佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

Greendrinks?に参加2

2010-12-15 20:46:45 | 日々の思い

今回の本題は「ソーシャルな企業人」として会社の業績を伸ばしていくためにサントリーウィスキーを売るためだけでなく、環境からも考えていくという。そのために日夜、お酒の開発でなく森林を守ることから、運送計画、ボトルの開発と苦労されておられる。

 まず良い水を保つための森林を守ることから。タル材の確保ですがウィスキーのタル材はオークの原木「日本ではナラ」を使用していて樹齢100年以上の物を使用している。このタル作りの順序は、「原木・材のチエック・側板仮組・輪締め・チヤー(火入れ・中を焦がす)となるそうです。

 続いて軽量ボトルの開発。最近ペットボトルも大変薄い物が出回ってきていますが、それに伴う包装についての考え、一般的にダンボールを使っていたのをラップ、フィルム状のものを使い簡単に包装できるようにするとか。(ただ、難点は2段ぐらいしか積めない)。それに加えて運送計画として他社の物品との混載による得意先への共同配送という無駄と搬送費の節約などを考えておられる。

高屋さん自身は元々研究員であって、20年近く水やコーヒーの研究をされていたという。そして今のFREE(ビール)やブラックコーヒー、サントリーウーロン茶などは2年以上の研究の成果だという。

そして環境活動に関わるようになって「どんな会社でも社会のあり方を考えずに発展はなしえない」とおっしゃられていました。

高屋さんとのトークの前に工場やウィスキー舘を見学。山崎のウィスキーやお水を味わいながらの楽しい一時でした。

高屋さん、案内をしてくださったサントリーの方々の皆さん、オミヤゲまで貰ってすみませんでした。ますます良い商品を作ってください、ありがとうございました。
 

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