面真っ白!!
Kayaは、もちろん大はしゃぎ~!

 



 

朝食を食べた後、森を抜けた小高い山(丘??)まで歩くことに。

 


直線距離にしたら大した距離ではないのですが、回り道をしながら雪の中を歩くので時間がかかります。



雪の中を歩いていきます。Kayaも雪にはまりながらも、
思いっきり走りたいのですが、ゆるい坂になっているのでスピードが出ない・・・(笑)

  
 
丘の上からの景色は本当に綺麗で、空気も澄みきっています。



  

その後、Kayaは床暖房のあるお部屋で休憩。



久しぶりの休暇 ~雪のSeiffenへ 1~

2015-03-13 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~
今回の休暇は、まだ雪に残っているザイフェンへ行ってきました。




同僚からは、これから春なのにわざわざ寒いところにかなくても・・・
って言われたのですが(笑)

ゆっくりしたい相方君。お買い物もしたい私。
そして、思いっきり走り回りたい僕ちゃんの希望が叶えられるところ
というかなりのこじつけで、エルツ地方のザイフェンまで行くことにしたのです。

Kayaが車中ケージの中で長時間も問題なく過ごせるか、ホテルではお留守番できるか??
と少し不安があったのですが、2回の休憩をはさんで約6時間の車の旅。全く問題なく過ごせました。





ケムニッツまでアウトバーンで走った後は、
エルツ山脈の小さな村や町を線路沿いに走っていきます。

97年に初めて来たときは、Seiffenまで列車が走っていたのですが、今は残念なことに廃線になっています。
当時、列車から見える、おうちの窓に飾られたクリスマスの飾りに感動したんですよね・・・

村の中心部から駅まで、暗い山中を40分かかる車道を
友だちと3人で大きな荷物をもって走って、誰かに通報されて
駅で待っていた国境警察の人に、越境してきた怪しいアジア人と思われて、
身分証明書を提出させられたのも今はいい思い出です。(笑)

心配していたKayaですが・・・
ホテルに着いた瞬間から、部屋の目の前の芝生を思いっきり走って、
雪解け水の冷たい小川で水を飲んでいました。(笑)
 





今まで時間が足りずに足を運べなかった
少し村の中心から離れたところにある野外博物館へ行きたかったので、
すぐ近くのホテルを予約しました。




ゲストハウスの一階に泊まったのですが、目の前は一面の芝生。
野外博物館が目の前に広がっていて、境は小さな小川が流れているだけ(笑)



さんぽの後は、村の中心のおもちゃ博物館へ行った後、お買い物。
買いたいものも、工房の場所も分かっていたので、早く終わるはずが・・・





色々と見ていたらあっという間に時間が経ってしまいました。
これもいつものことですが・・・・(苦笑)





いつみても村の外灯は可愛いです!!!

夕食はホテルで食べたのですが、久しぶりに美味しいなって思う
ドイツ料理を食べられました。

 

レストランに飾られている、Schwibbogen
とっても細かいので、見ているだけで楽しい・・・(笑)
 



その後、相方君はサウナへ。私は本を読む前に寝てしまいました。

シーズンオフという事で、ホテルと村の中心で人に会う以外は
本当に静寂に包まれていて、落ち着きます。


初夏の旅行 ~ザイフェン~

2013-06-26 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~
  

誕生日の日は、電車とバスに3時間半ゆられておもちゃの町へ行ってきました。



前に行ったのは、5年くらい前の冬なのですが、小さな町はあまり変化がなく。(笑)


町の中のおもちゃは少し増えたような・・・



 

  


雪がない村はちょっと違和感がありましたが、観光客もいなくてとっても静かです。





今回のお目当ては、ウサギの親子。
学生時代に煙吹き人形を買ったお店兼工房で、
お気に入りのを見つけたのでお誕生日プレゼントに買ってもらいました。

接客してくださったおばあさんのお嫁さんが
ウサギ君たちの絵付けをしておられます。

作っている人から買える楽しみが、ここに来る魅力でもあります。
来年のイースターに飾るのが今から楽しみです。








  


 

  


ミニチュアが多く生産され始めたのは1890年頃で、
輸出関税が価格から重量に変更されて、大きくかさばる物の輸出が難しくなったからだそうです。
ミニチュアなら材料費も抑えられて、小さくて軽いので税金を払うのも少なくてすむという事で、
おもちゃメーカーは、より精巧なミニチュアを生産していったようです。
わっぱの中や、マッチ箱に入っているミニチュアもこの頃にはじまったようです。

  


  

工房には、何百年も前から代々受け継がれてきたモチーフがあります
聖歌隊の顔の描き方、色付けなどが工房によって違っているので、
お気に入りの工房の作品を探すのも楽しみの一つです。




おもちゃの博物館を見学して、工房とお店巡りをしたらあっという間に
4時間の滞在は終わりました。



帰りは、バスで近郊の大きな街まで行くのですが、山や丘のくねくねした一本道を
走りながら、近郊の村々に寄って行くのです。

    

    

車酔いしまう私にはかなり長い2時間弱の道のりでした(笑)





おまけ

レストランの飾りもおもちゃ。
隣の工房で作っている作品が置かれています。