全員に「裏金処分は軽くして…」な動機アリ…森喜朗元首相と安倍派幹部4人が醜悪な綱引き (msn.com)
やはり、あの“御大”が関わっていたのか。自民党安倍派の裏金事件が新たなフェーズに入った。2022年の「キックバック継続」に元派閥会長の森元首相が影響力を行使していた可能性が浮上。物議をかもしているのは、27日の日本テレビの報道だ。
岸田首相ら党執行部が同日と26日の2日間、安倍派幹部の塩谷元文科相、下村元政調会長、西村前経産相、世耕前参院幹事長の4人を追加聴取。幹部の一部が「キックバック再開の判断には森元首相が関与していた」と新たな証言をしたというのだ。
この特報を受け、28日の参院予算委員会は紛糾。立憲民主党の辻元議員が新証言の有無をただすと、岸田首相は「報道は承知しているが、今の段階で(聴取の)内容を明らかにすることは控える」と否定も肯定もしなかった。
岸田首相ら党執行部が同日と26日の2日間、安倍派幹部の塩谷元文科相、下村元政調会長、西村前経産相、世耕前参院幹事長の4人を追加聴取。幹部の一部が「キックバック再開の判断には森元首相が関与していた」と新たな証言をしたというのだ。
この特報を受け、28日の参院予算委員会は紛糾。立憲民主党の辻元議員が新証言の有無をただすと、岸田首相は「報道は承知しているが、今の段階で(聴取の)内容を明らかにすることは控える」と否定も肯定もしなかった。
森元首相を聴取の対象にするのかと畳みかけられると岸田首相は「森氏も関係者のひとりだ。(聴取対象に)含まれ得る」と答弁。これまでは「森氏が直接関わったという発言があったとは、報告を受けていない」と聴取に後ろ向きだったのに、態度が一変したのである。それだけ、安倍派幹部の新証言にインパクトがあったのだろうか。
「政界の話題は、4人のうち誰が“暴露”したのかで持ち切り。森さんと不仲の下村さんなのか、残る3人の誰かか。いずれにせよ、狙いは、森さんに責任をなすりつけることで自らの処分を軽くしたいということでしょう。4人は『選挙における非公認』の処分が科されるとみられ、次の選挙は全員、厳しい。4人とも少しでも処分を軽減して欲しいという動機があります」(永田町関係者)
「総理は内心ほくそ笑んでいるでしょう」
世耕氏は14日の参院政治倫理審査会で、参院議員が改選時に受けていた全額キックバックについて「誰が決めたのか」と問われると、「(派閥会長だった)安倍さんが決めたのか細田さんが決めたのか『その前の方』が決めたのか、残念ながら分かりません」と発言。安倍、細田両元会長と、その前任会長の町村元衆院議長もすでに亡くなっている。世耕氏の言う「その前の方」とは森元首相を指しているとしか思えない。まるで「森に聞け」と言わんばかりだった。
森元首相も当然、黙っているわけにいかず、今後は幹部4人との醜悪な綱引きが激化する可能性がある。この展開に岸田首相はニンマリのようだ。
「総理は、うるさ型の安倍派幹部だけでなく、人事に口を挟んでくる森さんを苦々しく思っているフシがあります。何を言い出すか分からない森さんへの聴取はリスクもありますが、パージするチャンスでもある。総理は内心ほくそ笑んでいるでしょう」(官邸事情通)
いっそ、森元首相は幹部4人への反撃の見せつけで、自ら証人喚問に出て堂々と説明してはどうか。
羽生善治も絶賛「チェスよりも圧倒的にいい」…日本の将棋ソフトが巨大資本のチカラなしに「飛躍的進化」を遂げた意外な理由 (msn.com)
「iPS細胞技術の最前線で何が起こっているのか」、「将棋をはじめとするゲームの棋士たちはなぜ人工知能に負けたのか」…もはや止めることのできない科学の激動は、すでに私たちの暮らしと世界を変貌させつつある。
人間の「価値」が揺らぐこの時代の未来を見通すべく、“ノーベル賞科学者”山中伸弥と“史上最強棋士”羽生善治が語り合う『人間の未来AIの未来』(山中伸弥・羽生善治著)より抜粋してお届けする。
『人間の未来AIの未来』連載第2回
将棋ソフトはいかに進化したか
山中将棋のソフトは、チェスや囲碁とは違う進化の仕方なんですか。
羽生そうですね。チェスや囲碁の世界は、ハードの力とデータの量に重きを置いて、グーグルなどの大企業がソフトを開発して強くしてきました。それに対して、将棋の世界の場合、ソフトの開発に巨大資本が入ってきませんでした。将棋ソフトは、2005年に保木邦仁さんが開発・公開した当時の最強ソフト「Bonanza」(ボナンザ)がオープンソースになり、それを土台にして個人プログラマーが改良、修正を加えて進化させてきました。
山中改良、修正とは、具体的にはどういう作業なんでしょう。
羽生プログラムを洗練させて強くするに際して一番難しいのは、正確に局面を評価させることなんです。「評価関数」と言って、一つの局面を見た時に、先手と後手どちらが有利か、数値化するわけです。ここでプログラマーが切磋琢磨して細かい修正を重ね、ソフトは強くなっていきます。
山中ここ数年、将棋のソフトが急激に強くなっているのは何か理由があるんですか。
将棋ソフトは「強すぎて誰も買わなくなった」
羽生「ギットハブ」(GitHub)というサイトがあるんです。ギットハブはソフト開発プロジェクトのための共有ウェブサービスです。将棋ソフトはほとんどがギットハブに載っており、オープンソースなので、誰でも自由にそれを使って分析や研究ができるようになっています。
アクセスして「このプログラムのここはおかしいよ」とか「ここは直したほうがいいよ」とチェックできます。それも最新版をどんどん載せてくれます。すると、開発者はそれを見て「自分も将棋のプログラムを作ってみよう」と思う。棋士もアマ、プロを問わず「それを使って分析してみよう」となる。それで飛躍的にレベルが上がっているんです。
山中そこはチェスや囲碁のソフトとは違うところですね。
羽生それが可能だったのは、実は「将棋ソフトを売る」マーケットが十年くらい前になくなったからなんです。強すぎて誰も買わなくなりました。マーケットがないので利害関係がない。だったら、いっそのことオープンソースにして、みんなで自由にどんどん進化させようという流れになったんです。
年に一度の将棋ソフトの大きな大会が終わると、上位ソフトのいくつかがウェブ上に公開されて、翌年にはそれをベースにした新しいソフトが出てきます。その年の頂上にいたソフトが翌年には5合目くらいになっている、ということが繰り返されているので、本当に驚異的なスピードで進化しています。
「将棋ソフトの勝負」をみんなでする
山中将棋の勝負ではなく、将棋ソフトの勝負をみんなでしている(笑)。
羽生ええ。実は私自身、ソフトの世界で将棋はチェスから10年、15年は遅れていると思っていたんです。チェスは世界での競技人口も多いし、論文の質と量もまさっていましたから。でも今はどういう状況かと言うと、将棋の世界で強いソフトは全部無料です。
しかも、いくつもあるソフトを比較して使える共通のプラットフォームも開発されています。さらに使い方がわからない人のために、マニュアルを書いてくれている人もいます。どこまで親切なんだ、と思います。一方でチェスの世界は、ソフトから何から全部揃えようとすると、けっこうお金がかかります。
だから、チェスのソフトはそれほど多くの人が使っているわけではありません。そのため、ここ5年ほどで将棋のソフトが一気にチェスを追い越して、一番手軽で使いやすくなったんだと思います。
山中そういうソフトを開発している人たちのモチベーションは、おそらく収益じゃないんですよね。
データ、ハードウェアよりも「ソフト」
羽生収益ではありません。第一、それを仕事ではやっていませんから。ただ私は、こういうことがあるんじゃないかなと思っているんです。今は結局、ビッグデータと言われるデータの力とか、あるいはハードウエアの計算リソースをどれくらい持っているかが、全体の性能や機能のかなりの部分を占めてしまっています。
すると、プログラマーからすれば、自分の腕の見せどころがないというか(笑)、相当比重が下がってしまいます。その意味で、将棋ソフトの場合は、そこでやりがいを感じることができるようなんです。
山中そうなってくると、どちらかと言うと、もう趣味の世界ですね。
羽生そうですね。それに、いろんなジャンルの人たちがいろいろアイデアを共有して進化しているところが、開発者たちは楽しいのではないかなと見ています。
今まで画期的なプログラムを作った人は、もともと化学が専門とか法学が専門とかまったく違う世界にいるんです。そこで得た知識や経験値を置き換えてソフトを開発していく。そういう人たちが幅広く入ってきているところが大きいと思っています。
だから、将棋のソフトはデータとハードの力ではなくて、ソフトの力をブラッシュアップして強くしてきた側面があります。そういう意味では、「ガラパゴス的な進化」を遂げてきたと言っていいと思っています。
『なぜ研究者は「隠したがる」のか…実は非効率すぎる生命科学研究の「伝統」』に続く
人間の「価値」が揺らぐこの時代の未来を見通すべく、“ノーベル賞科学者”山中伸弥と“史上最強棋士”羽生善治が語り合う『人間の未来AIの未来』(山中伸弥・羽生善治著)より抜粋してお届けする。
『人間の未来AIの未来』連載第2回
将棋ソフトはいかに進化したか
山中将棋のソフトは、チェスや囲碁とは違う進化の仕方なんですか。
羽生そうですね。チェスや囲碁の世界は、ハードの力とデータの量に重きを置いて、グーグルなどの大企業がソフトを開発して強くしてきました。それに対して、将棋の世界の場合、ソフトの開発に巨大資本が入ってきませんでした。将棋ソフトは、2005年に保木邦仁さんが開発・公開した当時の最強ソフト「Bonanza」(ボナンザ)がオープンソースになり、それを土台にして個人プログラマーが改良、修正を加えて進化させてきました。
山中改良、修正とは、具体的にはどういう作業なんでしょう。
羽生プログラムを洗練させて強くするに際して一番難しいのは、正確に局面を評価させることなんです。「評価関数」と言って、一つの局面を見た時に、先手と後手どちらが有利か、数値化するわけです。ここでプログラマーが切磋琢磨して細かい修正を重ね、ソフトは強くなっていきます。
山中ここ数年、将棋のソフトが急激に強くなっているのは何か理由があるんですか。
将棋ソフトは「強すぎて誰も買わなくなった」
羽生「ギットハブ」(GitHub)というサイトがあるんです。ギットハブはソフト開発プロジェクトのための共有ウェブサービスです。将棋ソフトはほとんどがギットハブに載っており、オープンソースなので、誰でも自由にそれを使って分析や研究ができるようになっています。
アクセスして「このプログラムのここはおかしいよ」とか「ここは直したほうがいいよ」とチェックできます。それも最新版をどんどん載せてくれます。すると、開発者はそれを見て「自分も将棋のプログラムを作ってみよう」と思う。棋士もアマ、プロを問わず「それを使って分析してみよう」となる。それで飛躍的にレベルが上がっているんです。
山中そこはチェスや囲碁のソフトとは違うところですね。
羽生それが可能だったのは、実は「将棋ソフトを売る」マーケットが十年くらい前になくなったからなんです。強すぎて誰も買わなくなりました。マーケットがないので利害関係がない。だったら、いっそのことオープンソースにして、みんなで自由にどんどん進化させようという流れになったんです。
年に一度の将棋ソフトの大きな大会が終わると、上位ソフトのいくつかがウェブ上に公開されて、翌年にはそれをベースにした新しいソフトが出てきます。その年の頂上にいたソフトが翌年には5合目くらいになっている、ということが繰り返されているので、本当に驚異的なスピードで進化しています。
「将棋ソフトの勝負」をみんなでする
山中将棋の勝負ではなく、将棋ソフトの勝負をみんなでしている(笑)。
羽生ええ。実は私自身、ソフトの世界で将棋はチェスから10年、15年は遅れていると思っていたんです。チェスは世界での競技人口も多いし、論文の質と量もまさっていましたから。でも今はどういう状況かと言うと、将棋の世界で強いソフトは全部無料です。
しかも、いくつもあるソフトを比較して使える共通のプラットフォームも開発されています。さらに使い方がわからない人のために、マニュアルを書いてくれている人もいます。どこまで親切なんだ、と思います。一方でチェスの世界は、ソフトから何から全部揃えようとすると、けっこうお金がかかります。
だから、チェスのソフトはそれほど多くの人が使っているわけではありません。そのため、ここ5年ほどで将棋のソフトが一気にチェスを追い越して、一番手軽で使いやすくなったんだと思います。
山中そういうソフトを開発している人たちのモチベーションは、おそらく収益じゃないんですよね。
データ、ハードウェアよりも「ソフト」
羽生収益ではありません。第一、それを仕事ではやっていませんから。ただ私は、こういうことがあるんじゃないかなと思っているんです。今は結局、ビッグデータと言われるデータの力とか、あるいはハードウエアの計算リソースをどれくらい持っているかが、全体の性能や機能のかなりの部分を占めてしまっています。
すると、プログラマーからすれば、自分の腕の見せどころがないというか(笑)、相当比重が下がってしまいます。その意味で、将棋ソフトの場合は、そこでやりがいを感じることができるようなんです。
山中そうなってくると、どちらかと言うと、もう趣味の世界ですね。
羽生そうですね。それに、いろんなジャンルの人たちがいろいろアイデアを共有して進化しているところが、開発者たちは楽しいのではないかなと見ています。
今まで画期的なプログラムを作った人は、もともと化学が専門とか法学が専門とかまったく違う世界にいるんです。そこで得た知識や経験値を置き換えてソフトを開発していく。そういう人たちが幅広く入ってきているところが大きいと思っています。
だから、将棋のソフトはデータとハードの力ではなくて、ソフトの力をブラッシュアップして強くしてきた側面があります。そういう意味では、「ガラパゴス的な進化」を遂げてきたと言っていいと思っています。
『なぜ研究者は「隠したがる」のか…実は非効率すぎる生命科学研究の「伝統」』に続く
実習で「教員にならない」決断をする学生も… 教員採用試験の倍率は過去最低 長時間労働で“なり手不足”深刻化(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース
実習で「教員にならない」決断をする学生も… 教員採用試験の倍率は過去最低 長時間労働で“なり手不足”深刻化
3/28(木) 17:40配信
中京テレビNEWS
学生たちが不安視する教員の長時間労働
教員になりたいという人が減っています。その背景にあるのが、教育現場の多忙さです。中には、教育実習で先生たちの働き方を見て、教員にならない決断をした学生もいました。深刻化する“教員のなり手不足”。学生たちの本音を取材しました。
求人は増加する一方で希望者は減少 学生たちが不安視する“教員の働き方”
教員人材銀行での講師登録者数の推移
先月26日、一番の繁忙期を迎えていた「教員人材銀行」。愛知県内の学校で非正規の講師として働く先生の登録などを行っています。講師を求める学校からの問い合わせは、多い日で100件以上にのぼります。求人が増える一方で、講師登録者数は減っていて、特に新卒での登録者数の減少が大きいといいます。
深刻化する“教員のなり手不足”。文科省の調査によると、近年、教員採用試験の受験者数は減少傾向にあり、今年度の倍率は過去最低の3.4倍。こうした状況を、学生はどう見ているのでしょうか。
教員を目指す寺島和希さん
塾講師のアルバイトをしながら教員を目指す、教育学部3年生の寺島和希さんは、勉強の楽しさを教えられるような先生を目指す一方で、不安視するのは教員の働き方。
教育学部3年生 寺島和希さん:
「友達から聞いた話なんですけど、教育実習に行って(他の先生が)朝7~8時に出勤するんですけど、夜も10時くらいまで残ってたよと聞いて、ちょっと不安だなと感じました」
文科省が昨年度行った調査によると、月の時間外労働が、いわゆる“過労死ライン”の80時間を越えて働く教員は、小学校で14.2%、中学校で36.6%にのぼっていて、その実態は、学生の目の届くところまで来ています。
なりたくても“できない”と感じてしまう教員という仕事
「教員にならない」決断をした井上響さん
3/28(木) 17:40配信
中京テレビNEWS
学生たちが不安視する教員の長時間労働
教員になりたいという人が減っています。その背景にあるのが、教育現場の多忙さです。中には、教育実習で先生たちの働き方を見て、教員にならない決断をした学生もいました。深刻化する“教員のなり手不足”。学生たちの本音を取材しました。
求人は増加する一方で希望者は減少 学生たちが不安視する“教員の働き方”
教員人材銀行での講師登録者数の推移
先月26日、一番の繁忙期を迎えていた「教員人材銀行」。愛知県内の学校で非正規の講師として働く先生の登録などを行っています。講師を求める学校からの問い合わせは、多い日で100件以上にのぼります。求人が増える一方で、講師登録者数は減っていて、特に新卒での登録者数の減少が大きいといいます。
深刻化する“教員のなり手不足”。文科省の調査によると、近年、教員採用試験の受験者数は減少傾向にあり、今年度の倍率は過去最低の3.4倍。こうした状況を、学生はどう見ているのでしょうか。
教員を目指す寺島和希さん
塾講師のアルバイトをしながら教員を目指す、教育学部3年生の寺島和希さんは、勉強の楽しさを教えられるような先生を目指す一方で、不安視するのは教員の働き方。
教育学部3年生 寺島和希さん:
「友達から聞いた話なんですけど、教育実習に行って(他の先生が)朝7~8時に出勤するんですけど、夜も10時くらいまで残ってたよと聞いて、ちょっと不安だなと感じました」
文科省が昨年度行った調査によると、月の時間外労働が、いわゆる“過労死ライン”の80時間を越えて働く教員は、小学校で14.2%、中学校で36.6%にのぼっていて、その実態は、学生の目の届くところまで来ています。
なりたくても“できない”と感じてしまう教員という仕事
「教員にならない」決断をした井上響さん
「教員にならない」決断をした学生にも話を聞くことができました。教育学部4年の井上響さんは、教員にならず一般企業に就職することを決めました。決断に至った理由についてこのように話します。
教育学部4年 井上響さん:
「実習で見た先生たちのように、遅くまで残って朝早く出勤という感じになると、『子どもたちと関わりたい』『授業をつくりたい』という気持ちがなくなってしまうんじゃないかなって」
一方で、実習で感じた勉強を教える“楽しさ”は心に残っていて、働き方が改善されれば、また教師を目指したいといいます。
なりたくても“できない”と感じてしまう教員という仕事。このまま目指す人が減ると、教育の質の低下が懸念されるとの指摘もあります。
東京学芸大学の岩田康之教授は「例えば、学校の先生が信用できないから塾や家庭教師で補えばいいやと考える親御さんが増えてくると、学校以外で教育を受ける機会を持たない子もいますので、格差が拡大していく影響もあると思います」と分析します。
学生の不安を解消するカギは現役教員の“生の声”
現役教員を招いた勉強会
教員を目指すことに不安を口にしていた寺島さんは、現役教員を招いた勉強会に参加しました。実際の働き方などを知りたいと、岐阜県内の大学に通う学生が主催したもので、20人ほどの学生が集まり、不安の声も聞かれました。
大学1年生:
「仕事をするために生きるんじゃなくて、生きるために仕事をしているのに、なんで仕事で病まなきゃいけないんだろうみたいな考えなんですけど」
大学4年生:
「残業時間とか残業代が出ない状況で、僕は早く帰りたいと思っているんですけど、それを良く思わない先生とかも多いんじゃないかなと思っていて」
高校教員:
「毎日学校に通って授業をする。めちゃめちゃいい仕事だなって思う。だからこそ適正な仕事量の現場に変えてきたい」
勉強会に参加した寺島さんは、教員の見方が良い意味で変わったといいます。現役の教員から直接話を聞いたことで、教員の働き方は良くなっていくと希望が持てたようです。
三重県の学校で行われた「授業実践研修」
自治体も動き始めています。三重県四日市市の学校で行われたのは、先生たちの「授業実践研修」。三重県では去年から、大学生が実際の研修に参加できる取り組みを行っています。学生は、授業を見学するだけでなく実践もあり、現場に入り働くイメージを持ってもらう狙いです。
研修に参加した三重大学教育学部4年の小川みゆきさんは、このように感想を話します。
三重大学4年 小川みゆきさん:
「(教育実習だけでは)先生方の思いを聞く機会がない。姿を見て感じることしかできないので。(研修では)子どもたちに対する熱意とか愛情を感じたし、すごくいい経験だったと思います」
長時間労働の改善とともに、このような取り組みが広がっていけば、教員の“なり手不足”も解消の糸口が見えるかもしれません。
東京学芸大学の岩田康之教授は「例えば、学校の先生が信用できないから塾や家庭教師で補えばいいやと考える親御さんが増えてくると、学校以外で教育を受ける機会を持たない子もいますので、格差が拡大していく影響もあると思います」と分析します。
学生の不安を解消するカギは現役教員の“生の声”
現役教員を招いた勉強会
教員を目指すことに不安を口にしていた寺島さんは、現役教員を招いた勉強会に参加しました。実際の働き方などを知りたいと、岐阜県内の大学に通う学生が主催したもので、20人ほどの学生が集まり、不安の声も聞かれました。
大学1年生:
「仕事をするために生きるんじゃなくて、生きるために仕事をしているのに、なんで仕事で病まなきゃいけないんだろうみたいな考えなんですけど」
大学4年生:
「残業時間とか残業代が出ない状況で、僕は早く帰りたいと思っているんですけど、それを良く思わない先生とかも多いんじゃないかなと思っていて」
高校教員:
「毎日学校に通って授業をする。めちゃめちゃいい仕事だなって思う。だからこそ適正な仕事量の現場に変えてきたい」
勉強会に参加した寺島さんは、教員の見方が良い意味で変わったといいます。現役の教員から直接話を聞いたことで、教員の働き方は良くなっていくと希望が持てたようです。
三重県の学校で行われた「授業実践研修」
自治体も動き始めています。三重県四日市市の学校で行われたのは、先生たちの「授業実践研修」。三重県では去年から、大学生が実際の研修に参加できる取り組みを行っています。学生は、授業を見学するだけでなく実践もあり、現場に入り働くイメージを持ってもらう狙いです。
研修に参加した三重大学教育学部4年の小川みゆきさんは、このように感想を話します。
三重大学4年 小川みゆきさん:
「(教育実習だけでは)先生方の思いを聞く機会がない。姿を見て感じることしかできないので。(研修では)子どもたちに対する熱意とか愛情を感じたし、すごくいい経験だったと思います」
長時間労働の改善とともに、このような取り組みが広がっていけば、教員の“なり手不足”も解消の糸口が見えるかもしれません。
国税を語る詐欺メールがきました。国税のe-Taxを見ると、以下のような注意喚起がありました。気を付けないと危ないですね!
国税庁からの連絡を装った不審なメールについて| 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス) (nta.go.jp)
国税庁からの連絡を装った不審なメールについて
お知らせ
掲載日:平成31年1月22日
国税庁からの連絡を装った不審なメールについて
「所得税に関する重要なお知らせ」などの件名で、国税庁からの連絡を装った不審なメールが送信されていることを把握しました。
国税庁では、e-Taxの利用にあたり、メールアドレスを登録している方に対して、メッセージボックスに情報が格納された際などに、登録しているメールアドレス宛てに「e-Tax(国税電子申告・納税システム)‹info@e-tax.nta.go.jp›」の 送信元表記で、定型文の「税務署からのお知らせ」メールを送信しています。
お知らせ
掲載日:平成31年1月22日
国税庁からの連絡を装った不審なメールについて
「所得税に関する重要なお知らせ」などの件名で、国税庁からの連絡を装った不審なメールが送信されていることを把握しました。
国税庁では、e-Taxの利用にあたり、メールアドレスを登録している方に対して、メッセージボックスに情報が格納された際などに、登録しているメールアドレス宛てに「e-Tax(国税電子申告・納税システム)‹info@e-tax.nta.go.jp›」の 送信元表記で、定型文の「税務署からのお知らせ」メールを送信しています。
定型文に当てはまらない「税務署からのお知らせ」メールについては、酷似又は偽装したメールであり、e-Taxから送信したものではありません。
このようなメールを受信された場合は、メールを開封せずに削除するなど、取り扱いには十分にご注意ください。
e-Taxから送付する「税務署からのお知らせ」メールの件名等については、「『税務署からのお知らせ』メールが届いた方へ」をご確認ください。
<実際の詐欺メール>
タイトルの税務署の頭が切れてますね。
務署からのお知らせ【宛名の登録確認及び秘密の質問等の登録に関するお知らせ】
国税還付金の電子発行を開始しました。
e-Taxをご利用いただきありがとうございます。<日本語おかしいですね>
令和6年度の税制改正等のうち、以下の申告手続について、追加及び修正を行い。
税制改正に伴い、税金の状況をわかりやすくするため。
E-Taxの個人納税アカウントを持つことを全員に義務付けていますこのメール受信後24時間以内に下記の専用リンクからE-taxアカウントをご登録ください。
◯ 注意事項
以下のリンクから案内に従ってE-tax個人アカウントの登録を行ってください。
案内メールの有効期限は令和6年03月19日となりますので、有効期限内に確認を行ってください。<すでに期限切れですが>
e-Taxをご利用いただきありがとうございます。<日本語おかしいですね>
令和6年度の税制改正等のうち、以下の申告手続について、追加及び修正を行い。
税制改正に伴い、税金の状況をわかりやすくするため。
E-Taxの個人納税アカウントを持つことを全員に義務付けていますこのメール受信後24時間以内に下記の専用リンクからE-taxアカウントをご登録ください。
◯ 注意事項
以下のリンクから案内に従ってE-tax個人アカウントの登録を行ってください。
案内メールの有効期限は令和6年03月19日となりますので、有効期限内に確認を行ってください。<すでに期限切れですが>
▼e-Taxホームページでご確認してください
※本メールアドレスは送信専用のため、返信を受け付けておりません。ご了承ください。
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発行元:国税庁
Copyright (C) NATIONAL TAX AGENCY ALL Rights Reserved.
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