(「河北新報」平成27年10月11日(日)付け記事より引用)
仙台市の朗読グループ「朗読リラの会」(竹井真理子代表)は18日、青葉区の市福祉プラザで演劇「光に向かって咲け~斎藤百合の生涯」を上演する。戦前、視覚障害者の教育や社会参加に情熱を燃やした女性の生涯を描く。
主人公の斎藤は1891年、愛知県で生まれ、3歳の時、病気で失明した。偏見や差別と戦いながら結婚し、ヘレン・ケラーを招いて講演会を開催した。障害者の自立を目指して「盲女子高等学園」を設立したが、志半ばで1948年に亡くなった。
リラの会は2013年、「光に向かって咲け」を初演した。今回は斎藤の母校、筑波大付属視覚特別支援学校(東京)から依頼を受け、11月1日、同校の文化祭で上演が決まったため、仙台でも中身を大幅に改訂して再演する。上演時間は2時間から1時間に短縮する一方、斎藤の教え子粟津キヨを第2の主人公とし、挫折を繰り返した斎藤の意志を粟津が受け継ぐ物語にした。
作・演出は芦口十三さん、リラの会のメンバーや地元の俳優らが出演する。
開演は午前11時、午後2時の2回。前売り券は2500円(当日500円増し)。障害者は半額。連絡先は竹井さん080(5000)4596。
仙台市の朗読グループ「朗読リラの会」(竹井真理子代表)は18日、青葉区の市福祉プラザで演劇「光に向かって咲け~斎藤百合の生涯」を上演する。戦前、視覚障害者の教育や社会参加に情熱を燃やした女性の生涯を描く。
主人公の斎藤は1891年、愛知県で生まれ、3歳の時、病気で失明した。偏見や差別と戦いながら結婚し、ヘレン・ケラーを招いて講演会を開催した。障害者の自立を目指して「盲女子高等学園」を設立したが、志半ばで1948年に亡くなった。
リラの会は2013年、「光に向かって咲け」を初演した。今回は斎藤の母校、筑波大付属視覚特別支援学校(東京)から依頼を受け、11月1日、同校の文化祭で上演が決まったため、仙台でも中身を大幅に改訂して再演する。上演時間は2時間から1時間に短縮する一方、斎藤の教え子粟津キヨを第2の主人公とし、挫折を繰り返した斎藤の意志を粟津が受け継ぐ物語にした。
作・演出は芦口十三さん、リラの会のメンバーや地元の俳優らが出演する。
開演は午前11時、午後2時の2回。前売り券は2500円(当日500円増し)。障害者は半額。連絡先は竹井さん080(5000)4596。