Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

キッチンに新入りくん。

2016-09-28 | お気に入り
夏に使っていなかったカプセル式のコーヒーメーカーを処分したら、
キッチンが少し広くなりました。
それでも、炊飯器があるのでドイツ人のおうちのようなすっきり感はないのですが・・・

おいしいお米が炊ける炊飯器はこっちで手に入るわけもなく、
土鍋で炊くと美味しいとは聞いていたのですが、あの吹きこぼれが・・・
そう、こっちに来てから数年は炊飯器を持っていなかったので、普通にお鍋でお米を炊いていました。
そんなに不便とは思っていなかったのですが、吹きこぼれをした後のコンロの掃除が億劫で。
(ただの怠け者なんですけれど。)

そんな時に、吹きこぼれない土鍋(ごはん釜)があると知り、
お誕生日に弟家族からプレゼントしてもらいました。
重さがかなりあるので、送料がとんでもない高額になりそうなので、
今回父親が運んできてくれました。(笑)



ハリオ社の「蓋がガラスのご飯釜」形はタジン鍋に似ている。
ご飯を炊くのもとっても簡単で、
強火で10分くらい炊いているとピーという音がなるので、そしたら火を止めて蒸らすだけ。
私は火を止めるのが少し遅かったのでおこげができてしまいましたが、それも美味しい!
おまけにお米がたっていました。(笑)

こっちで買えるカルフォリニア米が、ちょっとランクが上がった感じになるから不思議。
しばらく、炊飯器と併用で使ってみて、炊飯器不要という日がやってくる日が近いかも???(笑)

これから寒くなるので、炊き込みご飯とかに大活躍しそうです。

日帰り旅行 ~ Freudenberg ~

2016-09-26 | 近所へおでかけ


とってもいいお天気が続いいているドイツの今年の秋。

木曜日に妹、翌日に父親がこっちに来ました。
相方君が車出しを引き受けてくれたので、一緒に日帰り旅行をしました。
行き先は、今回短い滞在の妹が行ってみたいと言っていたFreudenberg。

フロイデンベルクは、フランクフルトから車で1時間半のところにある小さな町です。


カラフルな木組みの町はドイツには色々とあるのですが、ここは白と黒のモノトーンの木組みの家が並んでいます。

1540年にお城とその周りの家々を焼き尽くすような火事が起こり、当時フロイデンベルクを治めていた
Wilhelm von Nassauがお城の周りの住宅地区の再開発を命じました。



その結果、お城(地図①)の東側(地図⑧)の地区は4本のまっすぐな道が並行に走り、
それに沿って同じような木組みの家が並ぶことになりました。

北東のKurpark(別名 撮影ポイント)と呼ばれる憩いの丘から
珍しいモノトーンの街並みを見下ろす事ができます。


1666年に次の大きな火事が起こり、町をすべて焼き尽くしてしまいます。
お城は再建されることはありませんでしたが、焼け残ったお城の一部で住宅再建をし、
城の尖塔部分は教会に使われました。


旧市街の全域が保護文化財に指定されているので、町の景観は700年ほど前とほぼ同じだそうです。

そう、今でも建物の景観を守るために、
家の内装工事はしても、外装はかえないようにしています。

 

 



町の小さな博物館はボランティアの方が運営されているので、開館時間には制約があり
水曜日・土曜・日曜日の14-17時しか見ることができません。



やっぱりこっちで暮らしていることは心地がいいのかも。

2016-09-16 | ひとりごと

食後の普通のデザートも少し綺麗な器に並べたら豪華にみえた。

2年半も日本に行っていません。
その間に、両親がこっちに来てくれたり、妹夫婦ともブリュッセルで会えたりしているので
そんなに長い間日本に行っていないという感覚はないのですが・・・

昔から、2,3年帰らないでも平気な生活をしてきたのでこういうもんなのかな??とも思うのですが、
友だちが毎年帰るのをみていると日本の国内旅行したいな~と思ったり。(笑)
休暇を2,3週間日本行きに使うのは正直悩むのです。

ただ、長い間帰っていないと券売機の使い方に戸惑ったり、スーパーの店員さんにレジであいさつして
変な顔されたり(ドイツでは、結構レジの人にハロー!挨拶するのが普通なのですが・・・)
今度帰る時にはかなりまた新しい日本に戸惑い、挙動不審の変な日本人状態になっていることでしょう。(苦笑)

ドイツは、サービスが悪かったり、電車とか定時に来ないし、バスの運転手さんとかのモラル低い・・・
と色々ストレスはありますが、ここで暮らしていること後悔をしたことはありません。

多分来る前からドイツに憧れる~ってことがなく来たからなのでしょう。
これがドイツだよな・・・と腹が立ちながらも諦める業がみについてきたし。

なにより、小さい頃に住んだ東ベルリンと比べたらずっと今は便利だし、
こっちに来た当時は、日本に電話するのもとっても高くて、時計を横に置いていたのに今ではそんな必要もないし。
と最初のスタートがかなりマイナスなので何でもプラスに考えられる。(笑)

社会人として日本で働くのが疲れてこっちに来たので、
仕事の休暇はちゃんと法律で守られているドイツは本当に天国(笑)
なにより新しいことに追われないこのスローさが気に入っていたり。

こっちに来た時は、刺激がなくて(洋服などの雑誌の少なさに戸惑ったり)日曜日とか行くところがなくて
本当に困ったものですが・・・
季節の野菜や果物、お花を市場で買って、養鶏農家の卵やお肉を買って料理したり、
車で少し走れば郊外の森や山で散歩ができる・・・
この追われない生活が心地いいんです。20代の頃とは違う価値観になってきたからなのか、
私がドイツ人的なものの考え方になったのか(笑)

自分の気に入ったものを大切に丁寧に使うこの生活、
好きなライターの久保田由希さんが広義のエコと書いておられるのに納得したり。

のんびりとドイツ生活をこれからも送っていくんだろうな。
来週は、妹、父親がこっちに来るのでまたまたにぎやかになりそうです。
新鮮な刺激を受けに日本に行くのは今度はいつになるのだろう???


とってもいい天気な今年の秋。

2016-09-15 | 蚤の市

今日の新入り君。どこで使おうかな~


雨が降らずに本当にいい天気が続いている今年のドイツの秋。
蒸し暑くないので、夜寝苦しいという事はありませんが日差しがきつい・・・
ドイツに来て19年経ちますが、ここまで汗ばむ秋は初めてではないかな??
どんよりとした冬の前に、たくさん太陽がみられるのはうれしい事ですけどね。

ゆっくり寝ようかと思っていたのですが、7時過ぎには起きろ~と僕ちゃんに起こされてしまいました。
おもったよりも早く用事もさっと片づけられたので、いい天気だし木曜蚤の市へ。


やっぱりここまでいい天気だとお店もたくさん出ています。



アンティークのお店の人が沢山買い取っていくお店。
ここのおじさんのお店には他にも素敵な食器がたくさんあったのですが選んだのは



私にしては珍しく、一目ぼれして買ってしまった。
Villeroy&Boch社「アマポーラシリーズ」のポピーの花が描かれているケーキプレート。
買った後に知ったのですが、これはダイアナ妃がモーニングに使われていたシリーズだとか。
ゴテゴテしていなくてかなり気に入っています。Obstkuchenが作りたくなるな~(笑)

 
お店の数では土曜日の方が多いのですが、出店費用も木曜日の方が安いこともあり
一般の人や私が好きな古い物を扱っているお店が出ていることが結構あるのが木曜日。



もうクリスマスの飾りを出しているところも。

相方君に頼まれた、おいしいパンだけを買って帰るはずが・・・・
期待せずに行くと本当にいいものに出会えるんですよね。


古いおもちゃが沢山。

 
この小さなプレートかなり迷ったけれど、使えそうなものがなくてあきらめました。
かなりツボだったんだけどね・・・残念。


前から観たかったドイツ映画を観る。

2016-09-12 | お気に入り


去年の秋に公開されたドイツ映画「Er ist wieder da」
を図書館で3ヶ月待って借りてきました(笑)
日本語では「帰ってきたヒトラー」として公開されています。



数ヶ月前に見た「Im Labyrinth des Schweigens 顔のないヒトラーたち」を観た後と同じように、かなり考えさせられました。

ヒトラーが現代のドイツにタイムスリップしてきたらどうなる?
というドイツのSF小説がベストセラーが原作のドイツで映画です。

ベルリン陥落前に、どういうわけか現代2014年のベルリンでヒトラーは目が覚めます。
理由は全くわからないのですが、近くのキオスクで新聞を読み、
たちまち今おかれている自分の事態を把握し、
新聞をむさぼり読んで現代の社会情勢をどんどん吸収していきます。

同じ頃、テレビ局をクビになったディレクターが面白いネタを探していて、、たまたま自分が撮影した
番組の場面の後ろの方に写っていたヒトラーそっくりのヒトラー(本人なのでそっくりもないのですが。)
に目をつけて、ヒトラーに似たコメディアンという認識の下、
ドイツ中を連れまわしてドキュメンタリー番組の取材に出かけるのです。

インタビューを受ける人は、素人ばかり。
今の政治に不満を持っている人たちの話を聞きながら、その人たちに親近感をもたれながら
写真撮影に応じたりしていく・・・・

彼の主張が一理あるよね・・・と見ながら何度も相方君と話してしまった私。
そう、当時のドイツ人がどうしてヒトラーを選挙で選んで、
彼についていったのか理解できるかも??と思えてしまえる怖さ。

コメディーと思いながら最初は笑いながら見ていたけれど、
途中から現実と虚構の不気味な混ざり合って、
現実社会の問題もつきつけられ、最後には不気味な恐ろしさにゾッとさせられました。

映画と内容が少し違うみたいなので、日本語版の本も読んでみようかな。





初めて買ってみたうずら卵を使って料理する。

2016-09-11 | 食いしん坊 自分で作るごはん


随分前にレシピをみつけて作ってみたかったお料理。



豚肉の薄切りに大葉、チーズとうずら卵を巻いて揚げ焼きするというもの。

日本だとスーパーで見かけたことのあるうずら卵ですが
ドイツでは秋から冬の物らしく、いつものマルクトの卵屋さんでもスーパーにも売っていません。
マルクトの別の卵屋さんでは、予約すると買えるという事も判明。
っていうかうずら卵って季節ものなんですね・・・知らなかった!

紫蘇が食べられる時期は冬ではないので、この組み合わせはなかなか難しいぞ・・・・。(笑)


何か忘れてしまった大きなものがあるように思える。

2016-09-10 | kaya


Kayaを飼うまでは、
犬を飼うのは近所に仔犬が産まれた時に譲ってもらうか、
ペットショップでという事しか考えていませんでした。
実際、Kayaも親戚のご近所さんの農家から譲ってもらいました。

ドイツの犬友との交流で知ったのは、
知り合いのワンちゃんの8割は保護施設を通じて外国からやって来たワンちゃんばかり。
そう、本当の純血種のわんちゃんが少ないのです。
ブリーダーさんから買うといういう人もいましたが、大抵は保護施設から引き取っていました。

先週のネットの記事に「犬猫引き取り業者、書類送検へ」というのがありました。
引き取り業者に飼われている?(私には飼い殺しにしか見えないケージに入れられている)
純犬種のワンコたちを見ると本当に日本ってなんという国なんだろう。って思ってしまいます。

さだまさしの歌ではないけれど、何か忘れてしまった大きなものがあるような。。。。

数年前に法の改正があり、繁殖業者が保健所に持ち込みできなくなったのです。
だからと言って、急に繁殖業者やペットショップがなくなるわけでもなく、
大きくなった仔犬を引き取ってもらう業者(引き取り業者)が必要となったようです。
そう、何も仕組みは変わっていないのです。。。


殺処分0を目指している日本の自治体。
その裏には、やっぱり劣悪な環境の元、飼い殺しに近い形で生きていかないといけない命がある。
人間は犬を選ぶことができるけれど、犬は飼い主を選ぶことができません。
そう、どういう犬生を送れるかは飼い主のモラルにかかっているという訳です。

私が陰ながら応援している日本の個人ボランティアさんがよく書いておられる
「ずっと責任をもって飼えないのなら、飼わないのも選択のひとつ」は本当にそうだ!って思います。
だって、こういう業者がいるのも、ペットショップで流行りの仔犬を買い求める
犬好きがいるからなんですよね。。。。


私も初めてKayaを飼う事になった時は、
正直こんなに長く生活することの責任という事を考えていませんでした。
保護施設から引き取るという事は、ドイツ人の義姉はやっていましたが自分の事とは全く考えておらず。
(当時の私は犬を飼ったことがなくあまり深く考えなかったんですよね。)

Kayaと初めて出会ってからもうすぐ11年になります。
トルコ、ドイツと一緒に生活してきて、私生活のいろいろな変化もあった11年でしたが
一度もKayaを手放そうとは考えたことはありませんでした。

しんどくなったことはありましたが、Kayaのお母さん犬がKayaを連れて行く私に向かって
遠吠えしたのを思い出し、あの時ずっと責任もって育てるよって思ったな~
っていう事を思い出したものです。



日本のペット事情に関する記事を読むたびに、先進国の日本なのに・・・って思ってしまいます。
犬友だちも殺処分が日本で行われているとは思っていない人も結構いたりします。

命や物を粗末にするようになったのはいつからなんだろう・・・
こういうところは、ドイツを見習ってほしいなって思います。



森にある墓地。

2016-09-02 | ドイツ生活
 

ドイツの墓地は日本と違って、お花が植えてあったりして公園のような空間です。
宗教ごとに独立した墓地があるドイツ。
一 般的なキリスト教系の庭園墓地には何度かはいった事があったのですが、
Waldfriedhofと言われる自然と一体化した森の墓地に先週行く機会がありました。

墓地のに入り口には、自転車・犬は入ってはいけませんという看板が出ています。


相方君の仕事先が先週から墓地の納骨堂?を作ることだったので、
土曜日に少ししなければいけない用事があるという事でついていくことになったという訳です。


とっても静かな空間で、リスにたくさん出会い、鳥のさえずりが聞こえてくる森の墓地。
墓石がなければ、森の中を散歩している感覚になります。
墓石の前には家族が座れるようにベンチが置かれています。


ここでは、日本みたいに肝試しとかは出来そうにありませんね~(笑)
土葬なので、よく考えたら火葬の日本より少しおどろおどろしい感じもするんですけど・・・

メーターの計算をし直してみたり。

2016-09-01 | おうちのこと

ある週末の仕事場へ向かう前の朝焼け。


6月中旬に隣りの建物の住人が、壁から水がしみ出ていると言って始まった壁の水被害騒動。

7月1日に乾燥機がやってきて、8月15日まで稼働。
その間は本当に喉は痛むし、乾燥がひどくどうなることかと思ったり。
7月分の家賃は30パーセント下げてもらえたので、まあ我慢できました。

そして、昨日乾燥機の電気代を返金してくれるという管理会社からのお手紙がやってきました。
107,46€を返金しますので、口座番号を教えてくださいという内容。

こんなに少ないか???と思ったの私、よく読むと・・・

495KW(乾燥機の使用メーター数) ×0,217090(電気の単価)=107,46€
いたって簡単な計算ですが、なぜ495KWと出たのかがまず謎。

幸い、こういう事になるかと思って7月1日、返却した8月15日の時点で
乾燥機についているメーターの写真を撮っていた私。

使用量は私の計算では、メーター数 12360-11611=749KW
そして、管理会社がどこから電気の単価を決めたのか知りませんが、
住人みんな契約している電気会社が違うので、当然お値段も違ってくるので、
うちの場合、26,82セントだし・・・という事で
ちゃんと計算したら

749×0.2682=201€になって
差額93,54!!もあるやん!!!!

向こうの何かのミスなのか、わかってやっているのかは疑問ですが半分近く差額が出ているのは納得できません。
納得できないという手紙を書かないといけないハメになりました。
(こういうのは今は相方君担当なので助かるのですが・・・)
こっちの計算と、写真を添付してお返事を書くそうです。
めんどくさいな~なんでこういう簡単なことも一回で終わらないのか・・・

 

相方君が壁紙を貼り直してくれました。
来週、壁塗りを始めるそうです。そう、リビング全部になります・・・とほほ。
家具動かさないといけないよ~(苦笑)

来週からは建物の正面、庭に、屋根職人さんが仕事するように足場はくるし、
水漏れの原因はまだちゃんとわかっていないので、屋根の点検修理もするようです。
まだまだ時間がかかりそう・・・