蒸し暑い日になりました 入梅も近づいて元気なのは紫陽花です。
明日から雨模様の天気予報で洗車・コーティング業も一服といった感じです。
タイヤ小売の立場から 「タイヤ価格」について考えて見たいと思います。
我々は独自資本の零細小売業で 製品としての「タイヤ」を製造する立場にありません。
我々に存在するのは 「仕入れ価格」と「販売価格」という二つの価格であり
その差額が「粗利益」として当社の活動の原資になるものです。
その価格のなかで「販売価格」というのがお客様にとって関心のあるもので
以前は定価という表示があり 「その定価から三割引きです。」
などという表現方法でもって価値を計る基準のモノサシを提示する事が出来ました。
世の中の流れから タイヤもオープンプライスに変わり
そのタイヤを示す定価というモノサシがなくなり
販売に当たる業者さんも 「どういった表示をするか」という面で苦心されているようです。
買い手としてのお客様には 155-65-134本で¥9.800とか
ネット表示で155-65-131本¥500とか 目に付く表示の
工賃や運賃・代引き手数料を含まない単品表示が普通に目に入る時世となって
「この前25.000で買った同じサイズが500円で売っているやないか」
と第一に印象に残り なにやら損をした感じを受けられる人もあるようです。
理屈を言えばたとえ1本500円でも 4本なら2.000円 それに運賃が2.000円
代引き440円 工賃が4.000円 タイヤ廃棄料1.400円 ゴムバルブ1.000円
のトータルで¥10.840となり
ブリジストンタイヤで¥25.000VS無名ブランドの中国製で¥10.480といった
価値のすり合わせという比較になり どうしますか?という事になるのです。
ブリジストンVS無名中国製
25.000VS10.480
安心・安全VS心配・不安 といった事に陥り
我々を訪ねて相談されると 「それなら19.800のヨコハマにされたら」などと
アドバイスをするわけです。
結局 お客様は「絶対安さ」を求めるばかりでなく
「値打ち安さ」という価値との
比較をされているのです。
「安物買いの銭失い」というようなことが一番嫌われるのがお客様の心理であります。
このようにしても内外の価格差トップブランドとなら
25000-10480=14520
セカンドブランドヨコハマとなら
19800-10480=9520 1本あたり2400の価格差を
お客様が受け入れられればヨコハマが売れる可能性があるわけです。
それにしても いくらアジアンタイヤで工賃やコストが安いといっても
なぜこんなに価格差があるのか?という疑問が出るのは当然です。
極端ことを言えば アジアンタイヤであろうがヨコハマタイヤであろうが
タイヤショップを取り付けのインフラとしてみれば
工賃は同じ4.000(すみません持込の場合は別途としています)の
同じ収入をえることができるわけです。
この場合 タイヤの販売利益は0としての極論です。
この立場まで降りると 二つの理容が推測されます。
一つは日本製の価格決定権=トップメーカーのブリジストンにあり
研究開発費・安全マージンの品質重視・国内生産といったコスト理由と
日本マーケット=高価格で通用するという戦略理由が見えてきます。
何を隠そうこの国は世界で一番タイヤが高い国なんです。
同じ製品でも新興国のマーケットへ行くと極端な場合日本の半値でプライスがついています。
でもそれは仕方ありません その国の平均収入は日本の50%以下の国で
日本の半値が価値として同じなわけです。
日本という国が豊かである=平均収入が高い=インフラが整っている=タイヤ価格も設定プライスリーダー
ブリジストンが握っている。
なぜかって言うと当社に来る卸価格表がB社Y社D社T社など
同じグレードと推測される製品は全て同じような価格が設定されています。・・・
もちろん仕入れ条件は違うから 販売価格が同じになるとはいえません。
日本で製品価格指数100とするなら新興国の製品指数は50という
価格差が全世界ではあたり前なのは ブランドバックなどの分野でも言われています。
そうなんです日本は世界一豊かで平均的な国である証拠ともいえます。
すると新興国で買って日本へ輸入する商売が成り立つわけです。
同じ製品を新興国で半値で売っているわけですから
ある程度の量を買えば仕入れ価格も安くなるでしょう、
それを日本の高いマーケットへ輸入すれば
販売価格も国内流通より安くできるから
売れるわけです。
但しハイブランドの高価格帯商品の話になります。
水は高きから低きへ流れるのです。
タイヤ価格の各差は 為替の差ばかりか 国別の所得格差 品質格差などが
係りあっているようです。
販売店が多くの利益を欲張っているわけではありません、
その中で最適をたえず探して提案しているのが
スモールタイヤ商売のスタイルです。
タイヤ業界の裏も表も知り尽くし ローカルなマーケットで 毛細血管の役割り。
小さな小さな商売に徹します。
イマージンのHPです。
明日から雨模様の天気予報で洗車・コーティング業も一服といった感じです。
タイヤ小売の立場から 「タイヤ価格」について考えて見たいと思います。
我々は独自資本の零細小売業で 製品としての「タイヤ」を製造する立場にありません。
我々に存在するのは 「仕入れ価格」と「販売価格」という二つの価格であり
その差額が「粗利益」として当社の活動の原資になるものです。
その価格のなかで「販売価格」というのがお客様にとって関心のあるもので
以前は定価という表示があり 「その定価から三割引きです。」
などという表現方法でもって価値を計る基準のモノサシを提示する事が出来ました。
世の中の流れから タイヤもオープンプライスに変わり
そのタイヤを示す定価というモノサシがなくなり
販売に当たる業者さんも 「どういった表示をするか」という面で苦心されているようです。
買い手としてのお客様には 155-65-134本で¥9.800とか
ネット表示で155-65-131本¥500とか 目に付く表示の
工賃や運賃・代引き手数料を含まない単品表示が普通に目に入る時世となって
「この前25.000で買った同じサイズが500円で売っているやないか」
と第一に印象に残り なにやら損をした感じを受けられる人もあるようです。
理屈を言えばたとえ1本500円でも 4本なら2.000円 それに運賃が2.000円
代引き440円 工賃が4.000円 タイヤ廃棄料1.400円 ゴムバルブ1.000円
のトータルで¥10.840となり
ブリジストンタイヤで¥25.000VS無名ブランドの中国製で¥10.480といった
価値のすり合わせという比較になり どうしますか?という事になるのです。
ブリジストンVS無名中国製
25.000VS10.480
安心・安全VS心配・不安 といった事に陥り
我々を訪ねて相談されると 「それなら19.800のヨコハマにされたら」などと
アドバイスをするわけです。
結局 お客様は「絶対安さ」を求めるばかりでなく
「値打ち安さ」という価値との
比較をされているのです。
「安物買いの銭失い」というようなことが一番嫌われるのがお客様の心理であります。
このようにしても内外の価格差トップブランドとなら
25000-10480=14520
セカンドブランドヨコハマとなら
19800-10480=9520 1本あたり2400の価格差を
お客様が受け入れられればヨコハマが売れる可能性があるわけです。
それにしても いくらアジアンタイヤで工賃やコストが安いといっても
なぜこんなに価格差があるのか?という疑問が出るのは当然です。
極端ことを言えば アジアンタイヤであろうがヨコハマタイヤであろうが
タイヤショップを取り付けのインフラとしてみれば
工賃は同じ4.000(すみません持込の場合は別途としています)の
同じ収入をえることができるわけです。
この場合 タイヤの販売利益は0としての極論です。
この立場まで降りると 二つの理容が推測されます。
一つは日本製の価格決定権=トップメーカーのブリジストンにあり
研究開発費・安全マージンの品質重視・国内生産といったコスト理由と
日本マーケット=高価格で通用するという戦略理由が見えてきます。
何を隠そうこの国は世界で一番タイヤが高い国なんです。
同じ製品でも新興国のマーケットへ行くと極端な場合日本の半値でプライスがついています。
でもそれは仕方ありません その国の平均収入は日本の50%以下の国で
日本の半値が価値として同じなわけです。
日本という国が豊かである=平均収入が高い=インフラが整っている=タイヤ価格も設定プライスリーダー
ブリジストンが握っている。
なぜかって言うと当社に来る卸価格表がB社Y社D社T社など
同じグレードと推測される製品は全て同じような価格が設定されています。・・・
もちろん仕入れ条件は違うから 販売価格が同じになるとはいえません。
日本で製品価格指数100とするなら新興国の製品指数は50という
価格差が全世界ではあたり前なのは ブランドバックなどの分野でも言われています。
そうなんです日本は世界一豊かで平均的な国である証拠ともいえます。
すると新興国で買って日本へ輸入する商売が成り立つわけです。
同じ製品を新興国で半値で売っているわけですから
ある程度の量を買えば仕入れ価格も安くなるでしょう、
それを日本の高いマーケットへ輸入すれば
販売価格も国内流通より安くできるから
売れるわけです。
但しハイブランドの高価格帯商品の話になります。
水は高きから低きへ流れるのです。
タイヤ価格の各差は 為替の差ばかりか 国別の所得格差 品質格差などが
係りあっているようです。
販売店が多くの利益を欲張っているわけではありません、
その中で最適をたえず探して提案しているのが
スモールタイヤ商売のスタイルです。
タイヤ業界の裏も表も知り尽くし ローカルなマーケットで 毛細血管の役割り。
小さな小さな商売に徹します。
イマージンのHPです。