毎年お正月の飾りをしまった後に、
リビングの飾り棚に並ぶのは、ヘフナー工房の子どもたち。
たくさんの子どもたちがいるんですが、私が選んでいるのは
動きのある子たち。
一生懸命そりを押している子とか、スキー初心者でへっぴり腰の子とか。
木の組み合わせだけで、動きが出るのが不思議です。
実家にあった煙り出しのおうちと同じものを
年明けに行ったお店で見つけて購入。
一緒に並べて飾ってみたかったんです。(笑)
ザイフェンに行ったら少しずつ買い足しているこの子達。
どんよりしたこの時期に飾ると少し元気になれます。
日が沈むのもどんどん早くなり、20時には暗くなるドイツ。
もう夏も終わって、秋がやってくるって思う今日この頃。
日本にいた時みたいに、味覚の秋!って感じでもなく。
どんよりした気分になりがちなので、本当に楽しいことを探していかないと!
ってことで休みの今日は、窓辺の飾りを変えてみました。
私が持っている唯一の秋らしい子たち大集合。(笑)
リスとさるそして大好きなハリネズミ。
いつものようにFriesenbaumに飾ることも考えたのですが・・・
Friesenbaumを作っていた工房も今年になって、経営者がお亡くなりになったたので
もう閉鎖されてしまいました。
このおさるもチンパンジーとオラウータンとちゃんと違いがあるので大きさが違う。(笑)
おしりの赤い子とそうじゃない子がいるし。
やっぱり可愛いな!!
毎回出すたびにニヤニヤしています。
同じ工房のものを一気に並べてみました。(笑)
私は集めていないのですが、コレクターさんも結構おられる
Weha工房の作品たち。
東時代は、いろいろなところで分業して作っていたこともあり
いろんなシリーズがあったようです。
フラワーチルドレン(私は歩いていタイプが好みです。)
天使のキャンドルスタンド
イースターエッグを持っている子
花の帽子をかぶっている子
日本へ送る前に、ずらっと並べてみたら可愛い。
年代によって、台の形や色が違います。
今回は、本当に綺麗な子たちがやってきました。
リニューアルされたアトリエCocoroさんにさっそく送らせてもらいました。
好きな人に届きますように。
少し前に見つけた小さなフィギュア。
多分、ソルブ地方じゃないかと思う民族衣装を着た2人。
スカーフも綺麗なレースです。
写真を撮ったらわかる、細かく丁寧に描かれた顔。
本当に職人さんがやっておられたんだな・・・って思う。
こういう温かい気持ちになれる作品が最近は無くなっています。
機械を使った作品は、均一性があるけれどなぜか温かみが感じられない。
大量生産された食べ物より、家で作る食事の方が毎回少し味に違いはあっても
美味しいと思えるのと同じで、人の温かみの感じられるものがやっぱりいいよな。。。って思ってしまう。
エルツの工芸品の中でも、私が好きなのは『煙り出し』です。
特に煙り出し人形はモチーフになっているのが、
ただ可愛いとかではなく村人の身近な職業の人というのも理由の一つです。
数週間前に縁がありやってきた、パン生地で作られた煙り出し。(真ん中)
気になる工房の初期の作品で、97年作って書いてある。(笑)
見つけた時は、こんな子がいるなんって!!ってかなりテンション上がりました。
同じおもちゃ売りがモチーフになっているけれど、
製作工房によって売っているものはそれぞれ違う。
どの子が一番ってことも言えず。
一緒に飾ってニヤニヤしている私です。
今年に入って、木曜日がお休みなのにいい天気でなかったりして
蚤の市へ行けていませんでした。
やっと、先週行けたのですが・・・
お花屋さんも八百屋さんも来ていなくてかなり残念な内容。
唯一見つけたのが・・・
かなり古い作品で、森の音楽隊
どこの工房のものかはわからない。
そして、木が破損している部分があったりと、蚤の市で見つけるとよくあるパターンです。
でも、数年前からちらほら見かけていて、
いいな・・・と思っていた作品なので家で飾ることに。
こうやって増えていく・・・・(笑)
一体どれくらいのパーツでできているんだろうって思うくらい、
小さなパーツが綺麗に組み合わされています。
Glöckner工房の作品が好きな私には惹かれる作品です。
同じようにいろんな木を使って色の濃淡をつけているのとかも同じです。
こうやって人の温かみが感じられる作品は、年月がどれだけ経っても色あせないんだな。
おまけ
近所で一番おいしいベルリーナをおやつに。
でも、今のところエルツのいつも行くパン屋さんのベルリーナが私にとってNo.1かな??(笑)
多分、木苺ジャムが入っているからっていうのも理由かも??
エルツの工芸品をクリスマス以外の時期にも、
飾りたいと思うようになったきっかけは、数年前にMerten工房の作品に出会ったのがきっかけでした。。
それまでも、エルツのオーナメントも好きだったりしたのですが
クリスマスやイースターの時期のみって感じだったのが、
今のように年中いろいろな工房の作品を飾りたいって思うようになったのです。
最初に行ったときは、工房では買うことができず・・・
次の年にはちゃんとアポを取って初日に行ったなぁ。
この時に見た大きな棚いっぱいの作品たち。
そして、本当にびっくりするほどの縁があってやってきたライフェンドレーン職人。
Mertenさんに煙り出し人形は、
村の人と近い存在の職業がモチーフになっていると教えてもらい、
数年をかけて、少しずつお気に入りのモチーフを集めていました。
それが、夏に工房を閉められたと聞いたのがこの秋。
今年は冬に行けてなくて、(最後に行ったのは2022年の冬だった・・・)
そろそろ、また訪ねようと思っていた時だったのでショックでした。
いつかいつかって思って先延ばしにしていたら、
もう工房がなくなるといういつものパターンです。
もう本当に嫌になる・・・
ずっと先延ばしにしていた、おもちゃ売りといつか出会えたらなって思っていたオルガン弾き。
今回、縁があってうちにやってくることができました。
そして、このおもちゃ売りの人が持っているおもちゃの素敵なこと!!!
色々おもちゃ売りは持っていますが、メルテン工房のおもちゃ工房のおもちゃほど
丁寧に絵が描かれているものはないんじゃないかな。
ハンぺルマンなんて、白めに黒目が描いてある丁寧さ。
ひとつずついろんなモチーフのお話をききながら選んだ作品たち。
大切に大切にこれからも飾らせてもらいます。
日曜日の朝は早起きをして、窓掃除をしました。
理由は、クリスマスの飾りを出したいから。(笑)
窓辺は、去年と同じSchwibbogenとBettinaさんのサンタと小人たち。
今年は、リビングの棚という棚の上を掃除して一度空っぽにしました。
そのあと、どこに飾るのがいいかな・・・と悩みながら人形と一緒に動く。
結局3時間くらい、悩みながら・・・でもいい感じにまとめられたような。(笑)
もうここ数年飾りも変わり映えしないし・・・
縁があってやってきた今年の新人さんのひとつはこちら。
ろくろの細かいクーゲルのついているツリー。
これは、去年コレクターの人の写真を見て以来あこがれていた作品です。
見つけた時には、どうやって飾るかも考えずに連れてきた。(笑)
錫のSchwibbogenは、この間父親と一緒に行ったFreibergの工房の作品。
こうやって、少しずつ気に入ったものを集めているので
かなり好みが偏っていて・・・
でもどれを組み合わせてもいい感じになってきています。
駅前の桐の花が満開でした。
ドイツ語では、Kaiserbaum(皇帝の木)と呼ばれるだけあって立派な花です。
やっと晴れたので、朝の8時から蚤の市へ行ってきました。
朝も遅くまで暗くないし、早起きするのが苦にならない。(笑)
期待したほどお店も出ていなかったのですが、
エルツのコレクターのおばあさんのスタンドできれいな状態の物を見つけました。
大事にされていたので、剝げもなく綺麗なのがうれしい。
他にもおじいさんのやっているところで、ランタンを持った天使を見つけたり。
すべて手元には残さず、
大阪のアトリエCocoroさんのところに送らせてもらいます。
そして、私が手元に残しておく唯一の物は。。。
ガラクタの中から見つけたこのお方。
色合いや顔の感じから大好きなDittmannではないかと思って買いました。
古いカタログを見たらそれらしい感じなので、多分そうだと思う。
でも、他の作品もそうだけれど刻印もシールも貼っていないので
分かる人にしかわからない。
おまけにこの夜警さんは槍の先がなくなっているし、パイプの先もないし。(笑)
でも、鍵束を首からかけていたりするんです。
もうたくさん煙り出しとして使用されていたので、私の手元に残します。
たくさんの煙り出しの中でも、はっと気が付けたこの子。
大切にします。
気になっていてもすぐに買わずに気がついたら、
1年以上経っていた天使たちを買いました。
サイズがいろいろあり、
持っているものもいろいろあると知っていたのですが・・・本当にたくさんある。(笑)
大きいものは、羽と首が動くし。
小さいものも首が動く。
古いものなので、表情も優しいし。
日本で大切にしてくださる方のところへ行ってほしいな。
もうこういう作品を作る工房がないのが本当に残念でなりません。
大好きなDittmannのおサルシリーズなんですが、今まで買った7体すべて違う。(笑)
それだけの動作のパターンがあるのかさっぱりわからない。
カタログがあるわけでもないので、もうお手上げ状態です。(笑)
バナナを持っている子と小さなチンパンジーは、首が動きます。
ここ最近、出会えることが多くて嬉しい悲鳴。
可愛いと言ってくれる人もいるので、
大切にしてくださる方のところに何匹かは飛んでいきます。
学生時代過ごした家の近所に、大きな公園がありました。
サマーコースからドイツ語を勉強し始めたので、
午後は公園で友人と宿題をしたりするのが日課になっていた時期があります。
公園のベンチに座っていると、たくさんリスが集まってくるんです。
リスが好きだった私としては最高の場所でした!!!
きっと誰かがいつも、餌をあげていたんだろうな・・・
手からパンのかけらを取っていたりする子もいるくらい慣れていて。
友人とカメラとナッツを片手に通ったものです。(笑)
そして、今は中庭に2匹のリスが遊び来てくれています。
顔がよく見えないので、一緒にいないとどっちが来てるのかわからないんですが。(笑)
エルツの作品でもリスの物には惹かれます。
特に数年前からお気に入りに入っていたけれど、購入していなかったDittmannの三匹のリス。
今回、縁があってやってきたのですが最高に可愛い!
相方君には、ここ最近動物増えているよね・・・
一体いくつ持っているのか確認した方がよくない??って言われました。
少しずつ集めている小さなコレクション、
それぞれの工房の良さがあるから増えるんですよね。(笑)
多分、はじめてザイフェンに行ったときに店頭に並んでいて、
可愛いって思って手に取ったこの煙だし人形。
目がとぼけているのにちゃんとマントを着ている、
デザインが何とも素敵で。
煙り出し人形は、基本デザインがお仕事シリーズなのでどの子も可愛い。
この作品は、Kutten Räuchermann と呼ばれています。
Kuttenなんてドイツ語はじめて聞いて、相方君にどういう意味か聞くと
上着の上に羽織る、ケープみたいなマントのことのようです。
上着が汚れないように、昔の人は外で仕事をするときとかに羽織っていたとか。
煙り出し人形のモチーフは、
お仕事をしている人が多いのでこうやってマントを着ているのがしっくりくるな。
1920年ごろにOtto Ulbricht氏によってデザインされたこのタイプの煙り出し人形は、
それまで、手足をBrotteigで作っていた、当時の煙り出し人形のタイプとは全く違う雰囲気の物だったようです。
私のお気に入りのおとぼけさん達は、1991年からFleischer工房で作られているものです。
多分、工房の前をいつも車で通っていたようで・・・(笑)
今度行ったときには絶対訪ねてみようと思います。
この煙り出し人形について詳しく書いてある本を見つけたので、少し前から読んでいるんですが
内容が濃くてなかなか面白い。
仕事の休みの日に少しずつ読み進めるつもりです。
少し前に見つけた、Klapperpuppe(ガラガラ人形)と呼ばれるお人形。
エルツの博物館ではよく見かけます。
去年、博物館で見かけたお人形がシンプルなデザインなのに、
色合いがきれいで目を引きました。
それ以来、綺麗なものがないかなって思って探していたら、出会えました!
おもちゃ職人たちが家族(子ども)の玩具として、
おもちゃを作った後の木を使って作ったのが最初だそうです。
お人形の中は空洞になっていて、
そこに小石や小さな豆がはいっているので、ふるとカシャカシャとなることからこういう名前が付いたようです。
今回調べるまでは、普通のお人形として飾るものだとばかり思っていた私。
この小さなお人形もふると可愛い音がしました。
いろんな色が使われている昔の作品は本当に素敵です。
お顔だけでも、本当に手が込んでいます。
緑の台×赤のタイヤのこのタイプが好きなんです。
前から見かけていたけれど、持っていなかったもの。
昔の子どものおもちゃだった、
台車に乗ったライフェンドレーンの動物のオーナメント。
小さな動物が小さな小さなパーツからできています。
こういう技術残していってほしい。
オーナメントとしてはあえて飾らず、
上野リチさんのポストカードと一緒に飾り棚に並べてみました。
節分の飾りがないので、今月は季節関係ないものを飾っています。(笑)
早く春よやってきておくれ・・・