日本代表の試合結果に触れる前に、オーストラリア代表としてミッチェル・デュークが出場した25日のニュージーランド戦に注目します。この試合にはアルビレックス新潟のDFのトーマス・デンも出場しています。
試合結果は「2-0」でオーストラリア代表がニュージーランドを下して、この時期の国際親善試合に連勝しました。この試合で1トツプで先発出場したデュークは後半9分に先制点をあげています。恐らくこの結果を受けて、カタールW杯のオーストラリア代表にも選出されるだろうと思います。国家代表としてワールドカップのピッチに立つのは、選手なら誰でも抱く願いなのですから、クラブの事情でそれを妨げるべきではありません。ファジがもしJ1参入プレーオフに回った場合には、エースが欠場する事態も想定しないといけませんが、祝福の輪で送り出してあげたいですね。ちなみにトーマス・デンもW杯の26人に選出当確とのニュースが出ました。リーグではライバルチームの選手ですが、W杯では応援したいですね。
では、日本代表のエクアドル戦を振り返ってみます。快勝したアメリカ戦から11人全員を入れ替えて臨んだ日本でしたが、エクアドルの攻勢に押される場面が多く、得点シーンのないままに90分を終えました。収穫と言えば、PKストップで存在感を増したシュミット・ダニエルと後半から流れを引き寄せた上田綺世と相馬勇紀の前線2人が目立ったことぐらいでしょうか? W杯を勝ち抜くためには、「同じ力を持った2チームが作れるだけのメンバー構成」が必要と言われますが、そこまでは到達できていないと言えます。
それでもこの2試合を終えて日本代表は「鎌田のチーム」に変貌しつつあります。ずっと半端ない「大迫のチーム」が続いていましたから、そこは収穫だったかも知れません。世代交代を進めつつも、そんな中で長友佑都が存在感を示したのは、何とも皮肉なものだと苦笑しました。
出典:https://twitter.com/jfa_samuraiblue/status/1574534286761512979
*デュッセルドルフ・アレーナ 4,321人
日本 0-0 エクアドル
前半:0-0
後半:0-0
⚽自陣で我慢を強いられることの多かった試合。なかなかいいところを見せられませんでした。終盤に奪われたPKはシュミット・ダニエルが防いで事なきを得ましたが、自陣PA内での不用意なファウルは慎みたいものです。強豪チームは狙ってPKを奪いに来ますからね。
この試合のスタッツです。
日本 エクアドル
ボール支配率 51% 49%
シ ュ ー ト 9 12
枠内シュート 4 3
パス(成功率) 466(81%) 454(80%)
オフサイド 1 3
F K 14 16
C K 3 7
P K 0 1
内容でもやられた感はありますが、負けなかったことだけが収穫でしょうか?
代表26人はどうなるでしょうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます