今年も大谷翔平の名前を聞かない
日はない。
いつの時代にも、人々をアッと
驚かせるようなHeroが現れる。
僕の1歳年下のこのHeroは、
1995年の1月、まさしく
世間をアッと言わせた。
「近鉄バファローズを退団して
大リーグに挑戦することに
なりました。」
日本人メジャーリーガーの
パイオニア、野茂英雄。
その後、次々と選手が続き、
今では日本人選手が、メジャー
リーグに移籍しても誰も
驚かなくなった。
実は日本人メジャーリーガー
第一号はマッシー村上氏で、
野茂ではないのだけれど、
ま、それはおいといて、
それまでの日本とアメリカの
野球の力の差は、歴然で、
親善試合として行われていた
日米野球で、日本人投手が
メッタ打ちにあうシーンを
何度もみた。
そんなところへ挑戦する勇気は
まさしく、名前の通り英雄、
Heroにふさわしかった。
それまで日本では、ほとんど
放送されていなかった
アメリカ・メジャーリーグの
試合がNHKーBSで
野茂の登板試合が放送される
ようになった。
その放送のエンディングテーマに
使われていたのがこの曲だった。
ほとんど空耳アワー的な使い方なのだが、
哀愁のあるメロディーが単身、前人未踏の
アメリカへ乗り込んだ野茂の雰囲気に
とてもマッチしていると思った。
この曲は誰なんだろう?
当時まだインターネットは一部の人が
使い始めていた程度だったので、
今のように簡単には調べられなかった
のだが、何かの方法で調べて、
この曲はドイツのバンド、Bonfireの
No Moreであることが分かった。
どうやって調べたかが全く思い出せない
のだけどそんなに苦労しなかったように
思う。
当時、一世を風靡したいわゆる
Helloweenタイプではないドイツの
バンドとして、バンド名だけは
知っていた。
そのBonfireの1stアルバムにこの曲は
入っていた。
哀愁のあるメロディアスな曲が
この曲以外にも沢山あり、今でも
好きなバンドの1つです。
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