おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

大相撲十一月場所 14日目と千秋楽 三段目取組結果

2022年11月28日 03時32分38秒 | 大相撲

都合で14日目と千秋楽の2日分をまとめて書きます。ご容赦ください。

まず、幕内の優勝争いは優勝決定巴戦になりました。本割で高安が阿炎に勝っていたら高安の優勝が決まっていたのですが、突き倒しで阿炎が勝ちました。そして、結びの一番で貴景勝が若隆景に勝ったことで、高安・阿炎・貴景勝の3人が12勝3敗で並んだ為、優勝決定戦は28年ぶりに3力士による巴戦になりました。

◇幕内優勝決定戦◇

  決まり手   西
高安 叩き込み 阿炎
貴景勝 押し出し 阿炎

幕内優勝は阿炎に決まり、3場所連続平幕優勝となりました。これは、年6場所になって以降では初めてのことで、決して褒められたことではありません。協会としては頭の痛い事項が増えました。来場所は大関が1人になることと言い、角界の今後には分厚い暗雲が立ち込めています。

まず、各段の優勝力士と三賞力士を確認します。

【幕内優勝】

阿炎(錣山)12勝3敗

【十両優勝】

欧勝馬(鳴戸)11勝4敗

【幕下優勝】

玉正鳳(片男波)7勝0敗

【三段目優勝】

日翔志(追手風)7勝0敗

【序二段優勝】

朝志雄(高砂)7勝0敗

【序ノ口優勝】

尊富士(伊勢ヶ濱)7勝0敗


【殊勲賞】

高安(田子ノ浦)12勝3敗

【敢闘賞】

阿炎(錣山)12勝3敗

【技能賞】

豊昇龍(立浪)11勝4敗

では、14日目の三段目取組結果です。

【14日目】

  決まり手   西
立王尚 上手投げ 西田
北洋山 寄り切り 実富士
飛燕力 上手出し投げ 林龍
林虎 押し出し 宮田
九鬼王 上手出し投げ      西太司
筑波山 上手投げ 千鵬
向田 叩き込み 魁新丸
牧尾 引っ掛け 朝氣龍
坂林 引き落とし 武蔵海
永田 寄り倒し 毅ノ司
押し出し 高麗の国   
颯雅 押し出し 優力勝
聖冴 押し出し 望月
竹岡 寄り倒し 千代北海
坂井 押し出し 魁清城
突き落とし 悠錦
朝天舞 突き落とし 西園寺
大場 勇み足 千代天富
納谷 押し出し 小滝山
春雷 掬い投げ 穂嵩
恵比寿丸    寄り切り 東誠竜
和氣の里 寄り切り 榛湊
秋良 寄り倒し 風賢央
隅ノ竜 送り出し 東照山
小城ノ浜 送り出し 延原
庄司 押し出し 田中山
大日堂 突き出し 琴拓也
羅王 送り出し 朝弁慶
錦国 突き落とし 花房

西太司は九鬼王を上手出し投げで下し、今場所の成績を4勝3敗、一店の勝ち越しとしました。

中々、万全の状態で土俵に上がれないことも多いでしょうが、地道にコツコツ精進することで、番付を上げて行ってほしいと思います。最近は時間をかけて関取になる力士が増えています。まだまだ諦めることなく努力を続けてほしいと思います。

続いて、千秋楽の三段目取組結果です。

【千秋楽】

  決まり手   西
香富士 掬い投げ 吉野
安齋 突き出し 陽孔丸
栃岐岳 叩き込み 龍成山
備巌山 押し出し 飯塚
新屋敷 叩き込み 美浜海
時虎 寄り倒し 美浜海
高馬山 寄り切り 旭将里
千代大和    寄り切り 翔傑
飛騨野 寄り切り 朝大洞
剛士丸 押し出し 柏大丸
清田 寄り切り 濱ノ海
豊雅将 寄り切り 千代大豪
昂輝 突き出し 琴大河
石井 下手投げ 木瀬の海   
天王山 突き落とし     翠桜
和山 押し出し 朝阪神
北の峰 押し出し 虎徹
清乃海 寄り切り 北勝栄
鷹翔 寄り切り 荒雄山
爆羅騎 下手投げ 常陸號
龍司 押し出し 寺尾海
慶天海 送り出し 村山
豊翔 上手投げ 大雷童
竜輝 突き落とし 琴ノ藤
富豊 寄り切り 佐田ノ輝
白旺灘 寄り切り 許田
富士東 叩き込み 時乃平
優勝決定戦
日翔志 押し出し 一翔

一年納めの九州場所が終わり、今年の本場所が無事に開催されました。それは喜ばしいことなのですが、幕内の現状を見ると問題山積です。

若い力士たちがどんどん下から押し上げて活性化しないと、このままではじり貧だと感じます。

頑張ってほしいですね。

今場所も西太司を応援していただいてありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。


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2 コメント

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Unknown (だいちゃん)
2022-11-29 18:01:22
最近の豊昇龍、若隆景、阿炎あたりの台頭を見ていると、ようやく「大関にふさわしくない大関」が淘汰され、それなりのメンツが揃ってきている、今はその過渡期・・とも思いますが、・・現状、「誰にでもワンチャンある」のは、本来、この世界、あってはならないはずなんですよねえ。

私が小学校高学年の平成3年から4年ころにかけてこういった「過渡期」がありましたが、あの頃の小結関脇クラス(琴錦とか・・)の力量があれば、今なら横綱も望めそうです。

私が熱烈推しの翠富士は、前頭3枚目で勝ち越しを決めました。貴景勝に迷いのある立ち合いで敗れた夜に師匠の旭富士と部屋付きの安美錦にこってり油を絞られて、開き直ったようです。もっと早く迷いを断ち切っていれば、来場所新三役が文句ない星を上げられていたかもしれない・・そう思うと残念です。

先日岩手に一時帰省しましたが、錦木が盛り返して勝ち越しで盛り上がりました(笑)これまた、私が推し(何故か北の富士さんが熱烈推し)の熱海富士は出直しとなります。十分に若いので、きっと出直してくれると信じています。

来年は、違った展開になることを信じましょう。
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>だいちゃん様 (issan)
2022-12-05 05:03:39
ちょっと大勝ちすると「大関候補」と持ち上げられて、勘違いして崩れる、を繰り返せば大関にはなれません。ただ、その大勝がたまたま続くと大関になれてしまう現状では、大関で長続きしません。一度陥落して復活する底力を持たないので、一場所で復帰できなければ浮かび上がることもありません。

「覚悟を持って大関になる」という基本的なところができていないのでしょう。退路を断つ決意もないので簡単に負け越しを重ねて落ちて行く、を繰り返します。以前なら、大関が連続負け越しというのは大きな恥だと思われていましたが、今では日常茶飯事になり悲しい限りです。

この空気を打ち破り、安定した成績を残せる、そして横綱を目指す力士の登場が望まれます。
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