ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

岩戸観音堂

2015-07-22 17:23:45 | ホルマリン漬け北海道 珍スポット編
(2008年撮影)札幌市南区定山渓温泉東3丁目(拝観料・300円)



 札幌市・定山渓温泉街の少し奥の方に、岩戸観音堂はある。一見ただの小さな御堂だが、なんとこの御堂の奥には奥行きが120メートルもある洞窟が伸びている。
 昭和11年に、二代目地崎宇三郎という人物が、小樽・定山渓間自動車道路工事で亡くなった方々を供養するために掘り進め作ったいうこの洞窟。狭くて薄暗い洞窟内には、33体もの観音様の像が安置されている。1体1体にそれぞれご利益があり、すべての観音様を拝めば何か良いことありそうだ。
 薄暗い洞窟内に浮かび上がる33体の観音像・・・。少し恐怖を感じてしまうが、ここはこらえて、1体1体に悩みごとでも相談してみてはどうだろうか。





もともとは手彫りでゴツゴツしていて天井の低いものだったが、昭和43年、定山渓観光協会が整備したという。しかし、今でも天井から水がしたたり落ちたりしていて、中々に不気味である。
そして洞窟の終点はこんな風になっていた。小さな斜面を1つくり抜いていることになる。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佛願寺・大涅槃堂

2015-07-22 17:08:08 | ホルマリン漬け北海道 珍スポット編
(2008年撮影)札幌市南区石山東6丁目1-24

超特大黄金涅槃大仏堂々就寝中。


 札幌市・南区石山の住宅街。真駒内方向から「芸術の森」へ続くごく普通の道路を走っていると、突然右手に特大の大仏様が現れてビックリ仰天する。札幌の新たな珍スポット、「佛願時・大涅槃堂」だ。
 実はこの場所、かなり以前から存在していて、僕が小さいころには10メートルほどの、金のペンキの剥げた大仏様がポツンと(しかしこちらもそこそこ目立っていた)置いてあるだけであった。しかし2008年にリニューアルが行われ、この2代目がドド~ンと設置された。その大きさ、なんと45メートル!シロナガスクジラよりもデカイ。
 この大仏様、驚いたことに、かつて恵山町に存在していた伝説の珍スポット、「恵山モンテローザ」から移築したものだという。移築・復元されて間もないころには道内の数々のTV番組で紹介され、「どさんこワイド」では明石さんがレポートに訪れ、今となっては懐かしい「タカトシのどぉ~だ!」ではお笑い芸人のハリセンボンがやってきたらしい!!
 今回、移築が終了してから初めてこの場所にやってきた。すると、大仏の前に新たに建物が建っている。駐車場に入ると、その建物内から女性が。どうやらこの施設のスタッフらしい。「写真撮ってもいいですか」と聞くと、建物内に案内される。建物内のありがたい絵や供養祭などの説明を受けた後、いよいよ大仏様とご対面。しかし遠くから眺めるのみ。大仏様の寝ていらっしゃる建物にも入ってみたかったが、黒い線(いま自分が立っている場所)から先へ行ってはだめらしい。残念。
 その後、供養などの勧誘をされたが、あいにくお金を持ち合わせていなかったので、すべて断ってしまった。しかし、女性スタッフは最後まで僕を丁寧に案内して下さり、帰り際にはお守りのミサンガまでもらってしまった。本当にありがとうございました。


大きさを比較できるものがあまりないのが残念である。
大仏の下の建物には、初代の大仏が安置されているという噂だが、本文でも述べたとおり、入ることができなかったので、未確認である。


・激レア!建設途中の図



実はこの場所、大仏の建設途中にも一度訪れている。鉄骨・つなぎ目丸見えの大仏や、駐車場に数々の部品が並べられている光景は、かなりインパクトがある。大仏の建設途中なんて、めったに見られるものではない。間違いなく、今となってはレアな写真である(得意げ)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする