泉区生活支援ネットワーク

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モリヤ譲渡 伏見屋と基本契約 従業員は新会社が雇用

2011年05月25日 | Weblog
(「河北新報」平成23年5月24日(火)付け記事より引用)
 民事再生手続き中の食品スーパー、モリヤ(仙台市)は23日、酒類小売店を展開する伏見屋(秋田県仙北市)と事業譲渡に向けた基本契約を結んだ。管財人の吉田幸彦弁護士と東海林稔伏見屋社長らが仙台市内で記者会見して発表した。

 説明によると、伏見屋が19日付で設立した新会社「仙台物産」(仙台市)が、モリヤの宮城県内11店舗と経営権を譲り受ける。6月中旬をめどに正式契約し、仙台地裁の許可を得て、7月末の譲渡実現を目指す。

 「モリヤ」の名称は譲渡後も引き続き使用する。子会社を含めたモリヤの従業員約750人は7月末にいったん退職させ、大半を新会社が再雇用するという。

 債権者にはモリヤが譲渡金と預金などの資産を基に弁済し、会社としてのモリヤは清算する。一連の方針は再生計画案として10月25日の期限までに地裁に提出する。

 伏見屋は秋田県内で「酒のビッグバン」を経営し、宮城県内でスーパーを展開する「サンマリ」(仙台市)などを子会社に持つ。現在の運営店舗数は東北を中心に計48店。350億~400億円と見込むグループの年間売上高は、モリヤの買収で500億円を超える見通し。

 会見で伏見屋の東海林誠副社長は「仙台に拠点を持ちたいと考えていた。仙台発の地元スーパーを残し、地域に貢献したい」と説明した。


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