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ホワイトデーの悲劇は女性にもある。手作りチョコのお返しは…

2025年03月14日 20時05分21秒 | 女と男のこと
 
今年もバレンタインデーのお返しの日、「ホワイトデー」がやってくる。男性諸君は、何を渡そうか悩みに悩んでいるのではないだろうか。しかし、悩んでいるのは男性だけではない。何を貰えるのかドキドキしているのは女性も同じなのだ。そこで、過去にホワイトデーが失敗に終わってしまった女性2人の体験談をご紹介しよう。 
 
女子高生時代の初恋、手作りのチョコをあげたのに…
 
※画像はイメージです(以下同)
 
 青春時代の思い出において今でも忘れられないホワイトデーのエピソードを話してくれたのは、望月花子さん(仮名・45歳)。 「私が高校1年生の時の話です。生まれて初めて好きな男子にチョコレートを渡しました。もちろん手作りで……」  ホワイトデー当日、望月さんの周りの友達は彼氏や片思いの男子からお返しを貰っていたので、望月さん自身もドキドキしていた。 「友達は、若い時にはありがちなイケメンやスポーツができる、いわゆるクラスでも目立つタイプの男子が好きだったんですが、私だけは、大人しいタイプの人が好きでした」  放課後、他の友達は100%お返しを貰っていたなか、望月さんには未だ何もなし……。 
 
 男女合わせて8人の友達が望月さんがお返しを貰えるまで教室で待機してくれたという。そんな時、予期せぬ事態が起きる。 「教室の窓から外を見ていた友達が『あっ! 師匠!(※当時好きだった人のあだ名)』と叫んだんです。私も含めてみんなが窓に集まって外を見ると、師匠が同じグループの友達と帰っていく姿が……。教室の中は何となく気まずい雰囲気になってしまいました」  
 
女友達は「えー!! 何なの! お返しないとかヒドイ!」と怒りだし、男友達からは「花子、師匠はきっとホワイトデーの存在を知らなかったんだ。気を落とすな」と慰められる羽目になった望月さん。 「失恋と、みんなの友情と、いろいろ入り混じった複雑なホワイトデーになってしまいました。帰りにコンビニで、義理チョコすら渡していない男友達が、かわいそうだからってお菓子を買ってくれたんです。それがせめてもの救いでしたよ。ありがたかったけど、今考えると恥ずかしい思い出ですね」  師匠は、きっと照れていたのだろう。優しい友情に助けられた望月さん。苦いエピソードとしてではなく、望月さんにとって友情の大切さを知ることができた貴重な体験にもなったに違いない。
 
持ちで言った「チョコあげようかな~」に反省! 最悪なホワイトデーに… 
 
 小林唯さん(仮名・38歳)は社会人になりたての頃、同期の男友達に「俺の先輩がお前のこと好きみたいよ」と言われ、バレンタインデーが近かったので「チョコあげようかな~」と軽い気持ちで返してしまったことが、悲劇のホワイトデーを招いてしまった。  小林さんは「今でも後悔している」と、自業自得なエピソードを赤裸々に語り始めた。 「当時は、普段料理もしないし、お菓子なんて作ったこともなかったんですが。バレンタイン前日、なぜか手作りしてみようと思ってしまったんです。女のコをアピールしたかったのかもしれません」 
 
 お菓子作りを開始したのは深夜。失敗は許されないにも関わらず、作ろうとしたのはチョコレートのパイ包み。非常に難易度の高い料理であることは明らかだ。試行錯誤しながらも真剣に頑張った小林さんだったが……。 「案の定、大失敗しました(笑)。渡せるレベルのものにならなくて。どうしようと焦っても仕方のない時間でしたので、張り切らなければよかったと後悔しました。でも、よく考えたら、本人にはあげること言ってないし、別にいいかと諦めたんです」 
 
 
 しかし、その甘い考えが裏目に出る。 「チョコのことは忘れようと、気持ちを切り替えて職場に向かいました。そしたら、退社時刻間近に先輩が私のところに来たんです。しかも、『チョコは?』って」  どうやら、友達が、小林さんがチョコレートをあげることを先輩に伝えていたらしい。2人の間には気まずい雰囲気が漂うなか……。 「焦って『え、え、ないです……』と言うと、先輩は駆け足でその場を去っていきました。その後、友達が来て、『あれ? チョコ渡すんじゃなかったの?』って。それで『作ったんだけど失敗しちゃって』と正直に答えました」 
 
 ここでもまた気まずい雰囲気になってしまったと話す小林さん。なぜか小林さんは申し訳ない気持ちになり、当日デパートにチョコレートを買いに行き、翌日先輩に渡すことにしたようだ。先輩は無言で受け取り、またまた何ともいえない雰囲気を味わってしまった。  
 
それから1か月、なんの進展もないままホワイトデーに。お返しは貰えるだろうと少しは期待していた小林さんだったが。 「何も貰えませんでした。私がなぜかフラれた状況になってしまい……。この時は、言葉は軽々しく発しない方がいいなと反省しました。せっかくの出会いをこのようなきっかけで潰してしまって後悔していますし、もっと先輩の気持ちを大切にすればよかったと思っています」  この出来事から10年以上、小林さんは、バレンタインには本命以外にはあげないことにしている。 
 
 ――誰もが1度は経験するであろう、甘酸っぱいバレンタインデーとホワイトデー。想いを伝えるのも伝えられるのもドキドキ感があって楽しいものだ。心に残る良い思い出となるよう願っている
 
 
コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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Unknown (angeloprotettoretoru)
2025-03-14 10:52:30
おじさんおばさんの思い出話しですよね。今の若者青少年はバレンタインデーと恋愛の結びつきなんてものにはすっかり冷めてます。余裕のある人が自分のために好きなチョコ買うだけ。
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