れもん&みるく

徒然日記

パワーハラスメント

2018年08月05日 14時46分00秒 | ひとりごと
結婚したら退職する
赤ちゃんを授かったら退職する
そんな事が当たり前だった時代

私は 総務課に妊婦服の制服を頼んで
臨月まで働きました

ツワリがひどくても通勤しました
課長に呼ばれて辞めるように説得されました
その後 担当課からはずされ
窓際族になりました
いわゆるマタハラです

それでもイケイケのバブル時代
営業さんが頑張れるように
自分で工夫して仕事を探して
臨月まで働きました

いよいよ退職という時に
マタハラを課長に指示した
部長に呼ばれました

いろいろ気配りをしてくれて助かった
君を誤解していたと
マタハラを詫びるような言葉をかけられました


下の息子が幼稚園に通ったので
夢だったケーキ屋さんで
パートをすることになりました

10歳以上年下のパティシエさんに
無視され続けました
質問しても「自分で考えてください」と
言われました

製菓学校を出て頑張ってるパティシエさんと
ひょっこりパートで入った私が
同じ場所でケーキを作ってるのが
我慢できなかったのでしょうね

2年後その子が転職するときに
「今までひどい態度ですみませんでした」と
謝ってくれました


その後 医療事務の資格をとって
ベットのない総合的な診療所に勤めました
午前中だけで100人くらい患者さんが
来ることもある忙しい診療所で
スタッフみんなカリカリしていました

国家資格のない医療事務は
副看護師長さんに
「たかだか事務のクセして!」と
怒鳴られ続けました

看護師さんのミスを指摘したら
怒鳴られるって・・・
そのミスを事務員が入力して
間違った請求を患者さんにしてしまったら
被害者は患者さんになるのにね


転職した今の医院では
すぐにキレるドクターを
いかにキレさせないかという忖度の毎日です
はじめの頃 私はよく泣いてましたが

14年間勤め続けていると
ドクターが気持ちよく診療できるような
空気を作るツボがわかってきて
今では ある意味この医院での
自分の存在価値があると胸を張れます


昨日は地域の盆踊りの手伝いです

地域に女帝が君臨しておりまして
周りのスタッフはいつもピリピリしています

私はペーペーなので
直接に被害を被ることは少ないのですが
女帝とペーペーの間で働くスタッフは
一日中 女帝のご機嫌うかがいをしないといけません

あるスタッフさんが
「テレビで 某アメフト部や某ボクシング関係者の
ニュースを見て思うのだけど 私達もあれと
同じ状態を作り上げているよね
このままでいいのかと毎日思っている」

盆踊りだけではなく 地域の行事すべてが
女帝をトップとして
ボランティアスタッフ全員が
女帝の顔色を伺い動いている
いつ女帝に怒鳴られるかとピリピリしている

どこに行っても
いくつになっても
上に立つもののパワハラを受ける
そんな世の中なんだなぁと痛感します

女帝に対しての告発状を作りますか?
すぐに同意してくれる人が集まりますよと
冗談で話していましたが

そうやって皆んなに嫌われながらも
大きな組織を引っ張っていく
女帝もある意味
寂しい人生なのかもしれません

来月は敬老会のボランティアです
こうやって毎年毎年
女帝と共に行事をこなしていくんだなぁ(-_-)




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