石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

第二回米作り講座 開催 その1

2008年08月12日 | 田んぼ・お米作り講座
(今回はT.Sさんに活動報告の記事をお願いしました。)

●自然に手を触れ学ぶ
 
 ギラギラと太陽が照りつける8月9日、東京・日野市の石坂ファームハウスで今年2回目の「米作り講座」が開かれた。農業と自然を知ることによって食物や自然を大切にする心を育てたい、との主旨で、田植えから稲刈りまでを実体験してもうら活動。今回の講座は稲の成長を調べるとともに、田んぼに生きるさまざまな生物の生態を知るのが主な内容.市内外から親子連れを中心に約70人が参加した。
 午前9時に集合した参加者は3グループに分かれて、田んぼの自然観察、案山子(かかし)作り体験、ブルーベリー摘み、の3コースを2時間半ほどかけて楽しんだ。

 『案山子作り』
 案山子つくり体験コーナーでは、参加者は宮崎さん(石坂さんの援農者)らの指導に従い,竹とワラと着古したシャツを使って30分ほどかけて大きなものを作りあげた。ワラなどははじめて触れる参加者もいて、材料との格闘に汗だくになっていた。苦心の作品はそれぞれが担いで、田んぼに運び畔に立てかけた。石坂さんがスズメよけの網を張るまでは、この案山子たちが田んぼで見張り番をすることになる。皆で田植えをした稲を手作りの案山子で見守るというアイデアだ。
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