芸能人の不倫に興味がない人々>「なんで他人の恋愛にあれだけ怒れるんだろう」「わざわざスポンサー調べていてすごい
俳優の東出昌大さんの不倫が原因で、妻の杏さんと別居状態にあることが発覚した。3人の子宝にも恵まれ、いわゆる”おしどり夫婦”のイメージが強かっただけに、世間の関心は非常に高い。
芸能人の不倫が発覚すると、各種メディアはそのニュースを報道する。さらに、ネット上では、不倫した人を徹底的に叩くことが恒例になった。しかし、中には「他人が不倫しただけで何を騒いでるの?」と冷めた気持ちで見ている人もいるようだ。ガールズちゃんねるに1月23日、「芸能人の不倫に興味ない人」というトピックが立った。(文:石川祐介)
不倫騒動から4年「ベッキーがテレビに出ても何も思わない」という声
コメント欄では「芸能人の不倫に興味がない」というトピ主に、共感の声が多数寄せられた。
「何でみんなあんなに必死になるのかわからない。完全に部外者、全く関係ない人のことなのにまるで自分のことのように受け止めてる」
「なんで人の恋愛ごとに対してあれだけ怒れるんだろう?って疑問。自分の人生に関係ないのに」
自身のことでもなければ、身内でもない。完全に知らない人が知らない人と不倫しても、自分の人生には全く影響がないはずだ。にもかかわらず、芸能人の恋愛事情や家庭問題に感情的になる理由がわからない、というコメントが相次いだ。
他にも「わざわざスポンサー調べて晒したり凄い根気だなあと思った」という人も。不倫した人が出演しているドラマのスポンサーを調べ上げ、一斉に抗議の電話を入れるよう、ネット上で促す人の熱意に驚きを隠せない様子だ。
また、4年前に不倫騒動を起こした芸能人の名前を挙げて「ベッキーがテレビに出てても何も思わない」という人もいた。
「子供が可愛そう」というラベリングは余計なお世話かも?
一方、夫婦仲が良いイメージが強かっただけに、今回の報道だけは気になってしまったというコメントも散見された。
「ムカつきはしないけど、二人ともそんな風に見えないから意外だった」
「仲良しアピールで仕事してた人なら気になるけど、えー!って思って終わり」
ただ、中には「不倫ニュースで悪者にされてる方が逆に被害者だったりとかあり得そう」という憶測が出てくるように、報道だけではどうしても事の全体像を知ることはできない。「不倫したやつが悪い!」と安易に考え、当事者を攻撃するべきではないだろう。
また、2人の子どもを”可哀想”と思いやる人に対し、鋭い指摘をする人も。
「『不倫した男性が父親なんて子供が可哀想』ってシールを張り付けるのは良くないと思う」
当事者の子どもを心配する気持ちも分からなくないが、他人の心配が”余計なお世話”となり、かえって事態を大きくしてしまうこともある。当事者に罵詈雑言を浴びせて「親が不倫をした可哀想な子ども」とラベリングを貼るほうが、よっぽど子どもの将来にとって不利益ではないだろうか。
芸能人の不倫は話題性があるため、ついつい関心を持ってしまうかもしれない。だが、本来は他人であるはずの自分が、知らず知らずのうちに事態を大きくするのに加担してしまうケースもある。ネット上の騒動に便乗せず、意見交換は知人同士の雑談程度にとどめておくのが無難だろう。
2020.1.24 キャリコネニュース
芸能人の不倫が発覚すると、各種メディアはそのニュースを報道する。さらに、ネット上では、不倫した人を徹底的に叩くことが恒例になった。しかし、中には「他人が不倫しただけで何を騒いでるの?」と冷めた気持ちで見ている人もいるようだ。ガールズちゃんねるに1月23日、「芸能人の不倫に興味ない人」というトピックが立った。(文:石川祐介)
不倫騒動から4年「ベッキーがテレビに出ても何も思わない」という声
コメント欄では「芸能人の不倫に興味がない」というトピ主に、共感の声が多数寄せられた。
「何でみんなあんなに必死になるのかわからない。完全に部外者、全く関係ない人のことなのにまるで自分のことのように受け止めてる」
「なんで人の恋愛ごとに対してあれだけ怒れるんだろう?って疑問。自分の人生に関係ないのに」
自身のことでもなければ、身内でもない。完全に知らない人が知らない人と不倫しても、自分の人生には全く影響がないはずだ。にもかかわらず、芸能人の恋愛事情や家庭問題に感情的になる理由がわからない、というコメントが相次いだ。
他にも「わざわざスポンサー調べて晒したり凄い根気だなあと思った」という人も。不倫した人が出演しているドラマのスポンサーを調べ上げ、一斉に抗議の電話を入れるよう、ネット上で促す人の熱意に驚きを隠せない様子だ。
また、4年前に不倫騒動を起こした芸能人の名前を挙げて「ベッキーがテレビに出てても何も思わない」という人もいた。
「子供が可愛そう」というラベリングは余計なお世話かも?
一方、夫婦仲が良いイメージが強かっただけに、今回の報道だけは気になってしまったというコメントも散見された。
「ムカつきはしないけど、二人ともそんな風に見えないから意外だった」
「仲良しアピールで仕事してた人なら気になるけど、えー!って思って終わり」
ただ、中には「不倫ニュースで悪者にされてる方が逆に被害者だったりとかあり得そう」という憶測が出てくるように、報道だけではどうしても事の全体像を知ることはできない。「不倫したやつが悪い!」と安易に考え、当事者を攻撃するべきではないだろう。
また、2人の子どもを”可哀想”と思いやる人に対し、鋭い指摘をする人も。
「『不倫した男性が父親なんて子供が可哀想』ってシールを張り付けるのは良くないと思う」
当事者の子どもを心配する気持ちも分からなくないが、他人の心配が”余計なお世話”となり、かえって事態を大きくしてしまうこともある。当事者に罵詈雑言を浴びせて「親が不倫をした可哀想な子ども」とラベリングを貼るほうが、よっぽど子どもの将来にとって不利益ではないだろうか。
芸能人の不倫は話題性があるため、ついつい関心を持ってしまうかもしれない。だが、本来は他人であるはずの自分が、知らず知らずのうちに事態を大きくするのに加担してしまうケースもある。ネット上の騒動に便乗せず、意見交換は知人同士の雑談程度にとどめておくのが無難だろう。
2020.1.24 キャリコネニュース