コロナは「COVID-19」と言いますよね。2019年に発生したウイルス症なのです。4年も5年も何の対策もできないまま続いてきたことになります。普通なら、もう風邪程度のランク付けでとっくに収束しています。
そうならないところに政治的意図と利権が存在することの証明が存在するのですが、中々真相に切り込もうとしませんね。メディアも利権側だからなのか、それとも大きな圧力がかかっているのか? 少なくともマスメディアは太平洋戦争当時から何の変化もなく、未だに大本営発表を続けています。
就実の春高2回戦欠場の影響が大きくなってきました。
春高バレーでコロナ欠場続出、女子3連覇狙う就実も 全員検査&1人感染“即アウト”で非難囂々
※以下引用です。
強豪校が戦わずして散った。
4日に幕が明けた春高バレー。3連覇を狙う女子・就実高(岡山)、10大会連続出場の女子・富士見高(静岡)はチーム内からコロナ陽性者が出たことにより、欠場となった。大会運営側は出場全チーム、運営スタッフ全員に抗原検査を実施しており、両校はこれに引っかかった形だ。なお、富士見高の陽性者は無症状だったという。
ウィズコロナが叫ばれて久しい昨今、学生スポーツの運営方式は時勢に応じて変化している。顕著なのが高校野球と高校サッカーだ。
昨夏の甲子園では大会前に出場全チームにPCR検査を実施すると、4校が集団感染と判断された。高野連は大会前ということもあり、回復期間を設けるためにトーナメントを組みかえて対応。大会中に2校の集団感染が発覚した際は登録選手の入れ替えを認めるなど、柔軟な大会運営を行った。その結果、辞退校が出ることなく閉幕した。
現在開催中の全国高校サッカー選手権は、今大会から出場校への一斉検査を撤廃している。「昨年の12月頃、この方針にするようJFA(日本サッカー協会)から指示がありました。出場校には体調管理の徹底と、もし体調不良者が出ればその都度、検査をするよう通達しています」とは、高校サッカーインフォメーションセンターの担当者。
大会の運営団体ごとに、それぞれコロナ対策の基準や方針がある。しかし、他競技がコロナ禍に順応しつつあるだけに、春高バレーの運営側に対し、ネット上は批判の声が噴出している。
《また胸糞悪い、選手の心を軽んずる大会》
《まだこんな事やってるんだ。陰性の選手だけでも参加させられるだろ》
《高体連バレーはいつまでも臆病で無責任。地方大会でも無観客だし》
自民党・細野豪志衆議院議員も5日、富士見高の欠場に触れ、自身のツイッターで「彼女たちの努力を想像すると胸が痛む」などと投稿。運営体制が大きな波紋を広げている。
■大会事務局に聞くと…
春高バレーはコロナ検査だけではなく、準決勝まで無観客で行う厳戒態勢を取っている。なぜ、これほど厳しいコロナ対策をしているのか。大会事務局に話を聞いた。
──なぜ全員に抗原検査をするのですか。
「コロナが流行っている状況がある。大会中に陽性者を東京体育館に入場させないため、事前に検査を実施しています」
──大会要項では陽性者が何人出たら欠場になるのですか。
「1名でも、です。登録している選手、チーム関係者の全員に抗原検査を実施して、陽性反応が出たら欠場になります」
──昨年も同様の形式でしたか?
「はい」
──ネット上では運営体制に批判的な声が多く上がっていますが、どう受け止めていますか。
「(少々の沈黙の後)それを……、お答えする必要はあるんでしょうか……。すみません」
コロナで涙を呑む選手がいなくなる時代は訪れるのか。
これだけを見ても、春高バレー事務局の馬鹿さ加減が浮き彫りになります。何かあった時の責任逃れの道を残したいという保身の気持ちだけが見えて来ます。
しかし、これだけでは終わらず続報が出て来ました。
春高バレー・就実高校 陽性で欠場も病院でのPCRでは陰性 学校側「生徒たちが納得する形の説明を」 岡山〈新型コロナ〉
※以下引用です。
試合前の抗原検査で新型コロナの陽性者が確認されたとして春高バレーを欠場することになった岡山の就実高校。その後、陽性とされた選手が病院でPCR検査を受けた結果、「陰性」だったことがわかりました。
就実高校によりますと、大会事務局が1月3日に選手と監督らに行った抗原検査で選手2人に「陽性の疑いがある」という結果が出ました。
そして、5日の試合当日、2人を再検査したところ1人が陽性となり、大会の規定によって就実は「欠場」となりました。
一方、陽性とされた選手がその後、病院でPCR検査を受けたところ結果は「陰性」だったということです。
これを受けて、6日朝、西畑美希監督らが大会事務局に救済措置を求めたものの、事務局からは「大会規定に則ったことで再試合などは認められない」と説明されたということです。
就実の対戦相手だった高校は「不戦勝」で勝ち上がり6日、3回戦を戦いました。
学校側は「生徒たちが納得する形の説明をしてほしい」と大会事務局に要望しています。
(就実高校/秋山圭子 校長)
「非常に重たいペナルティ。生徒たちのことを考えると、もう少し検査の体制というのを慎重にやって欲しかった」
結局、精度の悪い検査体制で行った抗原検査で欠場に追い込まれた選手の傷は一生引きずることになります。バレーボール協会もVリーグ機構も問題だらけですが、大会事務局もその程度ということですね。
日本バレーが頂点に立いなくなって40年以上が経ちました。
それが何故なのか? 深く考える人がいないことがその原因なのだと、いい加減に気付くべき時だと思います。ことなかれ主義の無責任なトップの下で強いチームは作れない。
全ての事象がそこに結びつくことを考えないといけませんが、気付く人すらいないのでしょうね。
バレー界を覆う分厚い暗雲が晴れる時は当分訪れそうにありません。
スポーツなのに科学を放棄して、お医者さんごっこに付き合うのは非常に情けない話だと思います。
今年の正月の大会を見ていると競技団体によって対応が大きく異なっており、特にバレーボール協会の対応の稚拙さには呆れました。
今の時期に無観客というだけでも馬鹿げているのに、1人でも陽性者が出れば出場停止とは、もはや開いた口がふさがりません。
あちら側の意思の戯言に踊らされる時代は遠く過ぎ去っているのに情けない限りです。