昭和自販機の聖地「オートレストラン鉄剣タロー」訪問記、前回からの続きです!
トーストサンド自販機
ハンバーガー自販機と仲良く並ぶこちら。個人的に昭和自販機の中ではいちばん好きな筐体なんですよね~♪せっかくなのでこちらも購入しましょう(^-^)。
以前述べましたが、このタイプの自販機は昭和50(1975)年から昭和55(1980)年までの5年間のみ製造されていたもので、稼働機で現存するものは全国に20数台ほどらしいです!
そんなトースト自販機、私は1年前の千葉でも対面しているので、何だかんだ言って利用するのは2回目。これはもう相当恵まれていると言わざるを得ないですね(笑)。…幸せです。
こちらのお店ではハムサンド220円のみ販売。やはりボタンは片方が封鎖されており、残る1つだけが稼働。
お金を入れて押しごたえのないボタンをふにゃんと押すと、「トースト中」のランプが可愛らしくポッポッと光ります。
40秒ほど待つと、熱い鉄板でプレスされたペラペラのトーストが、アルミホイルに包まれてストーンと落ちてきます(^-^)。
取り出し口を開けたとたんに漂うこげた匂い(笑)。昨年の千葉県・24丸昇では問題なく持てるくらいの温かさでしたが、今回はホイルが超熱い!!端っこを持って急いでテーブルへ。
ペリペリと開けてみると、パンの縁は焦げてしまっていますが、全体の焼き加減は…、まぁ多少黒っぽいですかね…(^_^;)。
普通のハムサンドかと思いきや、食べてみるとコショウとカラシが利いていて鼻が痛くなるほどでした(笑)。しかし嫌いな味ではない。普通に美味しい。
こちらのトーストも、ハンバーガーと同じく群馬県の「マルイケ食品」が納品しているらしいです。
ここの商品って、味に独特のアクセントがあるんですね。
食後に店内を探検。
店の右半分、なぜかだだっ広いスペースが。奥には何やら物騒な落書きが。
…説明によると、どうやらこのスペースは園子温監督の映画『TOKYO TRIBE』(2014)の撮影で使用された場所なのだとか!当時のセットをそのまま残していたんですね!
決してヤンキーのたまり場ではありません(笑)。
うどん自販機
こちらも今となっては貴重な存在ですね♪
自販機マニアに「御三家」と呼ばれている3種類の自販機すべてを、ここでは味わう事が出来るのです!(^-^)
こちらでは「そば」の販売は行っておらず、300円のうどんのみ販売。ハンバーガーやトーストとは異なり、こちらのうどんは店のオーナーさんが隣の調理場で調理し、補充しているのだそうです。値段の割に具材が豪華だと評判のようです。
オーナーさんはとても気が利く方のようで、自販機には案内や注意書きの紙がたくさん。ぶらさがったうどんの食べ方マニュアルには、ご丁寧に
「味が薄いというご指摘がありますが、少量のタレにお湯が足されて出てくるので混ざっていないのです。混ぜて頂いてちょうどよい濃さになるような味調整となっています」という旨が書かれていました(*^_^*)。
…なお「うどん自販機」、ハンバーガーとトーストですっかり満足してしまっていたので今回は購入せず。やっぱ食べておいたほうが良かったかな??
中身が気になる方は昨年2月の千葉県で自動販売機とふれあう旅 その1をご参照ください(^^;)
見学中、ちょうどオーナーの女性がお盆を持ってやってきて、うどん自販機の補充をされていました。
自販機の中も撮影させて頂きまして、どうもありがとうございました(他のお客さんも撮影していましたw)
約1時間少々の滞在中、オーナーさんは何度か店まで見に来て、各自販機の内部をこまめに確認していました。こういったオーナーさんのマメな性格が、紙媒体のあらゆる案内や注意書きとなって店全体に表れているのですね(*^_^*)。
…そして、昭和の自販機が元気に稼働しているのも、この人の努力あるからこそですよね。
店の中央部には「駅ノート」ならぬ「オートレストラン・ノート」が何冊もキレイに整頓されて置かれており、壁にはココが紹介された雑誌や書籍の案内が嬉しそうに掲示されていました(^-^)。周辺の観光ガイドまで貼られていますよ!
…やはり(その筋の人には)有名なスポットだけあって、ノートにはかなりの書き込みがありますね。いろいろ読んでいるだけでも充分楽しいです。
年代物の「アイスクリーム自販機」もありました!
…センス抜群のレイアウト!!残念ながら、こちらは故障中でした…。
機械に貼られた説明によると、数年前までは稼働していたそうなのですが、部品の替えが無いので直そうにも直せない状況らしいです…(;O;)
ハンバーガーやトースト自販機もこのような事にならなければいいんですけど…(^_^;)。
これにて「オートレストラン鉄剣タロー」の見学は終了です。
入店時はお客さんが少なく意外に感じましたが、滞在中はひっきりなしに自販機目当てのお客さんが出入りしており、予想通りといった感じでした(*^_^*)。その客層は家族連れであったり、若者のグループであったり、7~8人の団体さんであったり…。
あらためて、この場所の人気ぶりを感じました。
みなさん、今時これほどの昭和ムードを満喫できるお店は貴重ですよ!機械があればぜひ訪問してみてください♪(^-^)
↑店のウラの建設会社敷地内に居た方々。夢に出てきそう。
(特に左から2番目wこっち見ないでwww)
完。
トーストサンド自販機
ハンバーガー自販機と仲良く並ぶこちら。個人的に昭和自販機の中ではいちばん好きな筐体なんですよね~♪せっかくなのでこちらも購入しましょう(^-^)。
以前述べましたが、このタイプの自販機は昭和50(1975)年から昭和55(1980)年までの5年間のみ製造されていたもので、稼働機で現存するものは全国に20数台ほどらしいです!
そんなトースト自販機、私は1年前の千葉でも対面しているので、何だかんだ言って利用するのは2回目。これはもう相当恵まれていると言わざるを得ないですね(笑)。…幸せです。
こちらのお店ではハムサンド220円のみ販売。やはりボタンは片方が封鎖されており、残る1つだけが稼働。
お金を入れて押しごたえのないボタンをふにゃんと押すと、「トースト中」のランプが可愛らしくポッポッと光ります。
40秒ほど待つと、熱い鉄板でプレスされたペラペラのトーストが、アルミホイルに包まれてストーンと落ちてきます(^-^)。
取り出し口を開けたとたんに漂うこげた匂い(笑)。昨年の千葉県・24丸昇では問題なく持てるくらいの温かさでしたが、今回はホイルが超熱い!!端っこを持って急いでテーブルへ。
ペリペリと開けてみると、パンの縁は焦げてしまっていますが、全体の焼き加減は…、まぁ多少黒っぽいですかね…(^_^;)。
普通のハムサンドかと思いきや、食べてみるとコショウとカラシが利いていて鼻が痛くなるほどでした(笑)。しかし嫌いな味ではない。普通に美味しい。
こちらのトーストも、ハンバーガーと同じく群馬県の「マルイケ食品」が納品しているらしいです。
ここの商品って、味に独特のアクセントがあるんですね。
食後に店内を探検。
店の右半分、なぜかだだっ広いスペースが。奥には何やら物騒な落書きが。
…説明によると、どうやらこのスペースは園子温監督の映画『TOKYO TRIBE』(2014)の撮影で使用された場所なのだとか!当時のセットをそのまま残していたんですね!
決してヤンキーのたまり場ではありません(笑)。
うどん自販機
こちらも今となっては貴重な存在ですね♪
自販機マニアに「御三家」と呼ばれている3種類の自販機すべてを、ここでは味わう事が出来るのです!(^-^)
こちらでは「そば」の販売は行っておらず、300円のうどんのみ販売。ハンバーガーやトーストとは異なり、こちらのうどんは店のオーナーさんが隣の調理場で調理し、補充しているのだそうです。値段の割に具材が豪華だと評判のようです。
オーナーさんはとても気が利く方のようで、自販機には案内や注意書きの紙がたくさん。ぶらさがったうどんの食べ方マニュアルには、ご丁寧に
「味が薄いというご指摘がありますが、少量のタレにお湯が足されて出てくるので混ざっていないのです。混ぜて頂いてちょうどよい濃さになるような味調整となっています」という旨が書かれていました(*^_^*)。
…なお「うどん自販機」、ハンバーガーとトーストですっかり満足してしまっていたので今回は購入せず。やっぱ食べておいたほうが良かったかな??
中身が気になる方は昨年2月の千葉県で自動販売機とふれあう旅 その1をご参照ください(^^;)
見学中、ちょうどオーナーの女性がお盆を持ってやってきて、うどん自販機の補充をされていました。
自販機の中も撮影させて頂きまして、どうもありがとうございました(他のお客さんも撮影していましたw)
約1時間少々の滞在中、オーナーさんは何度か店まで見に来て、各自販機の内部をこまめに確認していました。こういったオーナーさんのマメな性格が、紙媒体のあらゆる案内や注意書きとなって店全体に表れているのですね(*^_^*)。
…そして、昭和の自販機が元気に稼働しているのも、この人の努力あるからこそですよね。
店の中央部には「駅ノート」ならぬ「オートレストラン・ノート」が何冊もキレイに整頓されて置かれており、壁にはココが紹介された雑誌や書籍の案内が嬉しそうに掲示されていました(^-^)。周辺の観光ガイドまで貼られていますよ!
…やはり(その筋の人には)有名なスポットだけあって、ノートにはかなりの書き込みがありますね。いろいろ読んでいるだけでも充分楽しいです。
年代物の「アイスクリーム自販機」もありました!
…センス抜群のレイアウト!!残念ながら、こちらは故障中でした…。
機械に貼られた説明によると、数年前までは稼働していたそうなのですが、部品の替えが無いので直そうにも直せない状況らしいです…(;O;)
ハンバーガーやトースト自販機もこのような事にならなければいいんですけど…(^_^;)。
これにて「オートレストラン鉄剣タロー」の見学は終了です。
入店時はお客さんが少なく意外に感じましたが、滞在中はひっきりなしに自販機目当てのお客さんが出入りしており、予想通りといった感じでした(*^_^*)。その客層は家族連れであったり、若者のグループであったり、7~8人の団体さんであったり…。
あらためて、この場所の人気ぶりを感じました。
みなさん、今時これほどの昭和ムードを満喫できるお店は貴重ですよ!機械があればぜひ訪問してみてください♪(^-^)
↑店のウラの建設会社敷地内に居た方々。夢に出てきそう。
(特に左から2番目wこっち見ないでwww)
完。