金正日総書記は、進むも退くも「地獄」、いずれにしても「殺される運命」にあることを思い知れ!

2005年07月31日 22時42分07秒 | 北朝鮮問題
核放棄・見返り、同時に…6か国協議共同文書草案 (読売新聞) - goo ニュース

 金正日総書記は、本気になって「米朝国交正常化」や「日朝国交正常化」を考えているのであろうか。どうも疑わしい。
 というのは、「国交正常化」すれば、少なくともアメリカとの人事交流が活発化することになる。いろいろな儀式にも、金総書記は、姿を現さないわけにきいかないだろう。金総書記は、「安全の保証」を強く求め、アメリカが総攻撃して、体制を崩壊させるようなことを絶対にしないという約束を取りつけようとしている。
 だが、仮に約束を取りつけることができたにしても、「国交正常化」の後、アメリカのCIAなどの諜報機関が、金総書記の命を狙わないという保証はない。むしろ、「危険は高まる」と見なくてはならない。ここで思い出さなくはならないのは、韓国の朴正煕大統領が昭和五十四年十月二十六日にソウルのKCIA幹部食堂で暗殺された事件である。朴大統領を暗殺した犯人は、金戴圭(金載圭)KCIA(韓国中央情報部)部長だった。金載圭はその後、全斗煥(チョン・ドゥファン)率いる陸軍保安司令部によって逮捕、処刑されている。
 朴大統領が暗殺されたのは、「独自で核開発」をしようとしたからと言われている。日本の田中角栄元首相がロッキード疑獄事件をアメリカに仕掛けられたのは、「原子力発電開発に必要な燃料となるウランをオーストラリアやカナダから独自で輸入しようとしたからだ」と言われている。アメリカ政府やメジャーの逆鱗に触れたのである。「勝手なことをするな」とばかり、田中角栄元首相も朴大統領も、抹殺されたと見られるのだ。
 金正日総書記も、いずれは、アメリカCIAの手によって、必ず暗殺、抹殺されるだろう。
 金書記が、アメリカと国交正常化しようとするなら、北朝鮮は、核放棄とともに、「地下要塞」をすべてオープンにしなければならなくなる。「秘密」を持ってままで、アメリカや日本と国交を結べると思ってら、虫がよすぎる。
 金正日総書記は、いま、進むも地獄、退くも地獄の苦しみを味わっているに違いない。進めは、「暗殺」の危険が高まり、退いて地下要塞に潜り込めば、総攻撃される。さあ、どちらの道を選ぶか?

コメント (5)
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