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マーケティング研究 他社事例 750 「デンソーは工業生産の知見を活用しています」 ~スタートアップが次々に~

2021-02-12 09:23:04 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 750 「デンソーは工業生産の知見を活用しています」 ~スタートアップが次々に~


スマート農業に製造業の工場の視点を取り入れたのが、自動車部品大手のデンソーです。

デンソーは施設栽培の浅井農園(津市)と共同でハウス農場を運営しています。

三重県いなべ市にある4.2ヘクタールの巨大ハウスでは、デンソーが開発した自動収穫ロボット「FARO(ファーロ)」が、まるで生き物のように動いています。

搭載カメラで赤く成熟したトマトの房だけを選別し、ロボットアームに取り付けたハサミで器用に摘み取っています。

デンソーのフードバリューチェーン事業推進部FVC事業戦略室では「露地栽培は天候に左右されるのみならず、次第に土地が痩せていく。食糧安全保障の観点から考えれば世界の農業は屋内型の施設栽培に移行せざるを得ない」と話します。

オランダ・セルトン社製ハウスは長辺256cm、短辺164cmで、1棟建てハウスとしては日本最大級と言います。

改善もお手のもので、従業員は小型タブレットで室内の撮影をし、病気にかかった苗を見つけるなど現場で課題を発見すると、ただちに画像を共有仕組みを構築しています。

これにより、最小限の農薬投与で病気のまん延を防いでいるのです。

これは自動車部品工場のオペレーションを植物工場に応用している格好です。

食料を生み出すフードテック、アグリテックは世界の潮流でもあります。

食のスタートアップを調査してきた野村アグリプランニング&アドバイザリーは、「欧米では食と農畜水産業に対する投資が盛り上がり、アメリカIT大手も注目している」と話します。

例えばGV(旧グーグルベンチャーズ)は、北米で農家向け電子商取引(ECサイト)を展開するファーマーズ・ビジネス・ネットワークに出資しています。

アマゾン・ドット・コムは食品スーパーのアマゾン・フレッシュを通じて食品の知見を積み上げています。

モサ・ミートのマークポスト博士が2013年に培養肉でハンバーガーを試作した際の資金はグーグルの共同創業者セルゲイ・ブリン氏が提供しています。

新しい肉を研究するスタートアップには、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏も資金を投じており、言うまでも無く彼らの目利きは厳しいですが、着目しているのは、商品やサービスが世の中の課題の解決につながるかどうかです。

こうした食ビジネスに期待するマネーを受けて、アメリカで注目すべきスタートアップが次々に誕生しています。

例えば、世界で初めてクロマグロの細胞培養に成功したシリコンバレーのフィンレス・フーズは、2023年ごろに培養マグロ肉による刺し身の提供を目指しています。

さらにサーモンの細胞培養も計画していると言います。

日本でも、培養肉で日清食品HDのようなフロントランナーが存在し、食品バイオテクノロジーのスタートアップも次々に生まれています。

商業ベースに乗せるフードテックの国際競争は、数年後には激しくなると見られています。

(続く)


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R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。

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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



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