※「ホルマリンのリハビリテーション・シリーズ」
仕事の辛さと人間関係のストレスで、すっかり元気が無くなってしまった管理人、ホルマリン。
ブログにも手が付けられなくなってしまい、気付けば放置してから早3ヶ月!?
「このままではブログのお友達が遠ざかっていってしまう!」とようやく危機を感じ、何とか更新してみようと思いました。
まずは溜まりに溜まったネタのうち、簡単に更新できそうな単発ネタから少しずつお届けします。
中途半端になってしまったままの本州ネタは、もう少し元気が出てから必ず更新します!もうちょっと待っててね!
ということで。
~「オバケ川」が見たい~
…その不思議な名前の川の存在を知ったのは、確か小学生ぐらいだったかなぁ。
夕方のワイドショーで、「北海道の不思議情報に迫る!」という、今回の企画みたいな、いかにも私が好きそうなコーナーが放送されていたんですね(その時から私は変人でしたw)。
で、週に1回のその企画、私はいつも楽しみにしていたわけです。
毎回、過去放映分の映像が何個か流れてからコーナーがスタート!という流れだったのですが、その中でいつも一番気になっていたのが「オバケ川」と書かれた看板の映像。
オバケ川!!??なんじゃこりゃ!!!
さすがにヘンテコすぎる名前なので合成映像かと思ってしまったぐらいですが、後日気になって調べてみたところ。
本当にあるじゃん。日高に。
場所は浦河町から少し内陸に入った道道746号沿い。
札幌からあまりにも離れた辺鄙な場所にあるため、気になってはいたものの長らく訪問できずにいました。
しかし先日、その看板を実際に見たという女の子が現れました。すぐに通り過ぎてしまったのでずっと気になっているのだそう。
仕方ないなぁ~、連れて行ってあげましょう!!(笑)
…というのが今年の4月上旬のお話。(^_^;)
4月頭のとある休日、オバケ川を目指し、海沿いの235号線を延々と南下。日高自動車道は富川で早々と途切れてしまい、そこからはずっと一般道です。
平取町から南部は初めて訪れましたが、やはり随分と距離がありますね…(^_^;)
浦河の中心街を過ぎ、236号線→746号線へ。
寒々しい風景の中、山間部へ向けて走ります。
両脇に広がっていたサラブレット牧場がだんだんと途切れて来たな、と思ったその時。
枯れ草の中にポツンと立つ看板が!!思わず急停車!
…あった。
そして肝心の川は?
路肩に車を停めて、さっそく降りてみます。
これが「オバケ川」。
おどろおどろしい(?)名前とは裏腹に、ずいぶんと流れの穏やかな小川でした。
透き通ったその流水には日高山系の雪解け水も含まれているのかな?
実は「オバケ川」の名前の由来は詳しくは分かっていないそうです。
北海道にはアイヌ語由来の変わった名前の川がいくつかあり、この川もたまたま「お化け」の発音と一緒になったのだろう…と考えていたのだが、どうやらアイヌ語とは関係なさそうなのだとか。
一説には、古老がこの辺りで木を切る作業をしていた時、どこからか鈴の音や話し声が聞こえてきて、でも周囲には誰も居ない…という不思議な体験をした事から、それこそ「お化け」に由来した名前が付いたという話もあります。
…とは言っても、自宅の近くを流れる小さい川とほとんど変らない、ごく普通の川だな…
と思いきや、何か様子がおかしい。
周囲には生々しい獣の臭いが漂っていました。この蹄を見るにエゾシカでしょうか??
散乱した足の骨のひとつには、まだ多少の肉が付いていた物もあったので、比較的最近の物でしょう…。
日高地方は競走馬の産地だけあって、オバケ川の周辺にはサラブレットの牧場がたくさんあります。
日高名物「馬横断注意」の標識もあり、来る途中に本当に馬が道路を横断していて笑ってしまった場面もありました。
あの散乱した骨や毛は恐らくヒグマによるものでしょうが、飼われている馬にもその被害が及ばない事を願うばかりですね…。
偶然見つけた思わぬ光景に、「オバケ川」の名前が少しだけ怖く感じたホルマリンなのでした。
~「オバケ川」が見たい~
完。
※近いうちに更新したいネタ
・『ドムドムバーガーが食べたい』
・『こちらも珍名川「ヤリキレナイ川」』
・『襟裳岬「風の館」』
できれば10月中には…
仕事の辛さと人間関係のストレスで、すっかり元気が無くなってしまった管理人、ホルマリン。
ブログにも手が付けられなくなってしまい、気付けば放置してから早3ヶ月!?
「このままではブログのお友達が遠ざかっていってしまう!」とようやく危機を感じ、何とか更新してみようと思いました。
まずは溜まりに溜まったネタのうち、簡単に更新できそうな単発ネタから少しずつお届けします。
中途半端になってしまったままの本州ネタは、もう少し元気が出てから必ず更新します!もうちょっと待っててね!
ということで。
~「オバケ川」が見たい~
…その不思議な名前の川の存在を知ったのは、確か小学生ぐらいだったかなぁ。
夕方のワイドショーで、「北海道の不思議情報に迫る!」という、今回の企画みたいな、いかにも私が好きそうなコーナーが放送されていたんですね(その時から私は変人でしたw)。
で、週に1回のその企画、私はいつも楽しみにしていたわけです。
毎回、過去放映分の映像が何個か流れてからコーナーがスタート!という流れだったのですが、その中でいつも一番気になっていたのが「オバケ川」と書かれた看板の映像。
オバケ川!!??なんじゃこりゃ!!!
さすがにヘンテコすぎる名前なので合成映像かと思ってしまったぐらいですが、後日気になって調べてみたところ。
本当にあるじゃん。日高に。
場所は浦河町から少し内陸に入った道道746号沿い。
札幌からあまりにも離れた辺鄙な場所にあるため、気になってはいたものの長らく訪問できずにいました。
しかし先日、その看板を実際に見たという女の子が現れました。すぐに通り過ぎてしまったのでずっと気になっているのだそう。
仕方ないなぁ~、連れて行ってあげましょう!!(笑)
…というのが今年の4月上旬のお話。(^_^;)
4月頭のとある休日、オバケ川を目指し、海沿いの235号線を延々と南下。日高自動車道は富川で早々と途切れてしまい、そこからはずっと一般道です。
平取町から南部は初めて訪れましたが、やはり随分と距離がありますね…(^_^;)
浦河の中心街を過ぎ、236号線→746号線へ。
寒々しい風景の中、山間部へ向けて走ります。
両脇に広がっていたサラブレット牧場がだんだんと途切れて来たな、と思ったその時。
枯れ草の中にポツンと立つ看板が!!思わず急停車!
…あった。
そして肝心の川は?
路肩に車を停めて、さっそく降りてみます。
これが「オバケ川」。
おどろおどろしい(?)名前とは裏腹に、ずいぶんと流れの穏やかな小川でした。
透き通ったその流水には日高山系の雪解け水も含まれているのかな?
実は「オバケ川」の名前の由来は詳しくは分かっていないそうです。
北海道にはアイヌ語由来の変わった名前の川がいくつかあり、この川もたまたま「お化け」の発音と一緒になったのだろう…と考えていたのだが、どうやらアイヌ語とは関係なさそうなのだとか。
一説には、古老がこの辺りで木を切る作業をしていた時、どこからか鈴の音や話し声が聞こえてきて、でも周囲には誰も居ない…という不思議な体験をした事から、それこそ「お化け」に由来した名前が付いたという話もあります。
…とは言っても、自宅の近くを流れる小さい川とほとんど変らない、ごく普通の川だな…
と思いきや、何か様子がおかしい。
周囲には生々しい獣の臭いが漂っていました。この蹄を見るにエゾシカでしょうか??
散乱した足の骨のひとつには、まだ多少の肉が付いていた物もあったので、比較的最近の物でしょう…。
日高地方は競走馬の産地だけあって、オバケ川の周辺にはサラブレットの牧場がたくさんあります。
日高名物「馬横断注意」の標識もあり、来る途中に本当に馬が道路を横断していて笑ってしまった場面もありました。
あの散乱した骨や毛は恐らくヒグマによるものでしょうが、飼われている馬にもその被害が及ばない事を願うばかりですね…。
偶然見つけた思わぬ光景に、「オバケ川」の名前が少しだけ怖く感じたホルマリンなのでした。
~「オバケ川」が見たい~
完。
※近いうちに更新したいネタ
・『ドムドムバーガーが食べたい』
・『こちらも珍名川「ヤリキレナイ川」』
・『襟裳岬「風の館」』
できれば10月中には…