人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

「期待値の低さ」こそスモールタイヤ商売の原点!

2014年05月22日 | タイヤビジネス
タイヤという商品は必需品でありながら 「安全」という重要な役割りがあります。
いざ買い替えをする場合 

いつ替えようか?
どこで替えようか?
何がいいかな?
お値打ちに買えるところはどこかな?
評判はいいのかな?


ざっとこうした判断基準を包含した意識が瞬時に立ち上がります。
そしてまず記憶をたどります。

そういえばチラシが出ていた。
ガソリンスタンドのにいちゃんが買えどきやとささやいた。
近所の○○さんは タイヤはあそこで換えるらしい。
テレビ宣伝で見かけた○○はあそこにある。
数年前にタイヤを買った店は親切だったな。
ネットではどうやろ。



タイヤ交換を意識しだす時期としては

車検が近づいた。
スタッドレスに交換する。
スタッドレスからはきかえる。


などを機縁として気にすることが始まるわけです。
だけど毎日毎時 タイヤのことを考えているわけではありません。
忙しい日常の中忘れてしまうのも人です。

ここに「用意のいい人」と「切羽詰ってから行動する人」の 
二人の人が自分のなかで意見交換をするはずです。
「まだ後でいいわ」
「そうだ車に詳しいあの人に紹介してもらお」
というようなことがあると思われます。
お客様の心理を想像すると 
意識に立ち上がる記憶データの情報というキーワードが見つかります。


ここからが自分たちのタイヤショップを忘れられないように 
あるいは記憶に立ち上がり安くするにはどうするかを考えます。
派手な宣伝をする。
立派なホームページで宣伝する。
必要以上に宣伝する。・・・・・


するとありのままの・・・・最大の特徴がありました。
「期待値の低さ」
小さな店に対して抱かれるお客様の第一印象です。
もしそれを打ち破る事が出来たなら
それだけで強烈な印象になりそうです。

お客様にメリットのある
「安い」「お値打ち」「親切」「安心」といった
基本的な要素を活かせるのは
「小さい店はたいしたことないやろ」という常識を「期待値の低さ」という気軽さです。

 
定休日のご案内も キッチリ枠取りをする洗車の基本技術を応用する丁寧さ。
期待値の低い店を 「オッ丁寧な仕事」と思われるだけの丁寧な貼り方です。
もしこれをさっさっと 定休日が分ければいいんだとばかりにおろそかにした貼り方なら
お客様の「期待値は低い」というそのままで記憶に残りません。

舟橋君の貼り方なら 
これを見られたお客様は「オッこの店は小さくて無名やけどキチンとした仕事をしそうやな」
このように記憶にとどめてくださるかもしれません。
一事が万事とも言います。
無名有力 有名無力とも言います。
世間様は「目くら千人 目明き千人」とも言います。

「ココ壱番屋のカレーの看板が美味しそうに感じないようにわざと撮ってある。」
美味しそうに見える看板で 現実に美味しくなければお客様は騙された気分になる。
逆に美味しそうに見えなくて 美味しければファンになる。

師匠が指摘された視点は「期待値」という 
お客様が持つハードルを上げないという虚飾を捨てることの重要さです。
キチンとした仕事を続けることが遠回りのようですが
宣伝の近道なのかもしれません。
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