毎夜、多くの男性を接客し、自身も豊富な恋愛経験を持つ熟女キャバ嬢。そんな彼女達に対して「恋愛相談を聞いてほしい」と考える男性客も少なくないのではないか。熟女キャバ嬢から見た男性客の恋愛とは、どのようにうつっているのだろうか?
熟女キャバ嬢
会社、家庭、プライベート……「熟女キャバ嬢が見た男性客の恋愛や結婚」について聞いてみた。
キャバクラで口説く客についてどう思う?
最初の質問のテーマは、「キャバクラでキャバ嬢を口説く客」について。キャバ嬢を口説く客は多いと思うが、本音ではどう思っているのだろうか? まず、語ってくれたのは都内のラウンジに勤務するユウコさん(仮名・37歳)。
「口説くって2パターンありますよね。1つは結婚している客が、冗談半分で『ヤラせてよ~』。もう1つは、独身のお客さんでキャバクラに本気で出会いを求めて口説いてくるケース。前者に関しては、こちら側からしても本気じゃないと分かっているし、上手く扱えば店に引っ張れるからどんどん口説いて~と思います。
タチが悪いのは後者で、キャバクラに出会いを求めてくる男って普通ならキモイおじさんを想像するじゃないですか。それが、最近は30代くらいのフツメンが本気でキャバクラに出会いを求めているんです。
恐らく、遊び方を知らないんでしょうけれど、こういう若者が最近めちゃくちゃ多い。本来なら適当にあしらうのですが、困ったことに最近の若いキャバ嬢はその口説きを本気にしちゃって男女の関係になってしまうことも……。
少し前にうちの店でも、20代のキャストが客との子供を妊娠したから店をやめる、と言い出して大騒ぎ!
うちはラウンジなので客とキャストを一気に失うことになるのでかなりの痛手。そういう客のことを私達の間では『クラッシャー』と呼んでいます」
情弱おじさんがキャバ嬢を口説いてはダメ?
一方、キャバ嬢を口説くのは勝手だが、家庭を巻き込むのはやめてくれ……と、ボヤくのは都内の熟女キャバ嬢のマイカさん(仮名・35歳)。 「たまにノリで口説いてくるお客さんなのですが、ある日『嫁にスマホを見られた……』と、青い顔して言ってきたんです。どうやら、寝ている間にスマホのロックを解除されて複数人のキャバ嬢とのやり取りを見られてしまった様子……。
怒った奥さんは、しばらく実家に帰ってしまったようです。仕事はできるけど家ではどこか抜けていたり、年配でスマホが苦手なお客さんはこういう失敗をやりがち。キャバ嬢にも家庭のトラブルに巻き込まれることだけは勘弁なので、スマホのセキュリティ対策だけはきちんとしておいてください!」
キャバクラにハマりそうなのはこんな客
では、最後に熟女キャバ嬢が見る「キャバクラにハマりそうな男の特徴」を聞いてみた。思い当たる節がある人はハマってしまうかも!? 語ってくれたのは大阪の熟女キャバクラに勤務するカナミさん(仮名・40歳)。
「ありがちだけど、真面目で女慣れしていない人。またはモテたという実績がないのに根拠のない自信だけはある男はハマりやすいですね。たとえば、夢追い人とか現実的に考えたら絶対にモテないけれど、そういうのが好きな女と付き合った経験をモテたと勘違いしていているとか。
キャバ嬢は、無職だろうがフリーターだろうが客にはとりあえず『すご~い!』と褒めるので、それを真に受けちゃうんですよね。あとは、売れっ子キャバ嬢の『接客は素だよ』という営業を本気にしちゃう人。これは経営者に多いですね(笑)」
では、悪いキャバ嬢(?)にハマらないためにはどうしたら良いのだろうか。カナミさんいわく、キャバ嬢の本音を見抜くのにはこんな方法があるという。 「冗談でもいいから、『今度、ホテル行こうよ』と言ってみるんです。そこで笑ってはぐらかしたり、『もう~、今度ね』など、期待を持たせることを言うキャバ嬢はヤリ手だと思っていいでしょう。
そこで『ムリでしょ!』と笑って返せるキャバ嬢は本音で話している証拠。色恋営業をされるということは『この人、ハマりそう』と思われているということですからね。そこで『ムリ』と言える、裏表のない子のほうが長く付き合っていけると思いますよ」
男性諸君からしたら夢のない話かもしれないが、「キャバ嬢に対して『いくら使ってやったのに……』と考える男性はキャバクラにも普通の恋愛にも向いていない」と語るカナミさん。「そのとき、楽しかったからいい」と思える考え方がキャバクラでも恋愛でも上手くいくコツなのかもしれない……?