(2021年訪問)
※現在、大幅リニューアルされています。
・高砂温泉(旭川市高砂台8丁目235-1-5)
旭川市の高台に位置する昭和40年開業の入浴施設。
「仙人と天女の露天風呂」「お風呂のデパート」といったキャッチコピーが付けられており、北海道内ではいつから流れているのか分からない古くさいローカルCMが定番であった。
仙人姿のオヤジが女湯の露天風呂に現れ、入浴中の女性にお湯を掛けられるという内容である。
昭和の雰囲気ムンムンの館内の雰囲気を逆手に取り、「昭和レトロなスパホテル」というのがウリ。
……だったのだが、残念なことに2021年に大規模リニューアルが行われ、大浴場以外の館内設備(フロントやロビー、休憩室など)がごく普通の小奇麗なものになってしまった(レトロテイストは継承)。
下記写真はリニューアルの噂を聞きつけ、臨時休館前に滑り込みで撮影してきたものである事をご了承願いたい。
旭川市街地に入る手前で坂道を登ってゆき、駐車場へ入るとすぐさま「別府・マグマ海地獄泉」「中国漢方エキス薬湯」などと書かれた巨大看板がいくつも立ち、気分が高まる。
どこからか運び込まれた?巨大な岩々の上には「高砂丸」なるホンモノの船(遊覧船改造?)もある。
「スパホテル」なので宿泊棟もあるのだが、日帰り(大人600~850円)も可能。
券売機でチケットを買ってフロントに提示するのだが、もうロビーに入った途端からとてつもない。
いきなり数メートル超えの木彫りの置物や巨大な壺などに出迎えられる。
「高砂仙人伝説」という札が掲げられた木像は「中国四千年の深山より発見された銘木で刻った仙人像」との事で、頭をなでると幸せを招き長生き出来るのだとか……。
また、脇にはCMでお馴染みガビガビ昭和画質の仙人アンド天女の顔ハメが……。
顔を入れてSNSに画像アップすると入館料割引になるよ(現在は無し?)。
そしてフロント横に堂々と展開するのは、もうこの距離からでもワクワクがハンパない売店コーナー。
経営者の趣味なのだろうか?なぜかガラスケースには巨大な水晶やパワーストーンがみっちり。
ちゃんと値札が付いている(かなり良いお値段)。
その他、ロゴ入りのTシャツやタオルなどのオリジナルグッズ。
レトロなコンセプトを意識した味わい深いデザインで、一部でその充実度が話題となった。
某・元国民的アイドルの女優がインスタで着ていたことも。
海外から集めた?小物類やアンティーク雑貨なども販売……。
さてこちらは売店の隣にある、入浴者の休憩コーナー。
古今東西あらゆる国のオブジェがあちこちに置かれているうえ、くつろぐ椅子にもずいぶん立派な彫刻が施されている。
シカの剥製、絵画など、この脈略の無いごっちゃり感……。あぁ大好き。
年代物のゲーム機が置かれた娯楽スペースと、その向こうには軽食コーナー。壁にはレコードのコレクションが掛かり、近くにはジュークボックスも。
昭和感満載の「チャンスマシーン(ガチャガチャ?)」の中には、これまた古臭いライターや小物類。ちゃんと動いているのかな。
早く大浴場へと行きたいところだが、もうすこし館内を巡ってみよう。
続く。
※現在、大幅リニューアルされています。
・高砂温泉(旭川市高砂台8丁目235-1-5)
旭川市の高台に位置する昭和40年開業の入浴施設。
「仙人と天女の露天風呂」「お風呂のデパート」といったキャッチコピーが付けられており、北海道内ではいつから流れているのか分からない古くさいローカルCMが定番であった。
仙人姿のオヤジが女湯の露天風呂に現れ、入浴中の女性にお湯を掛けられるという内容である。
昭和の雰囲気ムンムンの館内の雰囲気を逆手に取り、「昭和レトロなスパホテル」というのがウリ。
……だったのだが、残念なことに2021年に大規模リニューアルが行われ、大浴場以外の館内設備(フロントやロビー、休憩室など)がごく普通の小奇麗なものになってしまった(レトロテイストは継承)。
下記写真はリニューアルの噂を聞きつけ、臨時休館前に滑り込みで撮影してきたものである事をご了承願いたい。
旭川市街地に入る手前で坂道を登ってゆき、駐車場へ入るとすぐさま「別府・マグマ海地獄泉」「中国漢方エキス薬湯」などと書かれた巨大看板がいくつも立ち、気分が高まる。
どこからか運び込まれた?巨大な岩々の上には「高砂丸」なるホンモノの船(遊覧船改造?)もある。
「スパホテル」なので宿泊棟もあるのだが、日帰り(大人600~850円)も可能。
券売機でチケットを買ってフロントに提示するのだが、もうロビーに入った途端からとてつもない。
いきなり数メートル超えの木彫りの置物や巨大な壺などに出迎えられる。
「高砂仙人伝説」という札が掲げられた木像は「中国四千年の深山より発見された銘木で刻った仙人像」との事で、頭をなでると幸せを招き長生き出来るのだとか……。
また、脇にはCMでお馴染みガビガビ昭和画質の仙人アンド天女の顔ハメが……。
顔を入れてSNSに画像アップすると入館料割引になるよ(現在は無し?)。
そしてフロント横に堂々と展開するのは、もうこの距離からでもワクワクがハンパない売店コーナー。
経営者の趣味なのだろうか?なぜかガラスケースには巨大な水晶やパワーストーンがみっちり。
ちゃんと値札が付いている(かなり良いお値段)。
その他、ロゴ入りのTシャツやタオルなどのオリジナルグッズ。
レトロなコンセプトを意識した味わい深いデザインで、一部でその充実度が話題となった。
某・元国民的アイドルの女優がインスタで着ていたことも。
海外から集めた?小物類やアンティーク雑貨なども販売……。
さてこちらは売店の隣にある、入浴者の休憩コーナー。
古今東西あらゆる国のオブジェがあちこちに置かれているうえ、くつろぐ椅子にもずいぶん立派な彫刻が施されている。
シカの剥製、絵画など、この脈略の無いごっちゃり感……。あぁ大好き。
年代物のゲーム機が置かれた娯楽スペースと、その向こうには軽食コーナー。壁にはレコードのコレクションが掛かり、近くにはジュークボックスも。
昭和感満載の「チャンスマシーン(ガチャガチャ?)」の中には、これまた古臭いライターや小物類。ちゃんと動いているのかな。
早く大浴場へと行きたいところだが、もうすこし館内を巡ってみよう。
続く。