暖かい日が続いていたので、マロニエや藤の花が近所でもきれいに咲いています。
そして、この時期の私の好きな花ライラック。実は、ドイツに来てから知った花。
(ドイツ語名では知っていても、日本語名は知らないという・・・)
ハートの葉っぱに、小さな花がたくさん穂のようにつきます。
香水の原料になるくらい、とってもいい香りもするし。
どんな花言葉なのか調べてみると・・・色ごとに違うということもわかりました。
フランスでは白いライラックは青春のシンボルとして親しまれていることにちなんで「思い出」「青春の思い出」という恋愛にまつわる花言葉が生まれました。また、「青春のシンボル」に関連して「友情」「大切な友達」という花言葉が付けられ、友人へのプレゼントや送別会などの場で大切な相手に贈ると喜ばれる花として親しまれています。
白色のライラック:『青春の喜び』『無邪気』
イギリスの悲しい伝説が白いライラックの花言葉が生まれた由来になっています。昔々、イギリスの町娘が貴族の男性と恋に落ち婚約をしました。しかし、貴族はすぐに都会の女性へと心変わりをし、婚約を破棄してしまいます。このことにショックを受けた町娘は、自殺してしまいました。その後、町娘の友人がお墓に紫のライラックをお供えしたところ、次の日に花が白くなっていたそうです。
紫色のライラック:『愛の芽生え』『初恋』
ライラックの花びらは4枚ですが、ときたま花びらが5枚のものが混ざっています。5枚の花びらをもつ花を誰にもいわずに飲み込むと、愛する人と永遠に結ばれるという縁起のよい言い伝えにちなんで、「愛の芽生え」「初恋」という花言葉が付けられたといわれています。
Hortiサイトより引用
最初にライラックを意識したのは、Kayaとの散歩でのこと。
Kayaといつも行く対岸には、
以前は「クラインガルテン(小さなお庭)」がたくさんありました。
ドイツの大きな都市の郊外を電車で走っていると、よく見かける小さな小屋がそれです。
都会でアパート生活をする人が、郊外に庭を借りてそこで野菜を作ったり、
自然の中での生活を楽しんでいます。
ご近所さんもベランダしかないうちのアパートでは物足りないと、随分前から
近所にお庭を持っているので、春~秋までの週末はほとんど庭で過ごしているみたいです(笑)
そこに住むことは許されてないけれど、小屋を建てて週末に泊まるのは許可されているんだとか。
ただ、対岸の「クラインガルテン」は、許可をちゃんと市と契約できていなかったとかで
数年前からお庭として使うことを禁止されてしまったので、今は荒れ放題。
知り合いになっていた2つのお庭も以前は本当にきれいだったのに・・・
ただ、以前人が使っていた所には、いろいろなベリーの実がたくさんなっていたり
そして、ライラックの木があったりします。
いい香りのするライラックですが、散歩で採ってきてもうまく水上げができず
枯らしてしまうことが多かったので、ここ数年は諦めていたのですが
週末のマルクトで綺麗なライラックの花束を見て我慢できず・・・(笑)
マルクトのおばさんに教えてもらったように、枝の下10cmをたたいて
葉っぱをかなり取ってみたところ・・・3日経っていますが枯れずにいます。
これなら散歩でとってきても大丈夫かな??