以下、八木禧昌さんの文章です。
南紀沖合のやや深い岩礁底で時々釣れるのがこの「ホウキハタ」で す。
身は透明感のある白身で刺身に、薄造りにグッド。鍋などにしても 美味で八〇センチにもなります。魚市場にはマレにしか入荷しないので その味を知るのは釣り人のみかも。
さて、なぜホウキなのか?。ポイントは、この魚の目を起点に放射状 に伸びる線状の紋様にあります。
そうです、よく見ると「ほうき木」の枝ぶりそっくりだし、寺の和尚 さんが節のある「竹箒」で庭の落ち葉をかき集めている姿さえ目に浮か びます。
どうやら昔の人が、魚の体に描かれた自然の造物主のアートに箒(ほうき)をイメージしたのは間違いなさそうです。
夏の夜釣りでこの魚の大物を船縁に取り込んだ漁夫が、ふと天空を見 上げると、「ほうき星」が降ってきた。ここから箒へ、魚の紋様へ、と 連想が広がったのではないか。そんな壮大なロマンを遠い、いにしえの 海に感じてしまいます。(八木禧昌・イラストも)
佐藤談・・私が12月9日にホウセキハタと間違って下記の文章を入れていました、すみません
私は宝石の様に斑点が美しくついているので、そこから宝石のような美しいハタといったのかとも思っているのですが、勝手な解釈でしょうな。
南紀沖合のやや深い岩礁底で時々釣れるのがこの「ホウキハタ」で す。
身は透明感のある白身で刺身に、薄造りにグッド。鍋などにしても 美味で八〇センチにもなります。魚市場にはマレにしか入荷しないので その味を知るのは釣り人のみかも。
さて、なぜホウキなのか?。ポイントは、この魚の目を起点に放射状 に伸びる線状の紋様にあります。
そうです、よく見ると「ほうき木」の枝ぶりそっくりだし、寺の和尚 さんが節のある「竹箒」で庭の落ち葉をかき集めている姿さえ目に浮か びます。
どうやら昔の人が、魚の体に描かれた自然の造物主のアートに箒(ほうき)をイメージしたのは間違いなさそうです。
夏の夜釣りでこの魚の大物を船縁に取り込んだ漁夫が、ふと天空を見 上げると、「ほうき星」が降ってきた。ここから箒へ、魚の紋様へ、と 連想が広がったのではないか。そんな壮大なロマンを遠い、いにしえの 海に感じてしまいます。(八木禧昌・イラストも)
佐藤談・・私が12月9日にホウセキハタと間違って下記の文章を入れていました、すみません
私は宝石の様に斑点が美しくついているので、そこから宝石のような美しいハタといったのかとも思っているのですが、勝手な解釈でしょうな。