北朝鮮には、「経済制裁」を断行し、「6カ国協議」は『他人まかせ』にしたらよい

2005年07月11日 23時33分28秒 | 北朝鮮問題
6カ国協議で積極的役割 韓国進展へ全力 (共同通信) - goo ニュース


北朝鮮が、「6カ国協議」に復帰しすることになった。朝鮮中央通信は、
①米が「主権国家」と認めた
②「侵攻の意思」がない
③「朝米2国間協議」を行なう
 と報道している。
 しかし、米国のライス国務長官が北朝鮮を「主権国家」と認めているとは言っても、「圧政国家」ではないと明言しているわけではない。また、「侵攻」については、「当面はない」だろうが、米国が、北朝鮮の現体制維持を確約しているわけでもない。
 ましてや、米国が北朝鮮との「二国間会議」に応じるとは言っても、「二国間交渉」に応じているわけではない。
 北朝鮮の食糧危機は、かなりひどい状態といわれている。中国や韓国から食糧支援しても、際限がないだろう。
「自助自立」しなければ、北朝鮮は、いつまでも他国からの「ミルク補給」を受け続けなくてはならない。
 今回「6カ国協議」に出るごほうびに米国から「食糧支援」を受けることができたとしても、永遠に支援が続くわけでもない。
 日本は、「拉致問題」を解決しなければ、「食糧支援」どころではない。
 北朝鮮は図々しくも「日本は何の貢献もしていない」とウソぶいているが、「食糧支援」のことを言っているのだとしたら考え違いもはなはだしい。
 北朝鮮にそこまで言われるのならこの際、何も貢献していないついでに思い切って「経済制裁」を断行してはどうか。
 北朝鮮の外交手腕を高く評価する向きもあるが、「乞食根性」から出た外交は、「まともな外交」とは言わない。
 日本は、たとえバカにされても北朝鮮政策は、「米国まかせ」「中国・韓国まかせ」ついでに「ロシアまかせ」に踏み切り、「圧力」を加えることが肝要である。
 何事も態度で示さなければ、相手の言うことを認めたことになる。「効果」うんぬんを議論するよりも、政治的アピールが大事だ。



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