おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

経営改善への道 マーケティングプランの構築 【会社が変わっていく物語2】

2015-02-23 12:50:56 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



この社長は事前に人事異動までの決意を持ってトレーニングに参加させるか否かを話す事を迷っていました。

悩む社長を見て、私はいくつかのステップを用意する事を提案しました。

①課題図書→論文の報告(期日を決めて)

②トレーニングに参加したいかどうかの意志を確認する面談の実施(社長面談)

上記を経て、今回のトレーニングの必要性を社長自身がどのように認識するか確認なさったらいかがでしょうか?とお伝えしました。

私は事前に伝えた方が良いと思っていました。

なぜなら変化を起こして欲しい管理職に主体性を発揮していただかなければならないからです。

言われた事だけをもくもくとこなす管理職はその会社では最大の成果を出す人材では無くなっていました。

時には叱咤激励し、褒め、認め、部下を導いていく事にコミット出来ない管理職はすでに機能とポジションを失っていたのです。

これは誰も幸せにならない状況です。

社長は①と②のステップを経て、管理職と向き合う事を承諾しました。

しかし、この論文と面談で思わぬ事が起こりました。

論文の提出にはあからさまに不満を言う方、陰で文句を言う方、素直に取り組む方など色々いらしたようです。

全体的な雰囲気としては、こんな事をしても会社の業績は良くならない!本を読んで業績があがるなら、日本中の会社全ての会社が読めば不景気なんてならないだろう。とい論調だったようです。

しかしここに最古参の山本さん(仮称)が登場されます。普段はパットしなかった人物だったようですが、非常に胆力があり、冷静沈着、それでいて会社の行く末や部下の未来に関してとても関心が高かったのです。

なんとかしなければならない!!密かに考えていたのですが、言いだす場所が無かったのです。本来そういったリーダーシップを発揮するのでは無く、背中で物を言うタイプの人物でした。

私は山本さんと話をしました。入社からの苦労話、うれしかった事、奥さんとの馴初め、息子さんのお話、部下に対する気持ち、今後の会社について、ご自分の今後の人生について等、様々なお話をする中で、私は思い切って提案をしました。

「山本さんに口火を切っていただきたい」

すると数日後の事です。

月初の業績会議の最後に「一言よろしいですか?」と意を決した山本さんは発言してくれたのでした。

「今回の論文提出ですが、ただ提出するのでは無く、発表会にしませんか?」

参加していた管理職はあっけにとられてしまって発言するタイミングを逃したのでしょう。社長の「山本さんの提案について特に意見がなければそうしたいと思う」の声に皆うなずくだけでした。

すると若手課長の代表格だった、太田さん(仮称)が私に相談があると話に来られました。

社長に伺えないので私に聞きたいとの事でした。なぜ社長に聞けないのか?と聞いてみると、答えは明瞭で社長とどのように接していいかわからないとの事でした。

聞きたかった事は今回の論文と面談の意図は何なのか?という事でした。

私は太田さんの行動に賛辞を申し上げ、社長の想いをお伝えしました。


(つづく)






「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

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