その博物館のことを知ったのは2016年に友人と初めて
Annaberg Buchholzへ行った電車の中でした。
その時に、たまたま近くに座ったご夫婦がAnnaberg Buchholzへ行くのなら
絶対行くべきところと言ってすすめてくれたのが、
この地方の工芸品がスイスから戻ってきた貴重な作品がある博物館でした。
そのあとにも、いろいろな工房の人にいいところだから行きなさいと
勧められて続けて8年(笑)やっと行ってきました
Manufaktur der Träume
それも今回は日本から来てくださっているCOCOROさんたちも一緒に6人で!
最初にお会いしたご夫婦が、とても裕福なスイスに住んでいる
エルツ地方出身の人が個人的に集められた作品を
集めた貴重な博物館と言われていたのは覚えていたのですが・・・
一体それが誰のことなのかそしてなぜここに???って感じでした。
今回訪ねてみて分かったのは・・・
ヘアカラーで世界的に有名なWellaの創設者がエルツ地方の人で、
そのお孫さんが、集めておられた作品を祖先の出身であるエルツ地方に寄贈されて
2010年にオープンした新しい博物館だったのです。
1890年から1930年ごろにエルツ地方で作られた工芸品を中心に、
18世紀から現在に至るまでの工芸品が1400点ほど集められています。
ザイフェンのおもちゃ博物館とはまた違ったものが置いてあり、
本当に充実した2時間でした。
また、ゆっくり見に来たいな・・・と思える場所です。
そして今回、ここに来たもうひとつの理由は・・・
母親のおきに入りの工房でもある、Horatzscheck工房の100周年の展示会。
事前にHoratzscheckさんにも連絡を入れていたので、
少し時間を作ってくださってお会いすることができました。
母親から頼まれていた作品も、譲っておただけることが出来そう。
初夏に母親が来たら渡すことが出来そうです。