Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



ロニーがこの世を去ってから早いもので、
もう3年以上になる。

 先月来日したPaulMcCartnyと同い年
だったんだな。

 60歳を超えてからもガンが発覚するまで、
Vocalistとしては、衰えることなく、
素晴らしい歌声を聞かせていた。

 一方、SongWriterとしては、

 Stargazer
 The Gates Of Babylon
 LongLiveRock'nRoll
 Heaven&Hell
 WeRock

 など数多くのHR/HMの歴史に残る
名曲を偉大なギタリスト達と共作した。

 しかしRonnieはDioとしての3枚目の
アルバムSacredHeartを境に急速に、
アイディアが枯渇してしまったような
平凡な曲しか書けなくなってしまった。

Dioとしての4枚目のアルバムDreamEvil
はヴィヴィアン・キャンベルの後任として
加入したクレイグ・ゴールディの凡庸な
リフに、精彩を欠いたメロディーの曲
ばかりで、先述の名曲に肩を並べるような
曲は無く、それ以後のアルバムにも、
Dioの代表曲として名前の残るような曲は
最後まで1曲も生まれなかった。

 しかもDreamEvilアルバム以降はメンバー
チェンジも相次ぎ、さらにBlackSabbath
への再加入、脱退もあって音楽性まで、
迷走が続いた後、前述のDreamEvilアルバム
のギタリスト、クレイグ・ゴールディー
を呼び戻して作ったコンセプトアルバム
MagicaでようやくDioらしい音楽性を
取り戻したものの、楽曲のクオリティー
はDreamEvilアルバムとせいぜい同等程度
で、ここからも名曲は生まれなかった。

 しかし、歴史的名曲とまでは
いかなくとも、そこそこいい曲は
昔の路線を取り戻したMagicaアルバム
以後、少しは収められるように
なった。

 でもそこそこいい曲1曲の為に
アルバム1枚を買う気にはなれず、
久々に買ったMagicaアルバムを
最後にDioのアルバムを買うこと
はなくなってしまった。

 その後、Ronnieが亡くなった後
知らないうちに
TheVeryBeastOfDio Vol.2と
題されたCDが発売されていた。

 前述のMagicaアルバム以後の
曲を集めたものでアルバムにある
1~2曲のそこそこいい曲も
こうやって1枚のアルバムとして
聴くとなかなかいい楽曲が
集まっている。

 Vol.2というタイトル通り
Dioの代表曲、WeRockもRainbowIn
TheDarkもVol.1に収録されている為
ここにはどれも収録されていないが、
むしろ、多くのファンから、
忘れられた後期の埋もれた曲のみ
で構成されているこのアルバムは、
初期のファンが1枚だけ買う後期の
アルバムとしては最適だ。

しかも、貴重音源も収録していて、
Ronnie生前最後の録音となった、
Ronnieのいとことして有名な
Rodsのデイビッド・フェンステインの
ソロアルバムに収録されたRonnieの
Vocal曲、MetalWillNeverDie、
日本盤MasterOfTheMoonのボーナス
トラック、PrisonerOfParadise、
未発表に終わったMagicaⅡに収録予定
だったElectraなども収録した
充実の1枚だ。

 Dioの初期は好きだったが後期は
ほとんど聴かなかったというファン
は僕だけではないと思う。

 そんな方にとてもオススメ
したい。

誰が考えたのか知らないけどこの
ひどいデザインのジャケットとは、
裏腹に、お得な1枚です。

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