Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
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 今から1年半も前に、真空管を変える その1
を書いてからずーーーっとほったらかしに
なっていました。

 最近も、その記事を見ていただいた方
がいらっしゃるようなので、これでは、
いかん、と思い今頃になって、続きを
書きます。

 前回の要点はAMT SS-11を買ったけど、
イマイチ歪まないし、音も今までの真空管の
歪みと何か違うのでその原因がSS-11に付いている
真空管、6H2N-EBという今まで聞いたことのない
管にあるのではないかと考え、真空管を替えて
みようと思ったということです。

 今まで使った真空管アンプには全て12AX7の
真空管が使われていて今回のAMTだけが6H2N-EB
なのでこれを12AX7に替えれば今までの真空管アンプ
に近い音が出るのではないかと考えたのです。

 で、まず疑問が浮かんできたのはこの
6H2N-EBが付いているところに12AX7は
使えるのか、ということです。

 でもこれは、丁寧にブログに紹介している方
がいらっしゃって、そこを参考にさせて貰って
無事解決。



この写真は既に交換後の写真ですが真空管の台の白い
ところに少し見えている小さい5mm程の2つのプレート
を4本あるピンの中2本に1枚、端1本に、もう1枚が挿さった
状態が6H2N-EB対応、右2本に1枚、左2本に1枚、それぞれ
挿さった状態が12AX7対応というふうに回路が
切り替えられるようになっている。

 AMTのサイト
にも書いてありました。

 よく出来てるもんだ。

 で、同じ12AX7の中でも特によく歪むという
 Mullardというのにしてみた。



鳴らしてみた。

 いつも慣れ親しんだ12AX7のサウンドだ。

 歪みのタイプは、これがMullardの音なのか、
歪みは十分になったが少し硬い音がする気がするが、
6H2N-EBの時とは、全く違う音になった。

 AMT SS-11のいいところは他のチューブプリアンプ
よりもクリーントーンがきれいなところ。

 歪みのタイプはまた真空管を換えれば変えられそう
だが、かなり良い感じにはなったので、それ以来
そのまま使っています。

それまで使っていたDigitech2112よりも
ものすごく小さくて軽量なので最近はLIVEでも
AMT SS-11を使っています。


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