(「河北新報」令和2年1月23日(木)付け記事より引用)
県産食材を活用した給食メニューを競う「伊達な献立コンクール」で、本年度の最高賞に県立支援学校岩沼高等学園が選ばれた。入賞した七つのメニューは、31日まで県庁2階の食堂で提供している。
コンクールは県教委などが主催し、7回目。実際に学校で児童生徒に提供していることが条件で、県内の給食センターなど28施設から応募があり、7施設のメニューが入賞した。
岩沼高等学園の献立は、三陸産のノリを炊き込んだご飯、宮城県白石市産の鶏卵を使った千種焼き、地場野菜の漬物や汁物など。校内の農園で収穫した野菜をふんだんに使い、彩りも豊かだったことが評価された。
22日に県庁で会食会があり、伊東昭代教育長が同校の本橋由江栄養教諭に賞状を渡した。本橋さんは「価格を抑えながら食材をそろえるのは大変。家庭の献立作りの参考にしてもらえたらうれしい」と話した。
県庁食堂での入賞メニューの提供は日替わりで、一日限定75食。650円。