お天気は曇りでしたが、日帰り旅行で家から160Kmのところにある
バイエルン州のウンターフランケン地方の小さな町、マルクトブライトまで行ってきました。
母親が、綺麗な町なみがあるといって父親に教えてくれたようです。
ドイツ人でも名前を知らないような、マイン川沿いのちいさな町です。
名前の由来は、1557年に皇帝からこの町の領主が、
市場を開く権利(Marktrecht)を授与されたことによります。
市場が開かれるようになると、町は次第に豊かになっていき、
敵の侵入を防ぐ城壁や、見張り塔などが建設されるようになったそうです。
その後、ペストの蔓延で町は壊滅的な被害を受け、
再び栄えるようになるのは、18世紀になってから。
その後はマイン川の交易で重要な役割を占めるようになったそうです。
マイン川のおかげで交易が盛んになり、町が栄えたのですが
洪水にも見舞われたようで、市庁舎の壁や建物には
これまでこの町を襲った洪水の高さが刻み込まれていました。
マイン川沿いには、荷物を吊り上げるクレーンがありました。
町の教会の横には、第一次世界大戦、第二次世界大戦で亡くなった兵士この町の兵士の名前となくなった場所が刻まれた、記念碑がたっています。
古い郵便ポストは青色です。