おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

vs FC町田ゼルビア 難敵に快勝! ここに来てチーム状態が急上昇!? コロナの影を光に変える今季のベストゲーム!

2022年09月06日 16時02分51秒 | サッカー

J2第34節、ファジアーノ岡山のホームゲーム、FC町田ゼルビア戦の振り返りです。

何しろ、再開試合のモンテディオ山形戦を含めてアウェーゲームが3試合続いたのですから、シティライトスタジアムへ行くのも随分久しぶりです。

第32節の横浜FC戦は、コロナ陽性者が6人出たことで、大幅にスタメンを入れ替える事態に陥りましたが、接戦を展開。カウンター1本にやられる悔しい敗戦でしたが、急遽スタメンに入ったメンバーが健闘しました。あと一歩で勝てていただけに残念でした。

そして、2017シーズン以降、勝てていない苦手中の苦手、ザスパクサツ群馬と対戦した第33節、相手GKのパスミスを拾ったミッチェル・デュークが冷静にゴールに流し込んで奪った虎の子の1点を守り切って勝利。内容は今一歩でしたが、厳しいメンバー構成の中で勝点「3」を奪うことができました。

そして、因縁の再開試合となった第8節、モンテディオ山形戦は、前半11分のファジの間接FKから再開するという異例のスタートでしたが、練習を積んでいたプレーで、ヨルディ・バイスが叩き込んでいきなり先制。その後は中2日のハンディを考慮して5バックで自陣を固めるスタミナ温存策でゴールを死守し続けました。後半ATに相手DFのキックミスをハン・イグォンが決めてダメ押し、「2-0」で今度は本当に勝ちました。

「地獄のアウェー3連戦」を2勝1敗、勝点を「6」増やして帰岡した選手たちは、今度は5試合中4試合がホームゲームとなる9月の戦いに挑みます。5試合の全てが昇格プレーオフを争う上位チームとの対戦となり、私なりに「罰ゲーム月間」と名付けた厳しい戦いに突入します。

その初戦となるのが9月4日(日)に行われたFC町田ゼルビア戦でした。これまでも痛い星を落とすことの多かった難敵で、前線に多くのタレント、元代表も複数揃う嫌な相手です。今季、アウェーでの対戦は完敗しました。今季ここまで6敗しているファジにとって完敗と言える試合は、この町田戦とホームで「0-2」と敗れたロアッソ熊本戦の2試合のみです。難しい試合を優位に進める為には、早い時間帯での先取点が大切です。相手に先に点を取られると強力な攻撃陣が嵩に懸って攻め込んできますから、益々窮地に陥ります。先制できるかどうかが、この試合の鍵と思っていました。

試合開始頃にはバックスタンドが概ね埋まり、これは9,000人以上行くかと期待していました。

両チームのスタメンです。

FC町田ゼルビア スターティングイレブン

ファジアーノ岡山 スターティングイレブン

それでは試合に参ります。

*Cスタ 10,584人

岡山 2-0 町田

 前半:1-0

 後半:1-0

得点者:

5分 田中雄大(岡)

54分 佐野航大(岡)

⚽開始早々、深い位置で徳元のロングスローの跳ね返りを河合がシュート、GKがはじいてポストに跳ね返ったところを田中が蹴り込んで先制しました。この先取点でペースを握れましたから、このゴールが最大の勝因です。試合後、ヒーローインタビューに佐野が呼ばれた時に、田中が「俺でしょ!?」とアピールしていましたが、次回は田中くん、インタビューに呼ばれるように頑張ってください。

2点目はチアゴ、デュークと繋いで、デュークから出された優しいパスを佐野が右足を振り抜いたミドルシュートで追加したものでした。U-19代表に呼ばれているので次節からチームを離れる佐野ですが、ここに来ての成長ぶりが著しく、高卒ルーキーとしては最高のルーキーシーズンを過ごしています。

守りでも、町田のFW陣にほとんど仕事をさせずに、落ち着いて3試合連続のクリーンシートを達成しました。守備面が安定しているので、一時は劇場化していたCスタも安心して視られる時間が増えてきて頼もしいですね。

試合は「2-0」での快勝。間違いなく今季のベストゲームと言える勝利で、自動昇格圏まで勝点差「5」まで迫りました。上位2チームとの直接対決が終わっているので6ポイントマッチは残っていません。こればかりは他力本願なのでもどかしいことが多いですが、こちらが負けて差が広がることだけは絶対に避けないといけません。

この試合のスタッツです。

        岡山    町田
ボール支配率   43%   57%
シ  ュ  ー  ト 15     10
枠内シュート  6     4
パス(成功率) 259(68%) 478(80%)
オフサイド    1     3
F   K   16     22
C   K    2     4
P   K    0     0

上手く相手にボールを持たせて決定的な仕事をさせないという守り方がここに来てはまっています。ただ、全ての相手に通用するかと言えば難しいので、強い個の力を持ったチームには、守備を見直す必要があるでしょう。それを試合ごとにできているから、今の好調がある訳です。

この試合の入場者数は、

コロナ以降で初めて1万人を越えました。確かに実弾作戦はありましたが、それ以上にチーム状態の良さが動員数の増加に繋がっていると思います。クラブにとっては生命線ですから、9月のホームゲームは全て1万人を超えてくれると嬉しいですね。

次節は、9月10日(土)にCスタで行われるモンテディオ山形戦です。再開試合を戦って間のないこの試合、選手も入れ替わりますから、間違いなく死闘になるでしょう。とにかく勝利の為に応援しないといけません。

では、今週土曜日もCスタでお会いしましょう。

よろしくお願いします。


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