3位のV・ファーレン長崎を下して勢いに乗って連勝するはずだったヴァンフォーレ甲府戦。こんな結果は想定していなかったのですが、いつまでもそれをまとめないのも先に進めなくなるので、この場で試合を振り返って次節以降に臨みたいと思います。
前にも述べたように小瀬でのアウェーゲームの相性は良い方だと思っています。近年では負けたという記憶がありません。J2に降格してきて7年目になるヴァンフォーレ甲府も相当J2にすっかり馴染んできて、来季のJ1昇格の可能性もなくなり、若干目標を見失った感があります。ただ、こういうプレッシャーのない相手との試合は先制しないと難しい試合になってしまうことが多々あります。そうでなくても今季のファジは先制を許すと厳しい試合になります。勝つ為に絶対必要なものは先取点です。それができなかった試合は痛い思いを何度もしてきました。
それでは、J2第34節、JITリサイクルインクスタジアムで行われたヴァンフォーレ甲府戦のスコアとスタッツを振り返ります。
⚽失点するまでのファジは割と思惑通りの試合を進めていたと思います。相手の攻撃を上手く止めており、あとはこちらが先制すれば予定通りの勝ち試合に持って行けるはずでした。しかし、アダイウトンのスーパーゴールで全てが一変してしまいました。こちらが前がかりになったCBの裏に隙ができて、ミスから2点目を奪われて試合がほぼ決まってしまいました。この時点で1点でも返していたら負けない選択を取れたと思いますが、致命的な3点目を奪われて万事休す。今季のファジは追いかける展開に弱いのです。
この負けを反面教師として残り4試合に4連勝する為に生かすことができれば、その後のプレーオフに勝ち抜く力を維持できると思います。生き残る為には勝つしかない。まずは、虎視眈々とプレーオフを狙っているいわきFCとの直接対決に勝ちましょう。
順位は辛うじて5位にいますが7位のモンテディオ山形との勝点差は「1」、8位のいわきFCとも勝点差「4」です。いわきとの直接対決に勝てば、いわきに対して引導を渡すことができます。しかし、後半戦になって怒涛の快進撃を続けている山形を蹴落とすことができるかどうかは、ファジが勝ち続けることしかありません。
プレーオフを争う各チームの今後の4試合の対戦相手を確認します。対戦相手のチーム名にアンダーラインが引いてあるのは当該チームのホームゲームになります。
試合は生き物ですから、対戦相手がどうだからと言って勝てるわけではありません。勿論、負ける訳でもありませんから、とにかく一試合一試合を大切に勝って行くことが求められます。一つでも上の順位でプレーオフを迎えることも大事な要素ですから、ここからはトーナメントのつもりで戦い続けないといけません。
まずは、次節のいわきFC戦に必勝態勢で臨みましょう。
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