
誕生日の日に出かけたのは、ザイフェンから35Km西にある町Marienburgは、
16世紀のシルバー・ラッシュにより生まれて、栄えた町です。







ここは、アルプスより北で唯一現存するイタリアのルネッサンス式の町だそうです。
確かに、町の雰囲気(建物)が少し他の町と違っていました。


Heinrich der Frommeにより都市計画されて町が出来たそうです。
日中太陽を見られない鉱夫たちの為に住宅は大きな窓が設けられ、
子どもを学校に通わせない鉱夫には給料を全額払わない、
親を失った子どもたちのための施設を作ったりと社会事業にも力を入れたようです。




町の散策の後、修復されたPferdegöpel とよばれる馬の牽引力を利用して
作動させる巻き上げ装置がある鉱山を見学しました。


この装置の形が、クリスマスのキャンドルでくるくる回るピラミッドの原型だとか。








私の好きな木のおもちゃを作った地域には、いろんな歴史と風習があることを知り、
ますますこ詳しく知りたくなりました。
相方君にとっても、鉱山を掘った時に出てきた石で作られた古い建物、鉱山のなかの坑道・・・・
興味を引くものが沢山。(笑)
今回の休暇だけでは、とてもまわれそうにないくらい広範囲なのでこれから、
少しずつ色々な町をまた休暇で訪ねたいと思っています。
山の谷あいの村には、廃墟になったお城も・・・



ちゃんとお城の説明のプレートがあります。

この地域のいろいろな施設を無料で周れる、カードもあります。
4日間カードを思い存分使いました。(笑)
今回滞在したエルツ山地には銀街道とよばれる全長約140kmの観光街道があるのを
前回車で村々を走っていて知りました。
このエルツ山地の「エルツ」はドイツ語で「鉱石」を意味します。
ヨーロッパ最大の野外博物館といわれている、ザクセン=ボヘミア銀街道には、
30以上の見学用鉱山と郷土博物館、壮麗な教会、
歴史的な鉱山町がたくさん集まっているそうです。
来年にユネスコの世界遺産に登録されるか、と少し期待していたりする私です。
おまけ

リスを発見!!(笑)