ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

夏の札幌近郊タコ調査!!(前編)

2015-07-25 01:44:37 | 北海道内の旅行・風景
♪まーぶしい~ 太陽のキラメキ~のなーかで~、
とーびき~り~ 熱いままで恋を~した~いよ~♪


夏は一番好きな季節です!(^-^)
…でも恋をする相手がいない。まずそんな事してる時間もない。ふへへ…。(←きもちわるいよ!)
どうも。ホルマリンです。


さて。最近はホームページの旧記事ばかり更新していますが、あまり過去の物ばかりアップしていてもつまらないですよね。
皆さんに手抜きだと思われたくないので、今回は新作記事を。
数週間前に行ってきたものです。

おもしろ公園ぐらんぷり 番外編
~夏の札幌近郊タコ調査!!~

ストレスが積み重なってタコすべり台が無性に見たくなってきたので(笑)、以前から考えていた日帰りツアーを決行する事にしました。
札幌に存在するタコすべり台といえば、以前に記事にも書いた太平公園(北区篠路)のみですが、札幌の隣に位置する北広島市と江別市には合わせて3台ものタコすべり台があるらしい!
それらをチャリでいっぺんに巡って思う存分鑑賞しましょう、という企みです!(^-^)

これまた酔狂なバカ企画を…」とか思わないで、どうかお付き合いください!!

7月8日。

12:00、まずは北広島に向けて出発!
気持ちいいほどの快晴で日差しは強いですが、それほど暑くはなく絶好のサイクリング日和です!


白石ここロード(旧白石サイクリングロード)に入ります。

12:30 虹の橋を渡る。

厚別川に架かる歩行者・自転車専用の橋です。川を覗き込むと国鉄千歳線の橋脚跡を見る事も出来ます!
なお、すぐ傍には巨大宗教施設が建設中。

12:45 北広島市に入る。

この辺りから森の中を進むサイクリングロードとなるため、非常に気持ちがいいです♪

・自転車の駅

しばらく進み、北広島駅に向かう途中に現れます。
「自転車の駅」といってもトイレとレンタサイクルがあるだけの小さな場所です…。

並走するJR千歳線を渡り、緩やかな下り勾配を進んでいくと次第に住宅が増えてきて…。
北広島市の中心部へと入って行きます。

13:10 北広島駅に到着!


自転車乗り入れ可です♪


少し駅の中で休憩後、いよいよ目的の公園に向けて出発。

北広島は自転車利用に積極的な街のようで、道路を超えるスロープや自転車置き場など、設備が立派で自転車好きには嬉しい限り。
駅からも再び歩行者・自転車専用の遊歩道が延びています。


そして…。
道路がちょうど二股に分かれる部分に、その公園はありました。

13:25、最初の目的地に到着!!

「やまぶき公園」(北広島市広葉町)

さっそく中へ入ると、閑散とした広場の中心に堂々と…いらっしゃいました。


タコすべり台!♪




なんとも言えない微妙~なピンク色が独特。
近年塗り替えられたのか肌質(?)は綺麗ですが、1972年に設置されたなかなかの年代物のようです。
目やハチマキが無いので、札幌の太平公園のタコと比べると愛嬌が足りない感じですね…(^_^;)
丸いアタマの中は空洞になっていて、内部はなかなかの広さ(大人げなく入ってみたw)。
そこから滑る部分が四方八方に、それこそタコよろしくいくつも延びているので意外と複雑な構造をしています(*^_^*)。


13:50。公園内のベンチで昼食後、次の公園へ向けて出発。
北広島にはもう一か所、素敵なタコすべり台の公園があるとの事でしたが…。


この遊歩道は市内をぐるっと一周する作りになっているようです♪
(写真サイズミスりました…分かりづらくてすいません…)

この辺一帯に広がる「北広島団地」は、フィンランドの「タピオラ」を意識して造成が行われたそうです。
…知らなかった。ていうかタピオラってどこやねん。


北広島の地名は、1800年代後半に広島からの入植者によって開拓された地である事に由来します。1996年の市制までは広島町と呼ばれていました。
しかし施設名など、まだ「広島」の名前が残っているようですね。(^-^)

遊歩道は広大な「緑葉公園」を抜け、ぐるっとカーブしながら続いています。
…あれっ、遊歩道に沿って2つめのタコ公園があるはずなんだけど…。この辺なのに見あたらない(汗)。

14:13、「あさがお公園」(北広島市緑陽町)に到着。


情報によると、ここが北広島2つ目のタコ生息地。
しかし。
タコが見当たらないうえに不自然に広いスペース。遊具も新しいものばかり。
イヤな予感しかねぇ…。



急いで調べてみると…やはり。
2012年に撤去されてしまったようです(泣)。
原因は老朽化。近所の方に惜しまれつつ消えていったようです。
ここのタコは他と比べてズングリしており、ボテッとした頭や触手が魅惑的な超絶リアルなタコだったようで、ぜひ見てみたかったですね…(;O;)。
(在りし日の姿、気になる方はこちらのサイトへ。)


いや~、これは想定外でした。自分のリサーチ不足ですね(^_^;)。
タコすべり台は次第に数が減っていると言われていますが、そんな現状を生々しく実感するツアーになってしまいました…。

次回!後編です。
気を落とさず江別市へ!
壮絶なハチマキたこさん登場!

続く。